【プロが解説】有線LANの配線工事は自分でできる?壁内配線の方法や注意点も解説
引っ越しや模様替えの際に「ここにパソコンを置きたいのにLANコンセントがない…」と泣く泣く設置場所を変えるケースが多いかと思いますが、実はLAN配線は自分でおこなえます。
ケーブルを壁にはわせる、もしくは壁の中に配線する2つの方法がありますが、壁にはわせる方法は必要な工具も少なくとても簡単です。
壁の中を通す作業は難易度が高く、ご自宅の状況によっては感電したり火災の原因になったりするので、壁の中に配線したい方は専門業者に依頼しましょう。
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LAN配線は資格がなくても自分でできる!
LANの配線と聞くと「難しい」「専門の人じゃないとできない」といったイメージを持つ方もいらっしゃるかと思いますが、実はLANケーブルの配線は特別な資格がなくてもできます。
コンセントや照明、スイッチなどの電気配線に手を加える際には電気工事士の資格が必要です。
正しい知識を持たない人が作業をすると、感電や漏電が起きやすく、火災や大ケガに発展する可能性があります。
一方で、LANケーブルの中に通っている電気はごく微量で、万が一触れても大きなケガになりにくいです。
そのため、LANケーブルの配線は特別な資格がなくても自分でおこなえます。
ただし、資格がなくてもできるのはあくまでも「LAN配線のみ」です。配線以外の作業は資格が必要なので、「自分でできるのはLANケーブルの配線のみ」である点に注意しましょう。
LAN配線を自分でやるメリットとデメリット
上述の通り、LAN配線は自分でもできます。しかし、配線を自分でする場合はメリットとデメリットがあります。
メリット | デメリット |
---|---|
低コスト 自分のスケジュールで配線できる |
失敗する可能性がある 作業に時間がかかる 道具も用意しなければならない |
自分で配線する場合、業者へ支払う人件費や工事費用をカットでき、かかる費用はLANケーブルやモールなどの代金のみです。
また、必要なものさえ準備できれば、自分のスケジュールに合わせていつでも配線ができます。
しかし、資格がなくてもできる簡単な作業とはいえ、最低限の知識がなければ配線に失敗し、ケーブルを買い直したり結局業者に依頼したりするといったことになりかねません。
また、初めての配線であれば作業に時間がかかり、ドライバーをはじめとする工具も用意する必要があります。
基本的な工具を持っていない場合は、必要なものを買い揃えるのにややお金がかかってしまいます。
有線LANケーブルの配線方法
LANケーブルの配線は、以下の2つの方法があります。
- 壁や床にLANケーブルをはわせて配線する
- 空配管(CD管)を使ってLANケーブルを壁内に配線する
それぞれ詳しく解説します。
壁や床にLANケーブルをはわせて配線する
自分で一番実施しやすいのは、壁や床にLANケーブルをはわせて配線する方法です。以下の流れでおこないます。
- LANコンセントからつなぎたい機器までの距離を測る
- 測った距離に適した長さのLANケーブルを購入する
- 購入したLANケーブルをLANコンセントに挿す
- つなぎたい機器までケーブルをのばして接続する
つなぎたい機器までの距離を測る際は、実際にケーブルをはわせる壁伝いでの距離を測りましょう。壁伝いではない距離で測ってしまうと、LANケーブルの長さが足りないというトラブルが起きやすいです。
必ず実際にケーブルをはわせたいルートで距離を測り、少し長めのケーブルを購入しましょう。
ケーブルの購入後は、LANコンセントからつなぎたい機器までケーブルをのばし、接続するだけです。
シンプルな作業ですが、ただつなぐだけでは足を引っかけて転んだり、ケーブルを踏んで劣化を早めたりしてしまうので、壁に沿うように配線しましょう。
空配管(CD管)を使ってLANケーブルを壁内に配線する
一般的に戸建ての壁には、後から有線LANを利用できるように「空配管(CD管)」というLANケーブルを通すための配管が空の状態で設置してあります。この空配管を使って、LANケーブルを配線することが可能です。以下の流れでおこないます。
- LANコンセントからつなぎたい機器までの距離を測る
- 測った距離に適した長さのLANケーブルを購入する
- LANケーブルの出口側から通線用ワイヤーを入れて入口まで通す
- 入口に出てきた通線用ワイヤーにLANケーブルを固定する
- 出口側から通線用ワイヤーを引っ張ってLANケーブルをCD管の中に通す
- 入口と出口両方にLANケーブルが出ている状態になったらLANケーブル用のジャックを取り付ける
- LANケーブルをLANコンセントに挿す
ケーブルが露出することがないので、家の見栄えには一切影響がありません。また、足を引っ掛けたり踏んだりすることもないので、LANケーブル自体も劣化しにくいというメリットがあります。
ただし、壁内の配線は壁や床にはわせるよりも難易度が高く、配線に失敗する可能性が高いです。無事に取り付けられたとしても、実は配線途中の部材の取り付けが誤っており、インターネットが快適に使えないといったことも少なくありません。
自分でおこなうことも可能ではありますが、仕上がりのクオリティや安全性を考慮すると、専門の業者に依頼する方が安心です。
失敗のリスクをおさえたいなら専門業者への依頼がおすすめ
「業者に依頼すると料金がかかるから自分でLAN配線をしたい」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、結論からお伝えすると自分でLAN配線をおこなうのはおすすめできません。
LAN配線に資格は必要ないので自分でおこなうことも不可能ではありませんが、配線の方法やLANケーブル・その他の必要な部材の選定などは素人には難しいでしょう。自分でおこなうと失敗のリスクも高く、「自分でやってみたはいいものの上手くいかずに最終的に業者に相談した」といったケースも少なくありません。
専門業者に依頼すれば、適切なケーブルの提案や配線ルートの提案、確実なLANケーブル配線まで一貫しておこなってくれます。知識や経験が豊富なので、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの専門業者へ依頼するのが確実です。
弊社ライフテックスでは、格安の11,000円からLAN配線工事をおこなっています。すべて自社施工でおこなっているため、「質の高い工事をリーズナブルな価格で実施できる」とお客様から好評です。ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
自分でLAN配線する際の注意点
LAN配線を自分でおこなう際に注意したいポイントは、2つあります。
注意点を知らないまま配線すると後悔したり、大きなトラブルに発展したりする可能性があるため、必ず確認しておきましょう。
作業前に電源やブレーカーを落とす
配線作業を始める前に、電源もしくはブレーカーを落としましょう。
電化製品の電源が入ったままコンセントを抜き挿しすると危険だと知っている方は多いかと思いますが、LAN配線作業をおこなう際も同じことが言えます。
LANケーブル自体は微量の電流しか流れていませんが、万が一他の電気の配線に触れると感電してしまいます。
ブレーカーを落とすのが一番ですが、どうしてもブレーカーを落とせない部屋の配線がしたい場合は、モデムやパソコンなどのつなぎたい機器の電源を落としましょう。
適切なLANケーブルを選定する
LANケーブルを購入する際は、長さだけではなくカテゴリや形状にも注意しましょう。LANケーブルには「カテゴリ」と呼ばれる規格があり、カテゴリごとに最大通信速度が異なります。
LANケーブル自体の最大通信速度が遅ければ、超高速の光回線を契約していても実際の通信速度は遅くなってしまうため、契約している回線速度を参考にカテゴリを選びましょう。
細いものや平たいものなど形状もさまざまなので、配線ルートに合わせてベストな形状を選択するのがおすすめです。
また、LAN配線において必須ではありませんが、基本的にはケーブルモールでLANケーブルを保護するのがおすすめです。
ケーブルモールで覆うことでケーブルに足を引っ掛けにくくなり、LANケーブルが傷むのを防げます。接着面に粘着テープがついているものが多く、曲がり角にピッタリ沿うように90度に曲がっているタイプもあります。基本的にカットも容易なので、長さ調節もしやすいです。
LANケーブルについてもっと詳しく知りたい方は、LANケーブルの選び方について詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
▶関連記事を読む
賃貸物件は管理会社に許可を得る
賃貸物件で壁の中に配線したい場合は、管理会社に壁内配線をしても問題ないか確認しましょう。
