テレビのWi-Fiが繋がらない原因と対処法!手順をわかりやすく解説
テレビにWi-Fiを繋げ、日頃から動画配信サービスの視聴やスマートスピーカーへの接続などをしている場合、急にWi-Fiが繋がらなくなると、非常に不便になり困ってしまいますよね。
テレビがWi-Fiに繋がらない原因は、以下の5つが考えられます。
本記事では、テレビがWi-Fiに繋がらない原因とそれぞれの対処法について解説しています。
また、テレビで動画をストレスなく楽しみたい方は、Wi-Fi(無線LAN)よりも圧倒的に速く、安定して通信ができる有線LAN接続への切り替えがおすすめです。
インターネットに繋げたいテレビが、ルーターから遠く有線接続が難しい場合は、壁の中や屋外にLANケーブルを配線する、LAN配線工事を検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、有線LANの配線は専門知識がないと難しいため、専門業者に依頼しましょう。
年間3,000件の施工実績をもつライフテックスでは、他社よりリーズナブルな価格で工事が可能です。
相談やお見積もりは無料のため、お気軽にご相談ください。
テレビにWi-Fiが繋がらない原因
テレビがWi-Fiに繋がらない原因は大きく以下の5つに分けられます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
ケーブルを正しく接続していない
LANケーブルがモデムとルーターに正しく接続されていないと、インターネットに接続できません。
引っ越しや模様替えなどで配置を変える際に、LANケーブルを挿し忘れてしまったり、違う場所に挿してしまったりしているかもしれません。
また、子どもやペットのいたずらで抜けたり断線していたりするケースも考えられます。
テレビ以外のスマートフォンやパソコンがWi-Fiに接続され、インターネットに接続できるか確認してみましょう。
▶ケーブルが正しく接続していない場合の対処法はこちら
テレビ側の設定が間違っている
テレビの設定ミスもWi-Fi接続ができない原因のひとつです。
たとえば、テレビの「Wi-Fi設定」がオフになっていたり、別のWi-Fiに接続したりしている可能性があります。
また、インターネット回線の変更やルーターの買い替えなどで、テレビ側の再設定が必要な状態になっているケースもあるでしょう。
テレビ側の設定が正しくないと、LANケーブルやルーターに問題がなくてもWi-Fiに繋がらないため注意しましょう。
▶テレビ側の設定が間違っている場合の対処法はこちら
ルーターの設置場所がよくない
ルーターの設置場所も、Wi-Fiの接続しやすさに大きく影響します。
ルーターとテレビの距離が遠すぎたり障害物があったりすると、電波が妨害されるため、接続が不安定になりやすいです。
たとえば、以下のような場所に設置していないか確認してみてください。
- 周囲に障害物がある場所
- 家電製品の近く
- 水槽の近く
- 部屋の隅
- 棚やクローゼットの中
家電製品、とくに電子レンジやBluetooth機器の近くは電波の影響を受けやすいため注意が必要です。
また、電波は水に弱い性質があるため、水槽の近くも避けましょう。
▶ルーターの設置場所がよくない場合の対処法はこちら
ONUやルーターに故障や不具合が起きている
ONUやルーターに故障や不具合が発生している場合、通信状態が不安定になったり、通信速度が低下したりすることがあります。
以下のような現象がみられる場合は、ルーターの不具合の可能性が高いです。
- 電源が入らない
- Wi-Fiが繋がりにくい
- 通信が途中で切れる
- インターネット通信速度が以前よりも遅い
一般的にルーター本体の寿命は4〜5年です。
購入から5年以上経っている場合は、新しいルーターに買い替えましょう。
ルーターを買い替える際の注意点は以下の関連記事で詳しく説明しているので、こちらもあわせてご覧ください。
接続しているデバイスの数が多い
Wi-Fiルーターに接続しているデバイスの数が多すぎると、通信速度が低下する場合があります。
機種によって異なりますが、同時に接続できる数は限られているため、接続中の機器の数を確認してみましょう。
▶接続しているデバイスの数が多い場合の対処法はこちら
テレビだけWi-Fi・インターネットに繋がらないときの対処法
