自分の部屋までWi-Fiが届かない原因は？原因別の対処法8選を徹底解説

「家中どこでも快適にインターネットを使いたい…」
「2階だとWi-Fiが途切れてオンライン会議に集中できない！」

安定したインターネット環境はますます重要になっていますよね。Wi-Fiが届かない原因は、ルーターの設置場所や設定、住宅の構造などさまざまです。

すぐに試せる対処法としては、以下のようなものがあります。

対処法	効果が期待できる状況
ルーターの設置場所を見直す	ルーターが部屋の隅や障害物の近くにある場合
周波数帯を変更する	電波干渉や障害物の影響を受けている場合
ルーターをアップデートする	ルーターのファームウェアが古い場合
中継機を設置する	ルーターから離れた部屋でWi-Fiを使いたい場合
メッシュWi-Fiを使う	広い家全体に安定したWi-Fi環境を構築したい場合
高性能なルーターに買い替える	ルーターの規格が古く、接続台数が多い場合
障害物を置かない	ルーター周辺に家具や家電製品が多い場合
ファイアウォールを見直す	セキュリティソフトが原因でWi-Fiにつながらない可能性がある場合

上記の方法で改善することもありますが「もっと根本的に通信を安定させたい」と感じる方もいるはずです。

そんなお悩みをお持ちの方に、ライフテックスがご提案するのが「 有線LAN配線工事 」です。

有線LANは、Wi-Fiと比べて通信速度が速く、電波干渉や障害物の影響を受けにくいため、安定したインターネット環境を実現できます。

家中サクサクつながる環境を手に入れたいとお考えなら、年間3,000件以上のLAN工事に対応しているライフテックスにおまかせください。

弊社は多くの施工実績があるため、高品質のLAN工事をご提供しております。さらに部材をまとめて仕入れることで、低コストでのLAN配線工事を実現しています。

無料でお見積りを承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください！

Wi-Fiが届く範囲の目安

一般的にWi-Fiの電波が届く範囲は、屋外では500m程度、屋内では100m程度なら直線で届くといわれています。

ただし、この数値はルーターと接続端末との間に障害物がない、理想的な環境での数値です。

障害物の有無により、目安とされている距離を超えた通信が可能となる場合もあれば、壁や柱、家電製品などの障害物によって電波が弱くつながりにくくなる場合もあります。

「屋外では500m程度、屋内では100m程度」といった数値は、あくまでひとつの参考値として把握しておきましょう。

Wi-Fiの電波には2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があり、帯域によって届く範囲が異なります。

2.4GHzは、壁や床などの障害物をよける性質が強いですが、通信速度が比較的遅い周波数です。一方5GHzは、直進性が強くて通信速度が速いですが、障害物をよける性質は弱い周波数です。

このことから、電波の届く距離は障害物や遮蔽物によって変わってくるといえます。

Wi-Fiが届かない6つの原因

Wi-Fiが届かない原因はさまざまな要素が考えられます。まずは、よくある6つの原因を確認してみましょう。

原因	詳細
障害物や高低差による遮断	壁・床・家具などが電波を遮断
ルーターの設置場所が悪い	部屋の隅や棚の中など、電波が広がりにくい場所
接続している端末の数が多い	複数の端末が同時接続することで速度低下
他の家電製品による干渉	電子レンジなどの家電製品が電波干渉を引き起こす
ルーターの設定が正しくない	IPv4設定のままで通信速度が遅い
セキュリティソフトが影響している	ファイアウォール設定が強すぎてWi-Fiを遮断している

それぞれ詳しくみていきましょう。

原因① 障害物や高低差による遮断

Wi-Fiの電波は障害物や高低差に弱く、遮断されてしまうことで十分に届かない場合があります。

壁や床、家具、家電製品などの遮蔽物が多いと、比較的障害物に強い2.4GHzでも電波が遮断されて快適に利用できなくなるおそれがあります。

また、Wi-Fiの電波は横方向に広がりやすいですが高低差には弱い特徴があり、家の1階にWi-Fiのルーターを設置しても、2階まで十分に電波が届かないことがあります。

原因② ルーターの設置場所が悪い

Wi-Fiのルーターの設置場所が悪いことで電波が不安定になってしまい、充分にWi-Fiが届かないケースがあります。たとえば、以下のような場所にルーターを設置していないか確認してみてください。

ルーターから出る電波は、ルーターを中心として360度均一に球形に広がっていく仕組みです。そのため部屋の隅に置いてしまうと、電波が壁に反射してしまい、電波の強度が弱くなります。

インテリアの見た目などを気にして、棚やクローゼットの中にルーターを置く方もいますが、同じように周りの障害物に反射するため電波を遮ります。

また、電波は水に弱い性質を持っており、水槽のような水場の近くに設置すると、Wi-Fiの電波は通り抜けられないため強度は弱くなるので注意しましょう。

原因③ 接続している端末の数が多い

ルーターに接続している端末が多すぎることもWi-Fiの電波が弱くなる原因のひとつです。

ルーターは機器によって接続できる台数が限られているため、パソコンやスマートフォン、スマート家電など複数の端末を接続していると、通信速度が遅くなります。

使用していない端末は接続を解除するのがよいですが、どうしても複数の端末を接続する必要がある場合は、より高性能なルーターに買い替えることを検討しましょう。

原因④ 他の家電製品による干渉

家電製品の近くにルーターを設置すると、干渉により電波が届かないおそれがあります。

電子レンジやテレビは電磁波を発していますが、家電製品でよく使われる周波数帯は2.4GHzで、Wi-Fiの周波数帯と同じです。

そのため、同じ周波数帯であることから電波干渉を受けやすく、電波が不安定になりがちです。なるべく電子レンジのような家電製品とは離して設置するようにしましょう。

原因⑤ ルーターの設定が正しくおこなわれていない

ルーターの接続設定が「IPv4（Internet Protocol Version 4）」となっている場合、接続している端末が多いと通信速度が遅くなるおそれがあります。

その場合、ルーターの接続方式を「IPv6」や、IPv4とIPv6の両方に対応した「IPv4 over IPv6」に変更することで、通信速度の低下を防げます。

現状の設定が正しくおこなわれているか、一度チェックしてみてください。

原因⑥ セキュリティソフトが影響している

パソコンやスマートフォンにインストールしているセキュリティソフトが、Wi-Fiの接続に影響を与えている可能性もあります。

セキュリティソフトには、外部からの不正アクセスや攻撃を防ぐ機能が備わっていますが、設定が強すぎると、安全なはずのWi-Fi通信まで遮断する場合があります。

セキュリティソフトを新しく導入した後や、アップデート後に繋がりにくくなったと感じたら、セキュリティ機能の設定を確認してみましょう。

もしご自身での解決が難しいと感じたら、ライフテックスにおまかせください！Wi-Fiが不安定になる原因を調査し、ご自宅に最適なインターネット環境をご提案します。

Wi-Fiが届かない時に試したい8つの対処法

Wi-Fiが届かない場合、原因に合わせた対処法を試すことで改善できる可能性があります。原因別に8つの対処法を解説します。

詳細をひとつずつみていきましょう。

対処法① ルーターの設置場所を見直す

ルーターの設置場所が原因でWi-Fiが届かない場合は、設置場所を見直すことで改善できる可能性があります。

家や部屋の中央に設置したり、床から1〜2mほどの高さがある場所に設置したりなど、なるべくWi-Fiの電波がいきわたりやすい場所を選びましょう。

また、家具や家電製品の近くなど、電波の通りが悪くなる場所は避けましょう。

対処法② 周波数帯を変更する

お使いのWi-Fiルーターの「周波数帯」を切り替えることで接続状況が改善する場合があります。

Wi-Fiルーターは主に「2.4GHz」と「5GHz」という2種類の周波数帯の電波を発信しています。それぞれの特徴は以下の通りです。

ルーターから離れた部屋で使いたい場合は2.4GHz を、 電波干渉の可能性がある場合や高速通信をしたい場合は5GHz を試してみましょう。

Wi-Fiの接続先を選ぶ際、表示されるネットワーク名（SSID）を確認してみてください。「g」が付くネットワーク名があれば2.4GHz帯、「a」が付くものは5GHz帯を示している場合が多いです。

