八木式アンテナの費用相場は?種類やメリット・デメリットを徹底解説
「八木式アンテナが安いのは、性能が悪いの?」
「八木式アンテナの16素子・20素子ってどんな違いがあるの?」
アンテナを取り付けたくて色々調べていると、取り付け費用が安く目につきやすいのが八木式アンテナです。昔ながらのアンテナであるため、比較的新しいデザインアンテナなどの方が性能が良いのでは?と思う人もいるでしょう。
八木式アンテナは古くからあるアンテナですが、性能が他のアンテナに劣ることはありません。しかし、デメリットを理解していなければ、予想よりも早く壊れてしまう可能性もあります。
そこで今回は、八木式アンテナの特徴や素子数の違い、メリット・デメリットについて解説します。
この記事を読むことで、八木式アンテナとはどのようなアンテナなのかが理解できますので、ぜひ最後までお読みください。
八木式アンテナの特徴
八木式アンテナの歴史は古く、100年以上も前に仕組みが研究されはじめた日本でもっとも普及率が高いアンテナです。八木式アンテナの形状を見て、どの年代の人でもよく見るアンテナだと感じるのではないでしょうか。
八木式アンテナは主に戦争で利用されていましたが、その後は地上アナログ放送の受信アンテナとして一般家庭に普及しました。現在でも地上デジタル放送の受信アンテナとして広く利用されています。
テレビアンテナとしての用途以外にも、FM/AMラジオやアマチュア無線の電波を受信するためにも利用されます。
八木式アンテナは「魚の骨」と表現される見た目をしており、以下のような構造になっています。
豆知識【八木式アンテナの由来】
八木式アンテナを発明したのは、東北大学に所属していた八木秀次と宇田新太郎です。2人によって開発されたアンテナであるため、日本語では「八木式アンテナ」と呼ばれていますが、英語では「Yagi-Uda Antenna」と言われます。なぜ日本では宇田氏の名前がないかというと、八木氏が単独で特許を出願したからと言われています。
八木式アンテナの素子数とは?
地デジアンテナの性能は「素子数」によって異なります。八木式アンテナの素子は、魚のあばら骨に当たる短めの横棒部分です。素子の数が14本であれば14素子アンテナであり、20本であれば20素子アンテナと呼びます。
なぜこのように素子数が異なるアンテナがあるのかというと、素子数が多いほど電波の受信感度が高く、高性能になるからです。
一般的に家庭用に使用される八木式アンテナは、14素子・20素子のものがほとんどです。
電波の状況が悪い地域用に、素子数が多いパラスタックアンテナと呼ばれる素子数の多いアンテナを用いることもあります。
八木式アンテナの寿命は?
八木式アンテナの寿命は10年ほどです。しかし、八木式アンテナは気候に影響されやすいため、10年経ったら交換を検討すればいいというものでもありません。
例えば、豪雪地域や台風が多い地域などは寿命が短くなる傾向があり、寿命が10年持たない可能性もあります。反対に、気候が比較的穏やかで、豪雪や台風などの悪天候に見舞われることがあまりない地域では20年経っても問題なく使用できるケースも多々あります。
八木式アンテナを交換すべきかどうかは、本体の破損であれば目視で確認できます。アンテナの横棒が壊れて素子が剥き出しになっていたり、本体やアンテナを支える支柱などが錆びてしまっている場合も交換をした方がいいでしょう。
また、支線が緩んでいたり切れている場合は、アンテナが落下する恐れがあるため、メンテナンスを行うか交換するかしましょう。
定期的に目視で確認して、アンテナに問題がないかチェックすることをおすすめします。
八木式アンテナのメリット
八木式アンテナの特徴を解説しましたが、なぜ今でも八木式アンテナの普及率が高いのかを理解するために、メリットをまとめてみました。
メリットには以下の2つがあります。
- 価格がリーズナブル
- 受信感度が高い
これらのメリットについて、詳しく解説していきます。
価格がリーズナブル
八木式アンテナは本体価格が安く、取付工事も比較的安く済む傾向があります。そのため、少しでも費用を抑えたいという人にとっては選びやすいアンテナと言えるでしょう。
受信感度が高い
歴史が古いアンテナでありながら、今現在も多くの家庭で利用されている理由として、電波感度の高さが挙げられます。性能が高く普及率も高いアンテナが、100年以上も前に研究され始めたものというのが驚きですよね。
八木式アンテナは他のアンテナと異なり、素子数が多いものを選ぶことで電波をキャッチしやすくなるため、電波が弱い地域でも電波を受信できる可能性があります。
