テレビが映らないのに音は出る原因とは?自分でできる対処法と修理が必要なケースを紹介
「テレビが映らないのに音は出る症状の原因を知りたい」
「自分でできる対処法を知りたい」
テレビが映らないのに音は出る際の対処法は以下のとおりです。
こちらの対処法を試してみても、症状が改善しない場合には、テレビの故障、またはアンテナを修理・交換する必要があります。
アンテナの修理・交換は高所での作業が伴い危険な上、専門知識や技術が必要です。そのため、アンテナ修理・交換は自分でおこなわず、アンテナ工事専門業者に依頼するのが賢明です。
「アンテナの不具合を直したいけど、どの業者に頼めばいいかわからない」という方は、ライフテックスにおまかせください!
ライフテックスは事業歴10年以上のアンテナ工事専門業者です。年間8,000件以上の工事実績があり、アンテナ調査から設置・交換までアンテナに関することなら幅広く対応可能です!
テレビが映らない原因がわからず困っている場合や、アンテナの故障が疑われる場合などは、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください!
テレビが映らないのに音は出る原因
テレビが映らないのに音は出る原因はどこにあるのでしょうか?考えられる主な原因は、以下の通りです。
それぞれ詳しく解説していきます。
アンテナの受信レベルの低下
テレビが映らないのに音だけは出る場合、アンテナの受信レベルが低下している可能性があります。
アンテナの受信レベルとは、アンテナが受信した電波が、正常にテレビに届いているか知るための指標です。
受信レベルが低下する要因には、屋外と屋内それぞれに原因があります。
屋外の要因としては、悪天候や遮蔽物が挙げられます。大雨・強風・雪などの天候不良は、電波の伝達に影響を与え、受信レベルの低下を引き起こすことがあります。
またアンテナと電波塔、あるいは人工衛星との間に建物や木などの遮蔽物がある場合も、電波を正しく受信できず、受信レベルが下がってしまいます。
屋内の要因としては、テレビの設置位置の変更や台数の増加が影響する場合があります。設置場所によっては電波が届きにくくなることがあり、また複数台のテレビを接続すると電波が分配され、それぞれの受信レベルが低下する可能性があります。。
テレビ内部の基盤の不調
テレビが映らずに音だけ聞こえる原因には、テレビ内部の基盤に不具合が発生している可能性があります。
テレビには電源基盤や映像処理基盤など複数の基盤が使用されており、映像が映らない原因として、これらのいずれかに不調が起きていることが考えられます。
特に最近のテレビは、インターネットサービスやデータ放送などの機能により処理能力に負担が多くかかるため、基盤への影響が出やすい傾向にあります。
ただし、テレビ内部の異常を素人が判断するのは難しいため、長年使用している場合や動作に異常が見られる場合は、専門業者に相談・修理依頼をすることをおすすめします。
リモコンの不具合・操作ミス
音は出るのにテレビが映らない原因には、リモコンの不具合や操作ミスも考えられます。
リモコンに不具合が生じていると、入力信号の切り替えや設定の変更が正常におこなえず、画面が映らなくなる可能性があります。
まずはリモコン操作が誤っていないか確認しましょう。
リモコンの不具合としては、電池切れや接触不良、赤外線信号の障害などが挙げられます。
不具合の原因を確かめるには、まずは電池を交換しましょう。それでも解決しない場合は
リモコンのセンサー部分や赤外線信号が遮られていないかを確認してください。
それでも改善しない場合には、リモコンの設定をリセットする方法もあります。メーカーによってリモコン設定のリセット方法は多少異なるため、取扱説明書を確認しましょう。
ケーブルの接触不良・断線
テレビが正しく映らない原因として、ケーブルの接触不良や断線が考えられます。
まず、ケーブルの差し込みが不十分な場合、接触不良が起こり、映像が乱れたり映らなかったりすることがあります。テレビを視聴するには、ケーブルがしっかりと接続されているか確認することが大切です。
またケーブルの接続に問題がない場合でも、ケーブル自体が断線している可能性があります。