対処法③ ルーター付近に障害物を置かない

Wi-Fiの電波は障害物に弱く、周辺に壁や家電製品などがあると電波が遮断されてしまいます。そのため、ルーター付近には障害物を置かないようにしてください。

また、水槽のような水場の近くや、電子レンジやテレビなどの家電製品の近くに置くことも、電波を不安定にする原因となるので注意しましょう。

対処法④ ファイアウォールの設定を見直す

セキュリティソフトがWi-Fi接続に影響していると思われる場合は、一時的にファイアウォールの設定をオフにして、接続状況を確認しましょう。

これでWi-Fiにつながれば、ファイアウォールが原因だった可能性が高いです。

その場合、まずはお使いのセキュリティソフトの公式サイトで不具合情報がないか確認してみましょう。

次に、ソフトウェアが最新版になっているかを確認し、必要であればアップデートします。それでも改善しない場合は、再インストールをおすすめします。

対処法⑤ ルーターをアップデートする

ルーターのファームウェア（内蔵ソフトウェア）が古いままだと、通信が不安定になったり、セキュリティに脆弱性が生じたりするおそれがあります。

ファームウェアのアップデート方法は、以下の通りです。

※機種によって手順が異なるため、詳しくはルーターの取扱説明書や、メーカーの公式サイトを確認してください。

ファームウェアを最新にすることで、ルーターの性能を最大限に引き出せます。定期的にアップデートを確認する習慣をつけておきましょう。

対処法⑥ 中継機を設置する

ルーターだけではWi-Fiが届かない場合、中継機の設置もおすすめです。中継機とは、Wi-Fiを利用できる範囲を拡大するための機器です。

中継機をルーターとデバイスの中間地点に設置すれば、Wi-Fiの電波が弱くなる前にキャッチ・再発信し、インターネットがつながりにくい部屋へWi-Fiの電波をしっかり届けてくれます。

ただし、中継器はあくまで電波を中継するものなので、通信の処理に時間がかかってしまいます。そのため通信速度が遅く、中継機を経由した際の通信速度に不満を感じるおそれがあります。

対処法⑦ メッシュWi-Fiを使う

広い家全体に安定したWi-Fi環境を構築したいなら、メッシュWi-Fiがおすすめです。

メッシュWi-Fiとは、メインのルーターとは別にサテライトと呼ばれる複数の専用中継器を設置することで、網目（メッシュ）のようにネットワーク機器をつなぎ合わせる通信形態です。

サテライトルーターを複数使って通信をおこなうため、ルーターの負荷を分散でき、通信の速度を低下させることなく利用できます。

また、広範囲に電波を届けられるので、メインのルーターから離れた部屋でも快適に通信可能です。

ただし、メインルーターとあわせてサテライトルーターを複数台用意する必要があるため、導入にコストがかかります。

対処法⑧ 高性能なWi-Fiルーターに買い替える

ルーターの機種が古いせいでWi-Fiが届く範囲が狭いケースも少なくありません。

古いWi-Fiルーターであれば、最新の規格（Wi-Fi6やWi-Fi6E）に対応していない可能性があるため、買い替えがおすすめです。

最新の機種に切り替えることで、Wi-Fi規格を高速通信のものに切り替えられます。また、接続台数の上限も増えるため、複数の端末を同時に接続してもスムーズに通信可能です。

買い替えを検討する際は、「Wi-Fi6」「Wi-Fi6E」といった最新規格に対応した機種を選びましょう。詳しくは、後述の「Wi-Fiルーターの規格と最新技術」をご覧ください。

Wi-Fiが届かない時は有線LAN工事がおすすめ

「対処法を試してもWi-Fiが安定しない」「2階でも快適にインターネットを使いたい」と考えている方は、有線LANでの接続がおすすめです。

LANと聞くとケーブルを使わない「無線LAN」を思い浮かべる人も多いですが、実際にはケーブルで接続する「有線LAN」もあります。

「わざわざ工事するのは面倒くさい…」と思う方もいますが、実は無線LANよりもメリットが多く、よりWi-Fiを快適に使いたい人は有線LANの構築がおすすめです。

ここからは、有線LANがおすすめの理由について解説します。

有線LANのメリット	詳細
通信速度が速い	無線LANより高速で、大容量データもスムーズ
通信が安定する	障害物や電波干渉の影響を受けにくい
セキュリティが高い	物理的な接続が必要なため、電波を悪用されにくい
配線を隠せる	壁の中に配線できるため、見た目がすっきり

それぞれ詳しくみていきましょう。

無線LANより通信速度が速い

有線LANの大きな魅力は安定した高速通信です。

基本的に無線LANより通信速度が速く、LANケーブルで接続して通信をおこなっているので、無線LANのように電波の強弱を気にせずインターネットを利用できます。

また、大容量のデータを送ったり、受け取ったりする際も、スムーズにやり取りが可能です。

通信や電波状況が安定する

有線LANはLANケーブルで直接接続できるため、壁や家具などの障害物や、電子レンジやテレビなどが発する電波の影響を受けにくいです。そのため、無線LANに比べて通信や電波状況が安定しています。

大幅な速度低下が起こることも少ないです。そのため、自宅でのテレワークが多い方や、NetflixやAmazon Prime Videoのような動画配信サービスをよく観る方は、有線LANを利用したほうがストレスなく利用できますよ。