取り付け場所も屋根の上であるため、周囲の建物の影響も受けにくく、快適なテレビ視聴ができるでしょう。
八木式アンテナのデメリット
八木式アンテナは性能が高くリーズナブルなアンテナですが、デメリットもあります。八木式アンテナを検討しているのであれば、デメリットも理解しておきましょう。
デメリットは以下の3つです。
- アンテナが目立ち外観に影響を及ぼす
- 天候の影響を受けやすい
- 鳥害に遭う可能性がある
では、これらのデメリットについて詳しく解説していきます。
アンテナが目立ち外観に影響を及ぼす
八木式アンテナは魚の骨のような見た目をしており、おしゃれな雰囲気はありません。また、屋根の上に取り付けるため目立ちやすく、家の外観にこだわりたい場合にはあまり適した見た目とは言えません。
見た目の問題なので好みにはなってしまいますが、デザインアンテナやユニコーンアンテナは外壁にも馴染みやすく目立ちにくいため、「新築だから外観を損ないたくない」という場合には八木式アンテナ以外を検討した方がいいでしょう。
天候の影響を受けやすい
八木式アンテナは設置場所が屋根の上になるため、天候の影響をダイレクトに受けてしまうのが最大のデメリットです。
また、全体が金属でできているため、雨に打たれて錆びてしまうこともあります。錆を放置すると、屋根から外壁にかけて錆が流れて着色してしまうなど、建物自体にも影響を及ぼします。
錆に強いステンレス製のものを選んだり、防錆・耐食性能を向上させたものを選んだりするなど、アンテナ自体の素材や性能を確認してから購入しましょう。
紫外線によっても劣化してしまうため、長く使用したいのであれば紫外線を防止するコーティングが施されたアンテナを選んでください。
日々の雨風や日光だけでなく、強風・豪雨・積雪の影響も受けます。例えば、台風でアンテナが傾いたり落ちてしまったりすることもありますし、雪の重みで折れてしまうことも考えられます。
アンテナが落下した場合、人に落ちて怪我をさせてしまう、隣の家の車に落ちて破損させてしまうなどのリスクがあります。
鳥害に遭う可能性がある
八木式アンテナの横棒が多い構造は、鳥にとってとまり木の代わりになってしまうこともあります。
アンテナに鳥がとまるとそこで糞をするため、屋根が汚れたりアンテナの寿命を早めたりする原因になるのです。
また、鳥に何度もとまられることでアンテナが傾いたり倒れてしまうリスクもあります。
他の地デジアンテナの種類
八木式アンテナ以外にも、最近発売されている地デジアンテナは全部で4種類あります。箱型のものをデザインアンテナ、ポール型のものをユニコーンアンテナ、工事不要で室内に置くだけのものを室内アンテナといい、八木式アンテナに比べ見た目がスタイリッシュなので、おうちの外観にこだわる人に選ばれ始めています。
本体価格はこのようになっています。
種類 | 本体価格 |
---|---|
八木式アンテナ | 1,300~10,000円 |
デザインアンテナ | 5,000~20,000円 |
ユニコーンアンテナ | 6,000~12,000円 |
室内アンテナ | 1,000~7,000円 |
ここからは、デザインアンテナとユニコーンアンテナ、室内アンテナの特徴をご紹介します。
デザインアンテナ
デザインアンテナは外観の邪魔をしないテレビ用のアンテナで、外壁や屋根裏など設置箇所を柔軟に対応できるため、新築やリフォームの際に、デザインアンテナを検討するお客様が増えています。
デザインアンテナは外壁に設置することが最も多いですが、マスト設置、ベランダ設置、自営柱設置、屋根裏への設置も可能です。
デザインアンテナについては「デザインアンテナは最悪?6件の事例から失敗しない方法を解説」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
ユニコーンアンテナ
ユニコーンアンテナは2017年に発売された比較的新しいアンテナで、見た目と性能をバランスよく兼ね備えた、八木式アンテナや一般的なデザインアンテナに次ぐ第三世代のアンテナです。
さらに、ユニコーンアンテナは八木式アンテナとデザインアンテナの長所を合わせ持っています。電波が十分に得られない場合がある住宅同士が密集しているエリアでも電波受信ができる可能性が高い
デザインアンテナ |
デザインアンテナは壁面に取り付けるアンテナのため、 |
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ユニコーン アンテナ |
ユニコーンアンテナは軒から突き出して取り付けますので |
八木式アンテナ |
軒の高さを越えて取り付けられる八木式アンテナは電波が受信しやすい半面、 |
ユニコーン アンテナ | ユニコーンアンテナはスタイリッシュな形状のため、 見た目への抵抗が八木式アンテナよりも格段に低い |
ユニコーンアンテナについては「ユニコーンアンテナの特徴・メリット・相場を解説!他のアンテナとの比較も」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
室内アンテナ
室内アンテナは、部屋の中に設置することができるコンパクトな地デジ受信用アンテナです。室内アンテナには以下のようなメリットとデメリットがあります。
- 価格が安い
- 設置工事不要でテレビ端子が無い部屋でも設置できる
- 外に設置しないため、景観を損ねない
- 電波を受信しにくいため、購入しても使用できない場合がある
- テレビの台数分必要
アンテナ設置費用相場
弊社は過去に、アンテナ工事にかかる費用を客観的に調べるため、アンテナ工事をしたことのある方223名にアンケートを行いました。すると、アンテナを新規に設置する工事の平均金額は「36,720円」でした。
調査概要:
期間 2022/02/05~2022/02/12
方法 インターネット調査
対象 過去にアンテナ工事をおこなったことのある223名
過去に工事を行なったアンテナの種類 | 平均費用※1 | 回答人数 |
---|---|---|
八木式アンテナ | 46,765円 | 34人/125人 |
デザインアンテナ(平面) | 41,481円 | 27人/125人 |
BS/CSアンテナ | 26,667円 | 48人/125人 |
4K8Kアンテナ | 43,333円 | 12人/125人 |
全体 | 36,720円 | 125人/125人※2 |
※1……新規設置の場合であり、古くなったアンテナの撤去費用等は含まれません。
※2……「その他」を回答した3人を含みます。
アンテナ工事の平均費用は、
地デジアンテナ(八木式、デザインアンテナ)の場合「44,426円」、
BS/CSアンテナ(2K、4K8K)の場合「29,672円」、
地デジ・BS/CSで平均した「テレビアンテナ工事」全体では「36,720円」でした。
業者に依頼すると、だいたい4万円くらいがかかるんだなと認識しておけばよいでしょう。
調査の詳しい内容は「騙されないために知っておきたいテレビアンテナ工事の費用相場!業者選びや安く設置する方法」を併せてご覧ください。
自宅にあったアンテナを選ぶには?
ここまでは地デジアンテナのそれぞれの特徴をご紹介しました。
では、これだけ種類のあるアンテナから、一体どのアンテナを選ぶのがいいのでしょうか?ここでは地デジアンテナの選び方を見ていきましょう。
地デジアンテナを選ぶ際は、「自宅の電界強度」と「アンテナ自体の受信感度」を知っておく必要があります。例えば、自宅がテレビ塔から離れており受信できる電波の強さが弱いにもかかわらず、受信感度の低いアンテナを選んでしまうと、テレビは映りにくくなります。
1.自宅の電界強度
地デジ放送の電波は電波塔や中継局から発信されており、電波塔や中継局に近いエリアほど受信する電波は強く、反対に遠いエリアほど電波は弱まっていきます。このエリアの違いによる電波の強さを電界強度で示すことができ、80dBμv/mある近いエリアは強電界、80~70dBμv/mを中電界、70~60dBμv/mを弱電界と呼びます。
電波塔や中継局から遠くに離れるほど受信できる電波は弱まっていくため、高感度のアンテナが必要になるのです。
しかし実際のところ、周囲に高階層のビルの有無によって強電界地域でも電波状況が悪くなる場合もあるので、同じエリアでも一軒一軒状況は変わってきます。
そのため、まずは自宅の電波状況を確認してから、どのアンテナならテレビを快適に見ることができるかを判断しなければならないのです。
2.アンテナの電波受信感度
よくある比較サイトなどでは「八木式アンテナは受信感度がいいから間違いない」「デザインアンテナは最悪」などの口コミが見られます。
なぜこのような声が見られるかといえば、「自宅の電界強度」を見ず、それぞれのアンテナの特徴だけでアンテナを選んでいるからです。
八木式アンテナしか適していないエリアでデザインアンテナを選べばテレビは映りにくくなるのは当然です。
自宅の電界強度と相性のいいアンテナを選べば、失敗は防げますよ。
「でも、外観にアンテナを目立たせたくない…!」
このように、おうちの外観にこだわる方もいるかと思います。そんな時はアンテナの屋根裏設置もおすすめです。八木式アンテナしか使えない地域でも、外から見えない屋根裏に設置しながらちゃんと電波が受信できる方法があります。
