4K8K放送とは?視聴するのに必要な設備をケース別にわかりやすく解説

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4K8K放送とは?視聴するのに必要な設備をケース別にわかりやすく解説

2025年09月18日

4K8K放送とは?特徴や視聴できるチャンネル・視聴方法を解説

「4K8Kってなに?」
「4K8K放送を見るためには?」

4K8Kとは、超高精細な映像や放送サービス、テレビのことを指します。2Kと呼ばれる現行のハイビジョンより、非常に高画質な映像を楽しめます。

そんな4K8Kを活用して、従来のデジタル放送より高精細・高画質な映像でテレビを楽しめる4K8K放送(新4K8K衛星放送)も始まっていますが、視聴するには以下の3つのパターンがあります。

もっともおすすめの視聴方法は、4K8K対応のテレビアンテナを設置して視聴する方法です。

光回線やケーブルテレビを契約しての視聴は月々の料金が発生しますが、テレビアンテナは設置以降の料金が基本的に発生しません。そのため、もっともコスパに優れています。

また、4K8K対応アンテナを設置するとBS/CS放送と4K8K放送がまとめて視聴でき、多くのチャンネルを楽しみたい方にうってつけです。

しかし、なかには「4K8Kアンテナの費用は高そう…」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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  1. 4K8Kとは?
    1. 4K8Kを活用した4K8K放送(新4K8K衛星放送)が始まっている
    2. BSアンテナだけでは一部の4Kチャンネルしか見られない
    3. 4Kテレビと8Kテレビで視聴できるチャンネル
    4. 4K8K放送は視聴料が必要?
  2. 4Kテレビと8Kテレビでできることの違い
  3. 4K8Kの特徴
    1. 高解像度の映像
    2. 色域の拡大
    3. ハイダイナミックレンジ(HDR)の対応
    4. 迫力あるサラウンド
  4. 4K8K放送(新4K8K衛星放送)を視聴するには?
    1. 4K8K放送視聴に必要なもの
    2. 4K8K放送の視聴方法は3パターン
      1. ①4K8K対応のテレビアンテナを設置して視聴
      2. ②光回線を利用して視聴
      3. ③ケーブルテレビを利用して視聴
  5. 【自宅のパターン別】4K8K放送を視聴するには何をすればいい?
    1. 従来のテレビ(2K)のみお持ちの場合
    2. 従来のテレビ(2K)とBSアンテナ(2K)をお持ちの場合
    3. 4K8Kのテレビをお持ちの場合
    4. 4K8Kチューナー内蔵テレビとBSアンテナ(2K)をお持ちの場合
    5. テレビを所有しておらず、最新のチャンネル視聴をしたい場合
    6. 光回線、ケーブルTVなどアンテナ以外で視聴する場合
  6. 4K8K対応アンテナの費用相場
  7. ライフテックスなら4K8K対応アンテナも他社に比べてお得!
    1. テレビアンテナ工事と高速光回線を同時申し込みでアンテナ工事費が0円!
    2. アンテナ・エアコン・インターネットをまとめて頼める「新築応援キャンペーン」も実施中!
  8. 4K8Kに関するよくある質問
  9. 4K8K放送の視聴を楽しもう

4K8Kとは?

4K8Kとは、超高精細な映像や放送サービス、テレビのことを指します。

映像は「画素」と呼ばれる色の粒で構成されており、この画素が画面上の縦方向・横方向に敷き詰められることで映像が映し出されます。この画素数が高くなれば高くなるほど色の表現が増え、より細部まで映像を出力することが可能です。

4K8Kはこの画素数が高く、従来の2Kハイビジョン(200万画素)のテレビ画質と比較すると、4Kの画質は約4倍(約800万画素)、8Kは約16倍(約3300万画素)と圧倒的な数値を誇っています。この高い画素数により、高画質であることはもちろん、立体感も加わって臨場感のある映像を体感できるようになります。

4K8Kを活用した4K8K放送(新4K8K衛星放送)が始まっている

近年では、4K8Kを活用して従来のデジタル放送より高精細・高画質な映像でテレビを楽しめる、4K8K放送(新4K8K衛星放送)も始まっています。4K8K放送を受信するためには、4K8K放送対応のアンテナやテレビ、チューナーを準備する必要があります。

しかし、アナログ放送から地デジ放送に切り替わった時のように、従来の放送が終了してしまう訳ではありません。現在の地上デジタル放送やBS・CS放送は、今後も引き続き視聴できます。「現在のアンテナやテレビを交換しないと、今後テレビが見られなくなる」と誤解する方もいらっしゃいますが、そのようなことはないので安心してください。