電波の悪用のリスクがない

有線LANはセキュリティの高さも大きなメリットです。

LANケーブルで接続しなければ通信できないため、悪意のある第三者に電波を悪用されにくくなっています。

乗っ取りの被害にも遭いにくく、安心してインターネットを利用可能です。

配線は壁の中に通せる

「有線LANだと配線が見えて見た目が悪いのでは…？」と心配する方もいますが、プロに工事を頼めば壁の中にある配管を利用して配線を通せます。

自分で配線しようとすると壁の中に配線するのは難しいです。

そのため、部屋や廊下の美観を重視する方は、プロにLAN配線工事を依頼することをおすすめします。

プロに頼めば適切なケーブルの選定やスムーズな作業もおこなってくれるので、工事後は安心してインターネットを利用できますよ。

LAN配線工事をするならライフテックスにおまかせ

「有線LAN工事をしたいけど、どこに依頼すればいいかわからない…」とお悩みの方は、ライフテックスにおまかせください！

ライフテックスは年間3,000件以上のLAN配線工事を請け負っており、ご相談から施工完了まですべて経験豊富な有資格者スタッフが直接対応しています。

また、LAN配線工事の費用は業者によって変動がありますが、ライフテックスは一般的な業者と比べて非常にお得に工事できます。

一般的なLAN配線工事である1階から2階のLAN配線とジャックの増設の費用相場総額は4〜6万円ですが、自社施工のライフテックスなら、なんと11,000円から工事をおこなっています。

なぜこれほどまでにお得に工事がおこなえるのかというと、年間3,000件のLAN配線工事を請け負っているため、高額な部材を大量に仕入れることで原価を抑えられているためです。

費用を抑えつつ安心してLAN配線工事を依頼したい方には、ライフテックスがおすすめです。

ライフテックスのLAN配線工事を受けると、「オンライン会議が途切れずスムーズに進められ、仕事効率が上がった！」「動画配信サービスが途中で止まることなく、高画質で快適に視聴できるようになった！」と実感できるようになりますよ。

無料でお見積りを承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください！

住まいのお困りごとをまとめて相談できる！

LAN配線工事を検討している方は、アンテナ設置やエアコン設置も一緒に相談しませんか？

ライフテックスでは、LAN配線工事だけでなく、テレビアンテナの設置工事やエアコンの販売・取り付け工事にも対応しております。

複数の工事をまとめて依頼することで、出張費用や作業費用を抑えられるため、別々の業者に依頼するよりもお得です。

とくに新築やリフォームのタイミングであれば、住まいのお困りごとを一度にまとめて解決できます。

また、NURO光をご契約の方には、「アンテナ0円キャンペーン」もご用意しています。NURO光とアンテナ工事をセットで申し込むことで、アンテナ設置費用が0円になるお得なキャンペーンです。

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2階に有線LANを配線する工事方法

有線LAN工事の具体的な方法を確認しましょう。配管の有無によって、工事方法が異なります。

1階から2階への配管がある場合

一般的に、新築戸建ての壁や床下には後から追加で配線を利用できるように、「空配管（ＣＤ管）」というLANケーブルを通すための配管が空の状態で設置してあります。

1階から2階への空配管があれば、空配管にLANケーブルを通すことで、室内にケーブルを露出させることなくネット利用が可能です。

配管がなかった場合

新築戸建てでも空配管が通っていない場合がありますが、そのような場合でもLAN配線工事は可能です。

屋内にLANケーブルを通すと生活の邪魔になるため、屋外からの配線がおすすめです。

屋外配管を使って1階から2階へLANケーブルを通せば、そこにWi-Fiルーターを設置してアクセスポイントを設定できます。

屋外配管は、PF管（屋外用配線保護管）といった耐久性のある配管を使用します。一度配管工事をしておけば、将来的にLAN配線を交換したい場合でも容易に対応できます。

有線LAN配線の費用相場

有線LAN配線工事は、配管の有無によって料金にも変動があります。配管がある場合は作業内容が限定されるため、電話やメールでの問い合わせで、ある程度正確な料金が確認できます。

しかし、配管がない場合は作業内容が状況によって異なるため、現地調査後に金額が提示されます。有線LAN配線を業者に依頼したときの費用相場としては以下の通りです。

工事内容	費用相場
配管を使用したLAN配線工事	10,000円～40,000円程度
配管がない場合のLAN配線工事	30,000円～60,000円程度

※ケーブル一本当たりの値段

LAN配線工事は自分でできる？業者に依頼すべき理由

「業者に依頼すると料金がかかるから自分でLAN配線工事をしたい」とお考えの方もいらっしゃいますが、結論からお伝えすると自身でのLAN配線工事はおすすめできません。