屋根裏設置ができる業者は限られていますが、気になる方はぜひご相談ください。
八木式アンテナの設置方法
「外観にアンテナを目立たせたくないから、デザインアンテナがいい。でも自宅地域の電波が弱くて八木式アンテナしか取り付けられない…」
というお悩みをお持ちの方には、ぜひ”屋根裏設置”をおすすめします!
屋根裏へ設置するための3つの条件
- 屋根裏で十分良好な状態で電波が受信できる
- 屋根裏にアンテナが設置可能なスペースがある
- 点検口などにより、屋根裏にアクセスできる
以上3点がクリアできれば、屋根裏設置ができるかもしれません。
目立たせたくないなら、屋根裏がおすすめ
屋外では景観を損ねてしまっていたアンテナも、屋根裏へ設置することで美しく保つこともできます。また、自然劣化から避けることもできます。弊社のお客様のうち、6〜7割のご家庭で屋根裏設置を行っています。
- 建物の外観を綺麗に保てる
- 倒壊のリスク0
- 耐用年数が格段に長い
- 外壁が傷つかない
- 電波状況が弱くなることがある
- 太陽光パネルの設置が難しい
メリット①建物の外観を綺麗に保てる
多くの地デジアンテナが屋根上や外壁に設置されていますが、それではせっかくの外観が損なわれてしまいます。そこで屋根裏へアンテナを隠すことで、建物の外観を綺麗に保つことができます。また、屋根や外壁リフォームの際にもアンテナが邪魔にならないので、工事もスムーズに進みます。
メリット②倒壊のリスクが少ない
屋外にアンテナを設置すると、雨や風、紫外線の影響を受けてアンテナの経年劣化が促進されます。また、台風などの強風により本体の向きが変わったり倒れる心配がありますが、屋根裏は壁と屋根に守られているので、悪天候時にアンテナが飛ばされるなどの心配が不要になります。
メリット③耐用年数が格段に長い
風雨や紫外線による経年劣化はアンテナの寿命に大きく影響します。屋根裏へ設置することでビスや端子まわりの劣化が遅くなります。
メリット④外壁が傷つかない
屋外に設置する際には、壁面から離脱しないために壁とアンテナをビスで固定します。この際に必ず穴をあけなければなりませんが、屋根裏設置の場合は内部柱への施工となるため、外壁を傷つけることがありません。
デメリット①電波状況が弱くなることがある
屋根裏へ設置することで格段に電波受信が悪くなることはありませんが、屋根や外壁を介して電波受信をおこなうため品質が悪い傾向があります。また、屋根材に金属系の素材を使用していると屋根に遮蔽されて電波が弱くなります。
デメリット②太陽光パネルの設置が難しい
太陽光パネルは金属ですので、電波到来方向(アンテナを向ける方向)にパネルがある場合、電波の受信を遮断してしまうので、屋根裏設置は難しい場合があります。太陽光パネルを設置済みの方、太陽光発電を検討している方は事前に業者へご相談ください。
もっとも一般的な、屋根上
一軒家の中で最も電波を受信しやすい高所で、かつ壁や隣家に電波を遮られることがない屋根上は、一般的なテレビアンテナの設置箇所です。しかし雨や風、雪の影響を受けやすく、悪天候の際には常に気を付けていなければならないです。また、太陽光発電を検討している場合には設置箇所を考慮する必要が出てきます。
外壁の高い位置
屋根上と同じくメジャーなのが、外壁への設置です。高層であればあるほど電波の入りはよく、問題なくテレビを視聴できます。屋根上よりも雨風をしのげるため、屋外設置の場合は外壁をご提案することが多いです。
ベランダ
3つの場所の中では電波は一番入りづらいですが、アンテナを柵に挟み込むだけで固定できるため、壁に穴をあける必要がありません。しかし、ベランダの手すりはアンテナが固定されることを想定して作られていないため、強風を受けると手すりが変形してしまう恐れがあります。
屋根裏設置についてもっと知りたい方は、別記事「テレビアンテナを屋根裏設置するメリット・条件・事例・代替案を紹介」もご覧ください。
アンテナ工事はどこに頼むもの?業者の費用相場
それでは、実際にアンテナ工事を頼もうとした時、依頼できる業者にはどんな選択肢があるのでしょうか。
それぞれの特徴を知った上で選べば、自分に合った工事を依頼できます。
- アンテナ工事専門会社
- マッチングサイト(アンテナ工事業者比較サイト)
- ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社
- 大手家電量販店(ジョーシン、ヤマダ電機、ケーズデンキ)
- ホームセンター(カインズホーム、コメリ、ビバホーム)
- 地域の電器店
- 自分で工事する(DIY)