テレビだけWi-Fiに繋がらないときの対処法は以下の9つです。
LANケーブルを繋ぎ直す
まずはLANケーブルの接続状態をチェックしましょう。
壁にあるLANケーブルの差し込み口からモデム、モデムからWi-Fiルータに、LANケーブルがそれぞれ正しく接続されているか確認します。
接続が不安定な場合は、一度ケーブルを抜いて、再度しっかりと接続し直してください。
また、LANケーブルに断線や破損がないかも確認しましょう。
もし問題があれば、新しいLANケーブルに交換することをおすすめします。
Wi-Fiルーターとテレビの電源を抜いて再起動する
一時的な不具合であれば、ルーターとテレビを再起動することで接続が復活する場合があります。
再起動の手順は以下の通りです。
- ルーターとテレビの電源を切る(電源ボタンがないルーターの場合はコンセントを抜く)
- 数分待ってから再度電源を入れる
ルーターとテレビを再起動して、Wi-Fiへの接続が復活するか試してみましょう。
テレビの設定を見直す
ルーターとテレビの再起動でも改善が見られないときは、テレビ側の再設定をおこないます。
現在利用しているWi-Fiの接続をいったんオフにしてから再度オンにして、Wi-Fiに接続できるかを確かめてください。
メーカーによっては「具体的な対処方法を示してくれる」「ネットワーク状態を診断してくれる」といった機能がついていることもあります。
ここでは、シャープ・ソニー・パナソニックの各公式サイトに掲載されている方法を紹介します。参考にしてみてください。
シャープ
シャープの場合は「お困り解決ナビ」機能が便利です。状況に応じて、自分でできる対処法を表示してくれます。
使い方は、以下の通りです。
1.リモコンのホームボタンを押す
2.アプリ内の「お困り解決ナビ」を選び決定ボタンを押す
3.「インターネット」を選択する
4.「インターネットがつながらない/ネット動画が見れない」を選び決定ボタンを押す
5.診断を開始する
ソニー
ソニーの場合は「内蔵Wi-Fi設定」から、オン・オフの切り替えが可能です。
操作手順は、以下を参考にしてください。
- リモコンの「ホーム」もしくは「クイック設定」ボタンを押し「設定」を選ぶ
- 「通信設定」「高度な設定」、または「ネットワークとインターネット」を選び、「決定」ボタンを押す
- 「内蔵Wi-Fi設定」をオフ(無効)にする
- 再度、オン(有効)に戻す
パナソニック
パナソニックの場合は以下の手順で、ネットワークの接続状態がチェックできます。
1.リモコンのホームボタンを押す
2.「設定」を選び「決定」ボタンを押す
3.「ネットワーク設定」を選び「決定」ボタンを押す
4.「ネットワーク状態」を選び「決定」ボタンを押す
上記の手順をおこなえば、5分ほどでネットワーク状態が表示されます。
接続がうまくいかない原因を探すのに役立つでしょう。
通信障害が発生していないかチェックする
インターネット回線自体に問題があって、テレビがWi-Fiに繋がっていない可能性も考えられます。
テレビ以外の機器がインターネットに繋がるかの確認や、プロバイダのWebサイトやSNSを確認し、通信障害やメンテナンスに関する情報が掲載されていないかをチェックしてみましょう。
通信障害が発生している場合は、復旧するまでしばらく待つしかありません。時間をおいてから再度接続を試してみてください。
Wi-Fiの設定や周波数を見直す
Wi-Fiの設定や周波数が原因になっているケースもあります。
まずは、設定が適切かどうかを確認しましょう。多くの場合「ルーターモード(RT)」を使用しますが、場合によっては「アクセスポイントモード(AP)」にする必要もあります。
次に、Wi-Fiの周波数も見直してみましょう。Wi-Fiには2.4GHz、5GHz、6GHz、3つの周波数があり、それぞれに以下のような特徴があります。
2.4GHzの特徴 | ・壁や床などの遮蔽物に強く、遠くまで電波が届く ・家電製品からの電波障害を受けやすい |
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5GHzの特徴 | ・壁や床などの遮蔽物に影響を受けやすく、電波の届く範囲は狭い ・家電製品からの電波障害を受けにくく、2.4GHzより通信速度が速い |
6GHzの特徴 | ・対応機器がまだ少ないので電波が干渉しにくく、5GHzより通信速度が速い。 ・壁や床などの遮蔽物に影響を受けやすく、電波の届く範囲は狭い |