BSアンテナだけでは一部の4Kチャンネルしか見られない

4k8kで視聴できるチャンネル一覧画像

現在自宅のアンテナでBSアンテナを設置している方も多いと思いますが、従来から使われてきたBSアンテナではすべての4K8K放送に対応できません。一部の4Kチャンネルを視聴することは可能ですが、4K8K放送のすべてのチャンネルを楽しみたい方は、専用の4K8K対応アンテナが必要です。

BS/CSや4K8Kなどの衛星放送は、まず地上の送信局が放送衛星に電波を送り、放送衛星から各家庭に電波を届けています。この放送衛星から送信される電波はらせん状に回転しており、らせんの向きから「右旋円偏波(うせんえんへんぱ)」と「左旋円偏波(させんえんへんぱ)」に区別されております。

従来のBS放送は時計回りの右旋円偏波のみを利用していたため、BSアンテナではこの右旋円偏波のみ受信できるようになっています。しかし、4K8K放送ではチャンネルによって時計回りと反時計回り(左旋円偏波)の電波を使用しているため、4K8K対応アンテナではBS/CS放送と4K8K放送の両者が見れる仕組みになっています。

4Kテレビと8Kテレビで視聴できるチャンネル

現在、4Kテレビと8Kテレビで視聴できるのは以下のチャンネルです。

 4K8K
BS右旋 BS 朝日 4K
BS テレ東 4K
BS 日テレ 4K
NHK BS 4K
BS-TBS 4K
BS フジ 4K
BS左旋 ショップチャンネル 4K
4K QVC
WOWOW
  NHK BS 8K
CS左旋 J SPORTS 1(4K)
J SPORTS 2(4K)
J SPORTS 3(4K)
J SPORTS 4(4K)
スターチャンネル 4K
スカチャン1 4k
スカチャン1 4k
日本映画+時代劇4K

 

これらすべてのチャンネルを楽しみたい方は、4K8K対応のアンテナや対応テレビなど、専用の機器を準備する必要があります。

4K8K放送は視聴料が必要?

4K8K放送は、無料で視聴できるチャンネルもありますが、別途視聴料が必要となるチャンネルもあります。BS右旋で放送される物は基本的に無料ですが、BS左旋・CS左旋で放送されるチャンネルは大半が有料です。サービス提供事業者との契約をおこなって、視聴料を支払うことで視聴可能となります。

4Kテレビと8Kテレビでできることの違い

4Kテレビと8Kテレビは、4K8K放送の視聴以外にも、さまざまなコンテンツを楽しめます。

たとえば4Kテレビでは、4K対応のブルーレイの視聴が可能です。近年、4K映像を収録したブルーレイタイトルの数が非常に増えてきており、映画やライブ映像を高画質で視聴できます。インターネット接続環境に左右されることなく視聴できるので、安定した高画質を楽しめるでしょう。

また、「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」などのVOD(動画配信サービス)では、すでに一部のコンテンツを4Kで配信しており、続々と4K化が進んでいます。最新の4Kテレビの場合、これらのVODサービスを再生するためのアプリがすでに搭載されていることも多いので、契約さえおこなえばすぐにでも4Kコンテンツを楽しめるでしょう。

さまざまなコンテンツが広がっている4Kですが、一方で8Kはまだ活用できるコンテンツが少なく、8Kテレビでできることとしては少ないのが現状です。しかし、最近ではPS5のゲームで8Kに対応しているものも出始め、徐々に8Kテレビでできることも増えてきています。今後は8Kのテレビチャンネルも増えることが予想されているので、より美しい映像を体験できる機会が増えていくことでしょう。

4K8Kの特徴

4K8Kは最先端の映像技術であることから、従来の2Kでは実現できなかった高精細・高画質な映像が可能となります。ここからは4K8Kの以下の特徴について解説します。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

高解像度の映像

4K8Kは非常に解像度が高いことから、高精細な映像を視聴できます。たとえば自然の景色の映像が映れば、遠くの木の枝や海に反射した太陽の光まで鮮明に映し出され、よりリアルな映像を視聴できるでしょう。また、解像度が高いと、大画面であっても緻密な映像が映し出されるため、インチの大きいテレビでもキレイな映像を楽しめます。

色域の拡大

4K8Kでは、2Kに比べて広い色域が採用されています。2Kの色の規格では色をすべて表現することは不可能でしたが、4K8Kの色の規格では2Kでは表現できなかった色までも表現することが可能です。