壁内配線では、壁に穴を開けなければならない場合もあります。
管理会社の許可を得ずに穴を開けたことが原因で大きなトラブルに発展する可能性もあるため、必ず事前に確認し、許可を得たうえでおこないましょう。
専門業者に依頼する場合も許可が必要ですが、壁をはわせる方法での配線であれば、許可は不要です。
LANケーブルの配線にかかる費用
壁内配線を専門業者に依頼した場合の費用相場は、以下の通りです。
CD管がある場合 | 10,000〜40,000円程度 |
---|---|
CD管がない場合 | 30,000〜60,000円程度 |
CD管がない場合の壁内配線は難しく、壁内の状況もご自宅によって大きく異なるため、相場から大きくズレることもあります。
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1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用の比較がこちらです。
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LAN配線工事に関するよくある質問
1階から2階へのLANケーブル配線は自分でおこなうことはできますか?
知識や技術があれば不可能ではありません。自分で1階から2階へのLANケーブル配線をおこなう際は、以下のポイントに注意しておこないましょう。
- 適切なLANケーブルを選定する
- 必要な道具と材料を揃える
- 配管はケーブルを通せるか事前にチェックしておく
- 配線するルートを事前に決めておく
ただし、自分で1階から2階へのLANケーブル配線をおこなうのはかんたんなことではありません。
1階から2階へLANケーブル配線をおこなう際は、空配管(CD管)を使って配線する方法が一般的です。空配管を利用してのLAN配線工事は難易度が高く、配線に失敗する可能性が高いです。無事に取り付けられたとしても、実は配線途中の部材の取り付けが誤っており、インターネットが快適に使えないといったことも少なくありません。
プロの業者であれば、経験豊富なので迅速に工事をおこなってくれますし、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの専門業者へ依頼するのが確実です。
2階へのLAN配線工事を依頼すると費用はどのくらいかかりますか?
2階へのLAN配線工事は依頼する業者によっても費用に変動があります。一般的なLAN配線工事である「1階から2階のLAN配線+ジャックの増設」の費用相場総額は40,000〜60,000万円です。
ところが、弊社ライフテックスは11,000円から工事をおこなっています。
他社と比べて約30,000円もお得に工事できる理由としては、弊社は年間3,000件のLAN配線工事を請け負っているため、高額な部材を大量に仕入れることで原価を抑えられているからです。
また、ライフテックスは自社の有資格スタッフが丁寧に施工をおこなっているため、信頼できるとお客様から非常によい評判をいただいております。ご相談・お見積りは無料で受け付けていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
難しそうというイメージのあるLAN配線ですが、専門的な知識や特別な資格がなくてもおこなえます。
壁にはわせる方法であれば、距離を測って用意したLANケーブルをLANコンセントからつなぎたい機器に接続するだけです。
作業をする際はブレーカーや電源を落とし、安全性を確保してから始めましょう。
壁の中を通す作業は難易度が高く、自分でおこなうと失敗のリスクも高いです。仕上がりのクオリティや安全性を考慮すると、専門の業者に依頼する方が確実でしょう。
専門業者に依頼すれば、適切なケーブルの提案や配線ルートの提案、確実なLANケーブル配線まで一貫しておこなってくれます。知識や経験が豊富なので、失敗のリスクもほとんどありません。
弊社ライフテックスでは、格安の11,000円からLAN配線工事をおこなっています。すべて自社施工でおこなっているため、「質の高い工事をリーズナブルな価格で実施できる」とお客様から好評です。ご相談・お見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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