アンテナ工事を施工するには、実は特別な資格は要りません。
しかし、設置場所ごとに違う状況に合わせて機器を選び確実にアンテナを設置するには、専門知識やノウハウが必要です。設置費用がいくら安くても、設置する時に家に傷がついたり、台風や強風で倒れたりするようでは、結果的には損害を被ることになります。
結論からお伝えすると、アンテナ工事は自社で施工するスキルを持った「アンテナ工事専門会社」に依頼するのが、質、価格、スピードいずれも安心だと言えます。
それぞれの工事会社の特徴を、評価してみます。
「工事費用」「スピード」「工事のクオリティ」「保証内容」いずれも安心して依頼できるのは、アンテナ工事専門会社です。
工事費用 | スピード | 完成度 | アフター保証 | |
---|---|---|---|---|
アンテナ工事専門会社 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
マッチングサイト | ? | ? | ? | ? |
家電量販店 | △ | 〇 | △ | △ |
ハウスメーカー・工務店 | 〇 | 〇 | △ | △ |
自分でDIYする | △ | △ | △ | × |
ホームセンター | △ | 〇 | △ | △ |
地域の電器店 | × | 〇 | △ | ◎ |
それぞれの施工業者について、もう少し詳しく説明していきますね。
アンテナ工事専門会社
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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もっともおすすめしているのが、アンテア専門工事会社です。その理由は、専門性が高く、品質が安定しており、価格もリーズナブルで、さらに保証も長いことです。
設置状況に合わせて、最適なアンテナや周辺機器、設置場所を判断できるのは、専門知識のある「電気工事士」がおり、経験によるノウハウが豊富だからこそです。
ただし、アンテナ工事会社の中にも外注先に依頼するケースがあります。せっかく専門会社を選ぶなら、自社施工で、事業年数が長く実績の多い安心できるところを選びましょう。
マッチングサイト(アンテナ工事業者比較サイト)
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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マッチングサイトは、アンテナ工事を請け負う会社や個人事業者を集めた比較サイトです。エリアや工事内容で条件を絞って検索する手軽さが支持され、最近増えてきていますね。
口コミ情報で、利用者の声を確認できるのも安心感につながります。
ただし、利用者の価値観によって評価が分かれるケースもあるので、参考程度にとどめておき、自分自身で直接問合せたり企業HPを見たりして、判断することも忘れないようにしたいですね。
ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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注文住宅でアンテナ工事を検討する場合は、ハウスメーカーや工務店に依頼することが多くなります。
一つの窓口でまとめて相談でき、何より費用を住宅ローンに組み込めるのがメリットです。
実際に施工するのは、取引のある下請け業者ですので、現場管理費などの中間マージンが発生して費用がかかることになります。
大手家電量販店(ヤマダ電機、ケーズデンキ、ジョーシンなど)
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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テレビを買った時に同時に申し込める手軽さがあるのが、大手家電量販店でのアンテナ工事です。
基本的には外注先の下請け業者が施工するので、業者を選ぶことはできず、何かトラブルがあった場合の責任の所在があいまいになりがちなのがデメリットです。
参考までに、大手家電量販店の費用目安をお伝えしておきますね。
工事内容 | ヤマダ電機 | ケーズデンキ | エディオン | ジョーシン | ビックカメラ |
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八木式アンテナ工事 | 16,500円~ 24,200円程度 |