ケーブルはビニールで覆われており、内部の導体部分までは見えない構造になっています。しかし、経年劣化や使用環境によって内部の導体が傷んで断線してしまうことがあります。
ケーブルが断線していると、アンテナからの電波が正しく伝わらず、映像が映らなくなります。接続状況とあわせて、ケーブルの状態も確認しましょう。
ケーブルの配線ミス
テレビが映らない原因のひとつに、ケーブルの配線ミスが挙げられます。
テレビにはさまざまな接続端子があるため、正しい端子にケーブルが差し込まれていないとテレビが正しく映りません。
映像が映らなくなったときは、映像端子にケーブルが正しく差し込まれているか確認しましょう。
掃除のためにテレビを動かしたあとや、ケーブルが抜けてしまい挿し直したあとなどは、誤った端子にケーブルが接続されている可能性があるため、十分注意し確認しましょう
セットトップボックスの接続不良
テレビが映らないときは、セットトップボックスの接続不良が起きている可能性があります。
セットトップボックスは、ケーブルテレビや衛星放送の受信信号を、テレビが表示できる形式に変換する装置です。地上波放送では通常不要ですが、有料放送(例:スカパー!、J:COM、ひかりTVなど)を視聴する場合には必要不可欠です。
セットトップボックスがテレビに接続されていてテレビが映らない場合、セットトップボックスの接続や設定に問題があると考えられます。
セットトップボックスを再起動したり、ケーブルが正しく接続されているか、表示ランプが正常かを確認したりしましょう。
それでもテレビが映らない場合には、セットトップボックスの初期化(リセット)や、サポートセンターへの問い合わせを検討しましょう。
テレビが映らないのに音は出る際に自分でできる対処法
テレビが映らないのに音は出る際には、自分でできる対処法もいくつかあります。以下、一例です。
それぞれ詳しく解説します。
テレビを再起動する
テレビが映らないのに音は出るときは、まずはテレビを再起動しましょう。
再起動はソフトウェアの不具合や一時的なエラーをリセットし、正常な状態に戻す効果が期待できます。
再起動のやり方は以下のとおりです。
- テレビの電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く
- 10秒以上待ち、再び電源プラグをコンセントに挿し込み電源を点ける
- 画面が正常に映るかを確認する
このときテレビ本体のランプを確認しましょう。
テレビの機種によりますが、ランプが赤く点滅している場合はテレビ本体に異常があることを示しています。
テレビを再起動した後もバックライトが点滅している場合、再度同じ現象が現れる場合があるため、修理・買い替えを検討してください。
B-CASカードを差し直す
音は出るのにテレビが映らない場合には、B-CASカードを差し直してみてください。
B-CASカードは地デジ・BS/CS放送の著作権保護や有料放送などのサービス管理が目的のカードで、地デジ・BS/CS放送視聴のために必要です。
ICチップが内蔵されているので、ICチップ部分が傷ついていたり汚れていたりすると、カードが正しく機能しない恐れがあります。
テレビが正しく映らない場合には、B-CASカードをテレビやチューナーから抜き、柔らかい布などで優しく拭いてから指し直してみてください。
B-CASカードを差し込んだ後はエラー表示が出ていないかを確認しましょう。
現住所のチャンネルを登録する
テレビが映らない場合はチャンネル設定ができていない可能性があります。
地デジ放送を視聴するには現住所のチャンネルの登録が必要です。
しかし、テレビを新しく購入した後や、別の地域に引っ越した後に、お住まいの地域のチャンネルを登録していないと、テレビを正常に見れません。
現住所のチャンネルが登録されているか確認しましょう。
テレビの機種によって多少異なりますが、チャンネル登録は以下の手順で実施してください。
- リモコンで設定画面を開く
- 放送受信設定を選択する
- お住いの地域を選択する
- 地上デジタル放送を選択する
- チャンネル設定を選択する
- スキャンを選択する
- スキャン完了後、設定画面を閉じる
入力切替をする
テレビが映らないときは、テレビの入力切替をすることで解消する場合があります。