表現可能な色域が大幅に拡大したことで、4K8Kの映像では人間が実際に見える色に近い表現になりました。そのため。より精密でリアルな映像を楽しめるようになるでしょう。

ハイダイナミックレンジ(HDR)の対応

ハイダイナミックレンジ(HDR)とは、明暗の範囲を広げる技術のことです。従来はスタンダードダイナミックレンジ(SDR)といった技術が用いられていました。しかし従来の技術では、夜空の映像で星が暗く潰れてしまって見えなかったり、暗い部屋の映像で外の明るい光が白潰れしてしまったりなど、明暗差を表現したい映像がうまく映し出せませんでした。

4K8Kではハイダイナミックレンジの技術に対応していることにより、明るい部分と暗い部分のどちらも犠牲になることなく、肉眼で見る感覚に近い映像が可能になります。

迫力あるサラウンド

4K8Kは視覚的な効果だけでなく、臨場感を味わえる音声に対応しています。前だけでなく後ろからも音が聞こえるかのようなサラウンドにより、まるでライブ会場にいるかのような体験ができます。高精細な映像の他に、音声でも迫力あるシーンを楽しめるでしょう。

4K8K放送(新4K8K衛星放送)を視聴するには?

すでに4Kテレビを使っている家庭もいらっしゃると思いますが、4Kテレビだけでは4K8K放送の視聴はできません。ここからは4K8K放送を視聴する方法について解説します。

4K8K放送視聴に必要なもの

4K8K放送を視聴するためには、主に以下の機器の準備が必要です。

  • 4Kもしくは8K対応テレビ
  • 4K8K放送対応のチューナー
  • 4K8K放送対応のテレビアンテナもしくは光回線・ケーブルテレビへの加入

4Kもしくは8K対応テレビの製品のなかには、チューナーが内蔵されているといったような、4K8K放送を受信できる機能が備わっている場合もあります。その場合には外付けのチューナーは不要となります。

4K8K放送の視聴方法は3パターン

4K8K放送の視聴方法は3つのパターンがあります。

それぞれ詳しく解説します。

①4K8K対応のテレビアンテナを設置して視聴

4K8K対応のテレビアンテナを設置することで、すべてのBS/CS放送を受信できます。先ほども触れましたが、従来から使われてきたBSアンテナでは一部の4Kチャンネルしか見られません。4K8K放送のすべてのチャンネルを楽しみたい方は、専用の4K8K対応アンテナが必要です。

光回線やケーブルテレビを契約して4K8K放送を視聴する場合は月々の料金が発生しますが、テレビアンテナは設置以降の料金が発生しません。もっともコスパに優れているのでおすすめです。(有料放送を視聴する場合は一部料金が発生するものあり)

ライちゃん

4K8K対応のテレビアンテナについて詳しくは
関連記事をご覧ください。

②光回線を利用して視聴

光回線を利用して、4K8K放送を視聴することも可能です。インターネット回線に使われる光ファイバーを利用してBS/CS放送を受信できます。

光回線を利用して視聴するパターンは、電波の受信環境がよくない・アンテナを設置できない住居に住んでいるケースの人たちに選ばれている方法です。ただし、光回線を利用するので、4K8K放送の視聴に関わらずインターネットの利用料金は毎月発生します。

③ケーブルテレビを利用して視聴

ケーブル会社によってサービス・料金は異なりますが、ケーブルテレビサービスを使って4K8K放送を視聴できます。たとえば、ケーブルテレビサービスで有名なJ:COMの場合、J:COMから専用の4K対応チューナーをレンタルし、そのチューナーをつないで4K8K放送が視聴できるようになります。

ケーブルテレビを利用して視聴するパターンも、光回線と同じくアンテナを設置できない住居に住んでいるケースの人たちに選ばれることが多いです。しかし、ケーブルテレビも契約をおこなう必要があるので、別途月額の料金が発生することは把握しておきましょう。

【自宅のパターン別】4K8K放送を視聴するには何をすればいい?

4K8K放送を視聴するためには必要な機器をそろえる必要がありますが、現在使っているテレビやアンテナなどによって準備するものが変わってきます。「結局なにを準備すればいいの?」という方のために、ここからはパターン別に4K8K放送を視聴するために必要なものを解説します。

以下のパターンから自分に当てはまるものを確認してみてください。

それぞれ詳しく解説します。

従来のテレビ(2K)のみお持ちの場合

2kをお持ちの方の4k8kを見る方法

従来のテレビ(2K)は4K8K放送非対応です。

4K8K放送を視聴するには、4K8K対応のチューナー内蔵テレビとアンテナが新たに必要になります。

従来のテレビ(2K)とBSアンテナ(2K)をお持ちの場合

2kTV BSをお持ちの方の4k8k視聴方法

従来のテレビ(2K)とBSアンテナ(2K)をお持ちの場合、テレビを4K8K対応のチューナー内蔵テレビにすれば、2K放送と4Kの一部放送が視聴できます。4K8Kすべてのチャンネルを視聴したい場合は、4K8K対応アンテナへの交換も必要になります。