知識や技術があれば不可能ではありませんが、適切なLANケーブルの選定や、壁の中に配線する方法は素人には難しく、失敗のリスクが高いです。

モジュラープラグとは、LANケーブルの信号線をまとめて接続する際に用いる端子のことです。配線をおこなってインターネットを使えるようにするには、このモジュラープラグを取り付ける必要がありますが、この取り付けもかんたんな作業ではありません。

自分で作業をおこなっても「うまく取り付けられずに結局業者に依頼した」となると、最終的に余分なコストがかかってしまいます。

プロの業者であれば、経験豊富なので迅速に工事をおこなってくれますし、失敗のリスクもほとんどありません。安心してインターネットを利用するためにも、プロの業者へ依頼するのが確実です。

Wi-Fiルーターの規格と最新技術

Wi-Fiルーターを買い替える際は、最新の規格や機能を知っておくと、より快適なインターネット環境を構築できます。ここでは、Wi-Fiルーターの規格と最新技術について解説します。

まず、Wi-Fiルーターには「世代（規格）」があり、世代が新しいほど通信速度が速く、安定性も向上します。

現在主流となっているのは「Wi-Fi6」で、Wi-Fi5と比べて最大通信速度が向上し、複数の端末を同時接続しても速度が落ちにくい特徴があります。

さらに最新の「Wi-Fi7」では、従来の規格と比べて圧倒的な高速通信が可能です。

Wi-Fi6とWi-Fi6Eの違い

Wi-Fi6とWi-Fi6Eは、どちらも高速通信が可能な最新規格ですが、大きな違いは「対応周波数帯」です。

Wi-Fi6は、2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯に対応しているのに対し、Wi-Fi6Eはこれに加えて「6GHz帯」にも対応しています。

6GHz帯は、ほかの電波との干渉が少なく、より安定した高速通信が期待できます。ただし、Wi-Fi6E対応のルーターと端末の両方が必要になる点に注意しましょう。

ビームフォーミング機能とは

ビームフォーミングとは、Wi-Fiの電波を特定の方向に集中的に飛ばす技術です。

従来のWi-Fiルーターは、ルーターを中心に360度均一に電波を飛ばしていましたが、ビームフォーミング機能を搭載したルーターは、接続している端末の位置を検知し、その端末に向けて電波を集中的に送信します。

これにより、以下のようなメリットがあります。

Wi-Fiルーターを買い替える際は、ビームフォーミング機能を搭載した機種を選ぶことをおすすめします。

よくある質問

Wi-Fiが届かない悩みに関して、よくある質問をまとめました。

まとめ

本記事では、Wi-Fiが届かない原因と対処法、有線LAN工事で根本的に解決する方法について解説しました。

Wi-Fiが届かない原因と対処法をおさらいしましょう。

原因	対処法
障害物や高低差による遮断	ルーターの設置場所を見直す
ルーターの設置場所が悪い	周波数帯を変更する
接続している端末の数が多い	高性能なルーターに買い替える
他の家電製品による干渉	ルーター付近に障害物を置かない
ルーターの設定が正しくない	ルーターをアップデートする
セキュリティソフトが影響している	ファイアウォールの設定を見直す

Wi-Fiが届かない原因は、障害物・高低差による遮断やルーターの設置場所、他の家電による電波の干渉など、さまざまです。まずは原因を特定し、それに合わせた対処法をおこなっていくことが重要となります。

対処法をおこなっても改善しない、インターネットを使いたい部屋にWi-Fiの電波が届かないとお悩みの方は、有線LAN工事がおすすめです。

電波を届かせたい部屋に有線LANがあれば、ルーターを増設することで電波が届かない場所にもWi-Fi環境を作れますし、Wi-Fiでインターネットの速度が安定しないときは有線LAN接続で対応できます。

業者に依頼すると、最適なケーブルの選定から壁の中への配線作業まで一貫しておこなってくれるので、安心してネット環境を構築できます。自分での配線は失敗も多いため、プロに相談・見積もりを依頼しましょう。

ライフテックスは年間3,000件以上のLAN配線工事を請け負っており、ご相談から施工完了まですべて経験豊富な有資格者スタッフが直接対応しています。

弊社は多くの施工実績があるため、高品質のLAN工事をご提供しております。さらに部材をまとめて仕入れることで、低コストでのLAN配線工事を実現しています。

無料でお見積りを承っておりますので、他社では相談しづらいような工事でも、まずはお気軽にご相談ください！