テレビが映らない原因として、入力設定がテレビ以外の「ビデオ」や「HDMI入力」になっているかもしれません。
テレビを視聴したいときは、入力切替ボタンを押して「テレビ」に設定しましょう。
リモコンの入力切替ボタンが効かないときは、テレビ本体のボタンで入力切替をしてみてください。
BSアンテナへ電源供給する
衛星放送が映らない場合には、BSアンテナに電源が供給されていない可能性があります。
自宅のBSアンテナを使って衛星放送を見るには、テレビやレコーダーからアンテナに電源を供給しなければいけません。手順は以下の通りです。
- リモコンを操作して設定画面を開く
- 放送受信設定を選択する
- BS/CSアンテナ設定を選択する
- アンテナ電源の供給をONにする
お使いのテレビによって細かい操作方法は異なりますので、詳しくは取扱説明書を見てみてください。
なお、マンションなどの集合住宅にお住まいで共同アンテナが設置されている場合には、電源供給をする必要はありません。
ケーブル類を接続し直す
テレビが正常に映らない場合には、アンテナとテレビを接続しているケーブル類をつなぎ直しましょう。
テレビが正しく映らないのは、ケーブルの緩みや抜けなどが原因として考えられます。
テレビ周りに接続されているケーブルを抜き差ししてみましょう。
この際、ケーブルの状態もチェックしてください。
アンテナ端子の芯線が曲がっていたり、ケーブルが断線していたりする場合はケーブルの買い替えを検討しましょう。
自分でできる対処法では解決せずに修理・買い替えが必要なケース
音はでるもののテレビが映らない場合は、実は修理が必要なケースもあります。以下、一例です。
それぞれ詳しく解説します。
アンテナが倒れている
アンテナが倒れている場合、自分で対処するのは危険を伴うため、専門業者による修理・点検が必要です。
アンテナが倒れている状態を放置してしまうと、落下して人や物を傷つけてしまう可能性があるため、早急な対応が求められます。
アンテナが損傷していなければ、正しい位置に再設置することで再びテレビを視聴できるようになる可能性があります。しかし、倒れた際にアンテナ本体や内部の部品が壊れてしまった場合には、アンテナの交換が必要になることもあります。
安全のためにも、アンテナに異常を感じたら無理に触らず、早めに専門業者へ相談しましょう。
アンテナが故障している
アンテナは一般的に10~15年程度で寿命を迎えます。
自宅にあるアンテナが10年以上経っている場合には、故障・破損の可能性があります。
海岸近くや風が強い地域など設置されている環境次第では、10年よりも早く寿命を迎えることがあります。
アンテナが故障している場合は、アンテナを新調しましょう。
アンテナの向きがずれている
アンテナの向きがずれている場合、自分では対処が難しいため、専門業者に向きを調整してもらう必要があります。
アンテナは電波塔の方向に向けて設置されています。
多少の向きのずれならある程度電波を受信しますが、大きくずれてしまうと電波を受信できずにテレビが見れなくなってしまいます。
アンテナの向きの調整は、高所での作業になる上、電波塔の位置を正しく把握する必要があるため、専門業者に調整を依頼しましょう。
テレビ内部が故障している
テレビを再起動しても不具合が解消しない場合には、テレビの基盤が劣化して内部が故障している可能性があります。
内部が故障した場合は、メーカーへ修理を出すことを検討しましょう。
購入してから何年もたっている場合は、修理を断られてしまう場合もあります。
メーカーによって多少異なりますが、一般的に部品保有期間は8年と定められています。
購入後8年経ったテレビは修理に必要な部品がないため修理が難しいのです。
またテレビの使用年数は平均10年とされているため、10年以上使用しているテレビに故障が生じた場合は修理するより買い替えた方がお得です。
落雷の過電流でブースターが故障している
近所で落雷があった場合、ブースターが故障している可能性があります。
ブースターに落雷などの影響で過電流が流れるとブースターは故障する可能性が高いです。この場合、交換が必要となります。
自分でアンテナ工事をするのはおすすめできない!