2kTVとBSアンテナどちらもお持ちでない方の4k8k視聴方法

4K8Kのテレビをお持ちの場合

4k8kTVをお持ちの方の視聴方法

すでに4K8Kのテレビを持っている場合は、新たに4K8K対応のチューナーとアンテナを交換することで、現在ご利用中のテレビですべての放送が視聴可能になります。

4K8Kチューナー内蔵テレビとBSアンテナ(2K)をお持ちの場合

4k8kTVとBSアンテナをお持ちの方の視聴方法

お持ちの機器で、2K放送と4Kの一部放送が視聴できます。4K8Kすべてのチャンネルを視聴したい場合は、4K8K対応のアンテナへの交換が必要になります。

4k8kTVとBSアンテナをお持ちの方の視聴方法2パターン目

テレビを所有しておらず、最新のチャンネル視聴をしたい場合

テレビを持っていない方の4K8k視聴方法

4K8K対応のチューナー内蔵テレビとアンテナを設置すれば、すべてのチャンネルが視聴できるようになります。

光回線、ケーブルTVなどアンテナ以外で視聴する場合

光回線で視聴する場合場合

光回線やケーブルテレビでテレビを視聴している方の4K8kテレビの視聴方法

ケーブルテレビで視聴する場合

ケーブルテレビでテレビを視聴している方の4k8kの視聴方法

光回線やケーブルテレビで視聴する場合は、アンテナではなく、セットトップボックスや新4K8K衛星放送アダプターといった各事業者から支給される機器が必要になります。

お持ちのテレビが4K8K対応でない場合は、新たに4K8K対応のチューナー内蔵テレビまたは4K8K対応のテレビとチューナーなどが必要です。事業者によってサービスの提供時期や内容が異なりますので、詳しくは各事業者へ問い合わせましょう。

4K8K対応アンテナの費用相場

アンテナ工事専門業者に設置を依頼した場合、4K8K対応アンテナの費用相場は35,000〜64,000円となっています。

業者に依頼すると費用がかかってしまうため、自分でアンテナを設置しようと考える方もいらっしゃるかもしれません。結論からお伝えすると、不可能ではないですがおすすめはできません。

多くの場合、アンテナの設置場所は屋根上や屋根に近い壁面など高所となります。慣れていない人が高所で作業するのは非常に危険がともないます。また、アンテナは決まった方角に向ける必要があります。ほんの少し方角がずれているだけでも正確に電波を受信できず、快適に4K8K放送を視聴できません。

アンテナ設置には知識や技術が必要となり、「自分で作業をしてみたがうまくできず、最終的には業者に依頼した」といったケースも少なくありません。4K8K対応アンテナを設置する際は、アンテナ工事専門業者に任せましょう。

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4K8Kに関するよくある質問

4K8K対応のテレビはどのくらいの価格ですか?

A

4K8K対応のテレビの価格は、メーカーやインチ数によって異なるため一概にはいえませんが、主に以下のような費用相場となっています。

4Kテレビ50,000~200,000円
8Kテレビ200,000~400,000円

※50~70インチの参考価格

4K8K放送はいつから始まったのですか?

A

4K8K放送は2018年12月1日に開始されました。その普及速度は、過去のBS放送などの受信設備の普及速度に比べて速いと言われており、今後さらなる普及・発展が見込まれています。

4K8K放送の視聴を楽しもう

本記事では、4K8Kの概要や特徴、4K8Kを視聴する方法について解説しました。

4k8kは、右旋偏波・左旋偏波のどちらにも対応した、専用の4K8K対応アンテナを設置することで、すべてのチャンネルを視聴できます。ただし、4K8K放送の視聴には、4Kもしくは8K対応テレビやチューナーなどの準備が必要です。現在使っているテレビやアンテナなどによって準備するものが変わってくることもあるので、事前にしっかり確認をして4K8K放送視聴の環境を整えましょう。

「4K8Kアンテナをできるだけお得に設置したい」という方は、ライフテックスの「0円キャンペーン」がおすすめです。超高速光回線NURO光とアンテナ工事を同時にお申し込みいただくと、テレビアンテナ工事が無料になるお得なキャンペーンを実施しています。

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