2.4GHzは、電子レンジやBluetoothなどほかの機器との干渉を受けやすいですが、壁や床の遮蔽物に強く、広範囲に電波が届きます。
一方、5GHzは電波の届く範囲は限定的であるものの、家電製品の影響を受けにくく、2.4GHzに比べて通信速度が速いという特徴があります。
テレビのWi-Fi接続が不安定なときは、上記の特性を考慮して周波数を切り替えてみるのもひとつの手です。
たとえば、ルーターとテレビの距離が離れていて電波が届きにくい場合、2.4GHzに変更するとWi-Fi接続が復活する可能性があります。
Wi-Fiルーターをテレビの近くに置く
Wi-Fiルーターとテレビの距離が離れていたり、間に障害物があったりすると、電波干渉によってインターネット接続が不安定になりやすいです。
周波数を切り替えてもうまく繋がらない場合は、Wi-Fiルーターの電波がテレビまで十分に届いていない可能性があります。
ルーターの設置場所を見直し、できるだけテレビに近づけましょう。
ルーターとテレビを近くに設置すれば障害物の影響が軽減されるので、Wi-Fiに繋がりやすくなるはずです。
Wi-Fiルーターのソフトウェアを更新する
ソフトウェアとは、Wi-Fiルーターを動かすプログラムのことです。Wi-Fiルーターのソフトウェア(ファームウェア)は定期的に更新されます。
古いバージョンのままだと、Wi-Fi接続が不安定になる原因になるため、アップデートをおこないましょう。
機種によって異なりますが、おおまかな手順は以下の通りです。
- Wi-Fiに接続したデバイスでルーターの設定画面を開く
- 「設定」や「管理」のメニューを探す
- 「ファームウェア更新」や「アップデート」などの項目を選択
更新作業は数分で完了します。途中で電源を切らないよう注意してください。
Wi-Fiに接続しているデバイスの数を減らす
Wi-Fiルーターには、同時に接続できるデバイスの数に上限があります。
接続しているデバイスが多すぎると、Wi-Fi接続のトラブルの原因になることがあります。
まずは、現在Wi-Fiに接続している機器の数を確認しましょう。
パソコンやスマートフォン、タブレット、スマート家電など、思いのほか多くの機器がつながっているかもしれません。
使用していないデバイスの接続を解除すれば、各機器に割り当てられる通信量が増え、テレビのWi-Fi接続が安定する可能性があります。
日常的に多くのデバイスを同時接続する必要がある場合は、より多くの同時接続に対応した高性能なWi-Fiルーターへの買い替えも検討してみましょう。
Wi-Fi(無線LAN)から有線LANにする
これまで紹介した対処法を試しても問題が改善しない場合は、有線LAN接続に切り替えることをおすすめします。
有線LANであれば、家電製品の電波干渉や障害物の影響を気にする必要はありません。
また、通信速度も向上するため、動画の視聴やオンラインゲームもストレスなく利用できるでしょう。
ただし、有線LAN接続にはケーブル配線が必要になるため、部屋の場所やレイアウトによってはご自身での設置がむずかしい場合もあります。
たとえば、テレビがルーターから離れた部屋にある場合、LANケーブルを壁の中を通す必要があるケースもあります。
その場合は、LAN配線工事の専門業者に依頼しましょう。
年間3,000件の施工実績をもつライフテックスでは、他社よりリーズナブルな価格でLAN配線工事が可能です。
相談やお見積もりは無料のため、お気軽にご相談ください。
テレビがWi-Fiに繋がらないなら有線LANへの切り替えがおすすめ
快適なインターネット環境を求めるなら、有線LANがおすすめです。
有線LANに切り替える主なメリットを、より詳しく解説します。
- Wi-Fi(無線LAN)に比べて通信速度が速い
- 家電や障害物の影響を受けないので回線が安定する
- セキュリティ面も安心
有線LANの通信速度を検証してみたところ、Wi-Fi(無線LAN)と比べてなんと約16倍も速くなりました。
通信速度が速くなれば、映画やドラマの視聴、オンラインゲームのプレイもスムーズにおこなえます。
さらに、有線LANは物理的なケーブルを使用するため、外部からの不正アクセスのリスクが低く、セキュリティ面でも安心です。