アンテナの故障や向きのずれが生じた際に、自分で修理・調整しようと考えている方もいるかもしれません。
しかし、アンテナ工事は専門的な知識や技術が必要な作業のため、自分で実施するのはおすすめできません。
まずアンテナの工事は高所での作業となるため、危険が伴います。そのため、高所での作業に慣れていない方が工事をすると、けがをしたり、命を落とす恐れもあります。また工事の際に使う工具は慣れていなければ、自分で扱うのは困難です。
またアンテナを正しい位置・向きに設置するには専門的な知識が求められます。自分で設置した場合、上手く電波を受信できずにテレビが映らなくなってしまうというトラブルが起こる可能性があります。
アンテナ工事は専門的な知識や技術が必要な作業のため、専門業者に依頼しましょう。
アンテナ調査や修理はアンテナ工事専門業者におまかせ
アンテナ調査や修理はどの業者に依頼すべきか迷っている方もいますよね。
アンテナの設置は以下の業者に依頼できます。
- アンテナ工事専門業者
- ハウスメーカー・工務店
- 家電量販店
- ホームセンター
結論から言うと、アンテナ調査や修理はアンテナ工事専門業者に依頼するのがもっともおすすめです。
というのも、ハウスメーカーや家電量販店に修理依頼をした場合、下請け業者に委託することが多いため、仲介手数料が発生し費用が割高になりがちです。
一方で、自社施工にこだわっているアンテナ工事専門業者なら、仲介手数料が発生せず、その分の費用が抑えられます。
それだけでなく、受付から工事まで一貫して対応するため、コミュニケーションエラーが発生することが少ないという点もメリットといえます。
アンテナの故障・不具合を解決するならライフテックスにおまかせください!
アンテナの故障・不具合を解決するには、どの業者に依頼すればいいのかわからずに迷っている方はライフテックスにおまかせください!
ライフテックスは年間施工実績8,000件のアンテナ工事専門業者です。アンテナ調査から設置・交換までアンテナに関することなら幅広く対応可能です。
弊社では自社施工にこだわっており、アンテナ取り付け工事は弊社スタッフが対応します。確かな技術と豊富な知識を持つスタッフが工事を担当しますので、高品質な工事をご提供しますよ!
下請け業者に依頼しないため、仲介手数料が発生せず比較的安く工事できるのもうれしいポイントです!
また弊社では部材を大量に仕入れることで、格安で高品質なアンテナをご提供しております。
見積もりやご相談は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせくださいね!
よくある質問
テレビの電源は入るが画面が映らない場合は、関連機器が故障している可能性があります。
画面上にエラーコードが表示される場合には、エラーメッセージに従って適切に対処してください。
・E201:アンテナレベルの低下
・E202:放送電波が受信できない状態
・E203:対象チャンネル放送の休止
エラーコードが出た場合の対処法については関連記事をチェックしてください。
▶関連記事を読む
バックライトが故障している場合、テレビから音は出るのに画面が映らないことがあります。
テレビのバックライトは30,000~60,000時間で寿命を迎えると考えられています。
1日8時間テレビをつけていた場合、約10年で切れる計算になります。
突然、テレビ画面が消えてしばらくして付くといった症状が見られる場合は、バックライトの寿命が近い前兆です。
バックライトが寿命を迎えたらメーカーに交換してもらいましょう。
液晶テレビの修理は自分でおこなうのはおすすめできません。
テレビを修理しようと解体したり無理に直そうとしたりすると修理が難しくなってしまうため、メーカーや専門の修理業者に修理依頼しましょう。
まとめ
本記事では音は出るのにテレビが映らない場合の対処法について解説しました。
- テレビを再起動する
- B-CASカードを差し直す
- 現住所のチャンネルを登録する
- 入力切替をする
- BSアンテナへ電源供給する
- ケーブル類を接続し直す
しかし、アンテナが故障していたり、テレビが故障していたりする場合には、テレビの買い替え、または専門業者に修理・交換してもらう必要があります。
もし、対処法を試してみてもテレビが映らない場合には、アンテナ工事専門業者に相談しましょう。
しかし「どのアンテナ工事専門業者に頼めばいいかわからない」と悩んでいる方もいるかもしれません。
アンテナの故障・不具合を解決するならライフテックスにおまかせください!
ライフテックスは事業歴10年以上のアンテナ工事専門業者です。年間8,000件以上の工事実績があり、アンテナ調査から設置・交換までアンテナに関することなら幅広く対応可能です!
テレビが映らない原因がわからず困っている場合や、アンテナの故障が疑われる場合などは、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください!