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マンションの大規模修繕にテレビアンテナ工事は必要?工事のパターンと事例を紹介

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マンションの大規模修繕にテレビアンテナ工事は必要?工事のパターンと事例を紹介

2024年09月04日

マンション 大規模修繕 アンテナ

マンションの大規模修繕の際には、テレビアンテナ工事をおこないましょう。

テレビアンテナやブースターの交換時期は、長くても15年ほどと言われています。10年〜15年に一度の頻度でおこなわれる大規模修繕でテレビアンテナ工事もおこなえば、適切なタイミングでメンテナンスができるので、テレビアンテナや周辺機器の寿命によるトラブルを未然に防げますよ。

テレビアンテナが故障していない場合でも、周辺環境の変化による受信状況の変化や、4K8K放送のような新たな規格へ対応するためにも、定期的なメンテナンスや設備の交換は重要です。

また、地デジはケーブルテレビで共有している場合でも、衛星放送はBS/110度CSアンテナを設置することで、物件の資産価値を高めて居住者の満足度も向上させられます。

本記事では、マンションの大規模修繕におけるテレビアンテナ工事の必要性や、共有状況ごとの工事パターンなどについて解説するのでぜひ最後までご覧ください。

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マンションの大規模修繕時にテレビアンテナ工事をするのがベスト

マンションの大規模修繕の際に、テレビアンテナ工事をおこなうことをおすすめします。

テレビアンテナやブースターの交換時期は、長くても15年ほどと言われていますが、マンションの場合は高い位置に取り付けられるため、強風により戸建てより早く劣化する可能性が高いです。

また、故障していなくても、地上アナログ放送から地上デジタル放送への移行や、衛星放送の新規格(4K8K放送)の登場といった、テレビ視聴に関わる大きな変化へ対応するために、使用する設備を新しい規格に交換する必要があります。

10年〜15年に一度の頻度でおこなうマンションの大規模修繕時にテレビアンテナ工事をおこなえば、適切なタイミングでメンテナンスができるので、テレビアンテナや周辺機器の寿命によるトラブルを未然に防げますよ。

マンションの大規模修繕でおこなうテレビアンテナの工事パターン

ここからは、マンションの大規模修繕の際におこなう、テレビアンテナ工事のパターンを、地デジ、衛星放送、ケーブルテレビの共有状況ごとに解説します。

地デジのみ設置している場合

地デジのテレビアンテナのみを設置しているマンションの場合は、現在設置している地デジアンテナのメンテナンスが必要です。

本体が経年劣化しているときは、アンテナそのものを新しく交換することをおすすめします。劣化しているアンテナを放置していると、突然地デジが映らなくなる可能性がありますよ。

また、アンテナを設置してから年数が経っていると、物件の周辺環境が変わっていることも想定されます。これにより、地デジ電波の受信性能が低下している可能性があるため、アンテナの種類や設置場所をあらためることで、居住者の視聴環境を快適にすることが期待できますよ。

地デジと衛星放送の2つアンテナを設置している場合

地デジに加えて、衛星放送も視聴できるマンションの場合は、大規模修繕でそれぞれのアンテナのメンテナンスが必要です。

とくに衛星放送の場合、新規格の4K8K放送開始以前にアンテナを設置したのであれば、旧式のBS/110度CSアンテナを設置しているマンションが多いかと思います。

現在の製品は、衛星放送用1台のアンテナでBS、CS、4K8K放送の視聴が可能です。対応アンテナに取り換えることで、視聴チャンネルのラインナップが広がり、居住者に喜ばれるしょう。

ただし、衛星放送用のアンテナと地デジ用のアンテナが1台でまかなえるものは現在なく、衛星放送も地デジも両方視聴できるようにするためにはアンテナが2つ必要なので注意してください。

ケーブルテレビと衛星放送用のアンテナを併用している場合

地デジはケーブルテレビで受信し、衛星放送はBS/110度CSアンテナで受信し視聴できるようにしているマンションは少なくありません。

この場合は、ケーブルテレビを受信するために設置している保安器と、BS/110度CSアンテナとのメンテナンスが必要があります。

アンテナ同様に保安器の交換目安も約10年〜15年のため、大規模修繕で交換するのが最適です。保安器のメンテナンスは、契約しているケーブルテレビ会社に問い合わせてみてください。

また、メンテナンスを機に衛星放送用のBS/110度CSアンテナを4K8K対応アンテナに交換すれば、資産価値を高められて、居住者の満足度を高められますよ。

ライフテックスでは、マンションのBS/110度CSアンテナのみの工事も承っています。お見積もりは無料なので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね。

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衛星放送用のアンテナを新たに設置する場合

現在まで地デジアンテナのみを設置していて、大規模修繕のタイミングで衛星放送を追加したいと考えているマンションの管理者やオーナーもいるでしょう。

この場合は、地デジアンテナのメンテナンスと同時に衛星放送用のBS/110度CSアンテナを新設することで実現します。

既存の居住者の満足度を向上できるだけでなく、新たな入居希望者にも地デジに加えて衛星放送の4K8Kが視聴できる物件とアピールできますよ。

マンションで地デジを見るために必要な設備

戸建てで地デジを見るには、テレビアンテナ本体、ケーブル、ブースター、分配器、などが必要です。

一方、マンションの場合は、規模が大きくなります。ここからは、どのようなマンションで地デジを見るために必要な設備について詳しく解説します。

共同受信用UHFアンテナ

共同受信用アンテナは、マンションやビルの屋上に設置される、地デジの電波を受信するためのテレビアンテナです。

テレビアンテナと聞くと戸建て住宅に設置されているものをイメージする方がいるかもしれませんが、家庭用アンテナとは異なります。

マンションやビルなどに共同受信用アンテナを設置すると、受信した電波は有線ケーブルを通じて建物全体に配信されます。その信号を利用して、全住戸でテレビが視聴できるようになるのです。

マンションでは居住者がそれぞれアンテナを設置や管理するケースもありますが、共同受信用アンテナが設置されていると個人で設置や管理する必要がないので、入居者の満足度が高くなるでしょう。

また、共同受信用アンテナはマンションやビルの屋上のような高所に設置されることが一般的なため、強風に対応できる「アルミ仕様」や「ステンレス仕様」など強度が高い仕様になっています。家庭用アンテナに比べて機能性が高くなっているといえるでしょう。

ライちゃん

共同受信用アンテナについてもっと知りたい方は
関連記事をご覧ください。

共同受信用BS/110度CSアンテナ

共同受信用BS/110度CSアンテナは、マンションやビルの屋上に設置される、BSやCSなどの衛星放送を受信するためのアンテナです。

マンションで地デジ放送とBS・CSのすべて視聴できるようにするためには、共同受信用のUHFアンテナとBS/110度CSアンテナのどちらも設置する必要があります。

BS/110度CSアンテナの大きさは、アンテナ本体の反射鏡の直径を元にして「⚪︎⚪︎形」と示され、45形(直径45cm)から120形(直径120cm)まであります。この直径が大きくなるほど高性能で受信感度が高いです。

一般的な家庭なら45形で十分ですが、多くの世帯分の電波を受信する必要がある共同受信用アンテナは60形(直径60cm)以上のものを使用します。

家庭用のアンテナよりサイズが大きいため、風の影響を受けやすいですが、共同受信用のアンテナは、耐風速と強度が高い仕様になっているので、台風のような悪天候時でもトラブルが発生しにくいのが特徴です。

共同受信用ブースター

共同受信用アンテナで受信した電波を増幅させるのが、共同受信ブースターです。

電波は、アンテナから距離が遠くなるほど減衰していく性質があるため、マンションでは、何台かのブースターを直列に繋げて、電波が減っていくのを順次補填します。

機器を繋げるほど、純粋な電波が損なわれてノイズのような障害が出やすくなりますが、共同受信ブースターは、何台も繋げることを想定して精密に作られているので家庭用のブースターよりノイズが少なく障害が起こりにくいです。

さらに、家庭用ブースターは、樹脂製で屋外に取り付けるケースが多いですが、共同受信用は金属製が多く丈夫で、廊下や共用部などにある機器収納ボックスの屋内に設置されるため劣化しにくいという特徴もあります。

ライちゃん

共同受信用ブースターについてもっと知りたい方は
関連記事をご覧ください。

保安器(ケーブルテレビ)

マンションでケーブルテレビを利用して地デジを視聴している場合に必要なのが保安器です。

ケーブルテレビによる視聴の場合は、ケーブルテレビ会社のアンテナでテレビ放送の電波を受信し、マンション近くの電柱からケーブルを通して建物内にテレビ放送の電波を送ります。

保安器は、落雷によってケーブルに生じた過剰な電圧・電流から、繋がっている機器を保護するため、マンションにケーブルを引き込む前に設置されていますよ。

また、戸数の多い大規模なマンションでは、以下のような配線用の装置が各階に設置されていることがあるのでご紹介します。

MDF(Main Distributing Frame)

MDFとは、主配電盤のことです。アンテナケーブルや電話回線、光ファイバーなどの配線類を、MDFを経由させて各フロアに配線することにより、一カ所で集中的に管理できます。

IDF(Intermediate Distribution Frame)

IDFとは、中間配線盤のことです。MDFを経由した配線を、各フロアに設置したIDFでさらに分配して各部屋に接続できます。

ライフテックスのマンションへのアンテナ設置・交換事例

アンテナ工事専門会社である弊社ライフテックスがおこなった、マンションへのアンテナ設置・交換工事を紹介します。

それぞれのご要望と、どのようにアンテナを設置したのかについて解説しますので、参考にしてみてください。

神奈川県12世帯マンション地デジ、BSCS110 度アンテナ工事

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新築マンションにて新規の地デジ、BSアンテナ工事のご依頼でした。東京都墨田区スカイツリー局受信に加え、鶴見区の横浜局のテレビ神奈川の視聴もご希望でしたので2局用で2基のUHFアンテナ設置になりました。横浜局は高性能アンテナの設置の必要があり、それでも2局にレベル差があったため、このような場合関東用UHF/UHF特殊混合器といった部材も必要になったりもします。

埼玉県27 世帯マンション地デジアンテナ工事

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地デジ化に伴い特別に対策工事をしていなく、アナログ放送時代から設置してある地方局向けのUHFアンテナでそのまま地デジもなんとかぎりぎりで受信できていたケースです。アンテナ、配線の老朽化により新規でアンテナ、配線工事を行いました。

神奈川県68 世帯マンション地デジアンテナ、BSCS110 度アンテナ設置工事

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NTT のフレッツテレビからランニングコストの面でアンテナ受信へ切り替えになりました。

既存アンテナはBS 専用の古いアンテナでしたが、そちらも今回取り替えたことにより、BS 拡張チャンネル、CS110 度放送の受信も可能になりました。

東京都120 世帯マンションBS アンテナ追加工事

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ケーブルテレビでご視聴中のマンションでしたが、景観面やコストの面からBS 放送をアンテナ受信にして視聴したいというご要望でした。

配線材が衛星対応ではなかったため、一部屋内の配線交換工事が必要になりました。

全室で拡張チャンネルまで含めてBS 放送が視聴可能になり管理組合様もお喜びでした。


マンションの大規模修繕でアンテナ工事をするならライフテックスへご相談を

テレビアンテナやブースターなどのアンテナ周辺機器の寿命はおよそ15年のため、10年〜15年ほどの周期でおこなわれる、マンションの大規模修繕のタイミングでメンテナンスするのが最適です。

寿命を迎える前に交換しておけば、テレビが映らないというトラブルを防ぐだけでなく、4K8K のような新しい規格に対応でき、入居者の満足度を高められ、物件の資産価値を高められます。

アンテナ工事専門会社のライフテックスでは、6世帯ほどの小規模アパートから、100世帯を超える大規模マンションまで、集合住宅のアンテナ工事も数多くご依頼いただいており実績が豊富です。

当社では、倒壊、故障がなく長い期間安心してご利用いただけることを第一に考え、集合住宅アンテナ工事を行います!

地デジはケーブルテレビで共有している場合でも、BS/110度CSアンテナのみの交換や、新設も承っておりますよ。

無料で出張見積もりさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

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