壁の中に配線を通せば、見た目もスッキリして、邪魔になる心配もありません。
「テレビでオンラインゲームを楽しみたい」「ストレスなくYouTubeを見たい」方には、有線LANへの切り替えがベストな選択肢といえるでしょう。
有線LAN配線工事ならライフテックスにおまかせください
有線LANの配線を自分でおこなうのは、一見かんたんそうに見えても実際はかなり難しい作業です。
適切なケーブル選定や壁内配線など、専門知識が必要な作業が多く、失敗すると見た目が悪くなるだけでなく、再工事が必要になる可能性もあります。
そこで、おすすめなのが専門業者への依頼です。当社ライフテックスは年間3,000件の豊富な施工実績をもつLAN配線工事の専門業者です。高所作業にも対応しており、2階への配線工事にも対応しています。
ライフテックスの大きな強みは、他社と比べて費用を抑えられる点です。
自社スタッフによる一貫施工をおこなっているため、中間マージンがかかりません。また、数多くの工事を請け負っているため、部材を大量に仕入れることでコストを抑えられるのも理由です。
たとえば、1階から2階へのLAN配線工事の場合であれば、他社の半額以下の費用で済みます。
工事担当者は、もちろん全員が資格を持つ施工のプロ。経験豊富なスタッフがスピーディーかつ確実な工事をお届けします。
さらに、施工後も安心の3年保証を付けており、アフターサービスも万全です。
お見積もりや相談は無料で承っておりますので、有線LANへの切り替えを検討している方は、お気軽にライフテックスにご相談ください。
テレビにWi-Fiが繋がらないときの原因と対処法まとめ
最後に、テレビとWi-Fiの接続トラブルの原因と対処法を以下にまとめました。
- ①ケーブルが正しく接続していない
- ②テレビ側の設定が間違っている
- ③ルーターの設置場所がよくない
- ④ONUやルーターに故障や不具合が起きている
- ⑤接続しているデバイスの数が多い
- ①LANケーブルを繋ぎ直す
- ②Wi-Fiルーターとテレビの電源を抜いて再起動する
- ③通信障害が発生していないかチェックする
- ④Wi-Fiの設定や周波数を見直す
- ⑤接続しているデバイスの数が多い
- ⑥Wi-Fiルーターをテレビの近くに置く
- ⑦Wi-Fのソフトウェアを更新する
- ⑧Wi-Fiに接続しているデバイスの数を減らす
- ⑨Wi-Fi(無線LAN)から有線LANにする
ルーターの位置やテレビの設定を見直してみても改善しない場合は、有線LAN接続への切り替えをおすすめします。
有線LANは通信速度が速く、安定性も高いため、動画視聴やオンラインゲームに最適です。
有線LANへ切り替えのため、LAN配線工事をご検討中の方は、ライフテックスにおまかせください。
ご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応いたします。代理店や下請け業者などへの中間マージンがかからないぶん、高品質のサービスを低価格でご提供可能です。
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よくある質問
Wi-Fiが接続済みなのにインターネット接続なしとはどういうこと?
Wi-Fiには接続できているけれど、なんらかの不具合が発生しているため、インターネットに接続できていない状態です。この状態のときは、まずスマートフォンやPCなどほかのデバイスがWi-Fiに繋がるか確認しましょう。
ほかのデバイスも繋がらない場合は、Wi-Fiルーターに原因があります。
テレビだけが繋がらない場合は、テレビ側に原因があるので、テレビだけWi-Fi・インターネットに繋がらないときの対処法を試してみてください。
急にテレビだけWi-Fiに繋がらないときはどうしたらいい?
テレビの再起動や設定の見直しなどの対処法を試してみてください。
対処法を実践しても問題が改善しない場合や、さらなる快適なインターネット環境を求めるなら、有線LAN接続への切り替えがおすすめです。
有線LANであれば電波干渉を気にする必要がなくなり、通信速度も向上するためストレスなくインターネットが利用できますよ。部屋の場所やレイアウトの兼ね合いで有線接続が難しい場合はLAN配線工事を検討してみてはいかがでしょうか。
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