16,500円~ | 20,900円~ | 店舗へ問合せ | 16,500円~ 28,600円 |
BS/CSアンテナ工事 | 11,000円〜 26,400円程度 |
11,000円~ | 11,000円~ | 店舗へ問合せ | 15,400円 〜 27,500円 |
ブースター追加 | 16,500円~ 44,000円程度 |
16,500円~ | 8,800円~ | 店舗へ問合せ | 8,800円~ |
分配工事 | 4,400円~ 25,300円程度 |
8,250円~ | 8,250円~ | 店舗へ問合せ | 8,250円~ |
取り外し工事 | 4,400円~ 11,000円程度 |
5,500円~ | 5,500円~ | 店舗へ問合せ | 3,300円~ 5,500円 |
ホームセンター(カインズホーム、コメリ、ビバホーム)
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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カインズホームやコメリ、ビバホーム、コーナンなどのホームセンターでも、アンテナ工事を請け負うことがあります。
ただし、ホームページでは記載がないことが多く、費用がどれくらいかかるのかは直接問い合わせてみないとはっきりしません。
家電量販店と同様、自社で施工するのではなく、外注先の下請け業者による工事なので、品質やスピードにもバラツキが予想されます。
地域の電器店
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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自宅の電化製品については全てお任せしているような、顔馴染みの地域の電器店がある方は、まず一番に依頼先の候補にされるのではないでしょうか。
信頼関係があるので、安心して依頼できるのは魅力ですね。
しかし店舗によっては、アンテナ工事が専門ではなかったり、費用が高額になったりすることがあります。
価格よりも安心感や信頼性を重視する方に、おすすめできます。
自分で工事する(DIY)
メリット |
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デメリット |
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こんな人におすすめ |
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特別な資格がなくても工事ができるなら、自分で取り付けてみようと考える人もいらっしゃるかもしれませんね。
自分でアンテナや配線を買って施工すれば、かかる費用は材料費だけですから安くなるでしょう。
しかし、高所の作業で危険も伴いますし、専門知識や工具を持たない方にはおすすめしません。
無理せず、業者に依頼することを検討しましょう。
八木式アンテナは自分で設置できる?
アンテナの設置費用は5万円以上かかることもあるため、「できれば節約したい」と考える人もいるでしょう。
八木式アンテナを設置するためには道具が必要となり、屋根に登って作業しなければなりません。そのため、費用面・安全面のどちらからみてもおすすめできません。
必要な道具の中に、屋根まで登れる脚立が必要になりますが、その脚立だけで2〜3万円かかります。他にも色々と必要な道具があるため、道具を揃えただけで4万円は超えるでしょう。
また、それらの道具はアンテナの取り付け後も使うようなものは少なく、置き場にも困ってしまう可能性があります。
安全面では、屋根の上から落下すれば命に関わりますし、屋根から工具やアンテナを落としてしまえば、下にいる人に当たって大怪我をさせたりしかねません。
慣れない不安定な足場で、数kgあるアンテナを固定するのも、慣れていなければ苦戦してしまうでしょう。
このように、自分でアンテナを取り付けようとしても、あまり節約にはならないだけでなく非常に危険なので、専門業者に任せてください。
八木式アンテナを設置するならライフテックスにおまかせ!
ライフテックスは年間8,000件の実績を持つアンテナ工事専門業者です。アンテナの設置・交換からアンテナ調査まで、アンテナに関することなら幅広く対応できます。
アンテナの設置に関して「できるだけ安く済ませたい」とお考えの方が多いかと思いますが、ライフテックスは格安でのアンテナ工事を行っているので安心です。
安さの秘密は以下の3つ。
- 代理店を挟まず中間マージンをカット
- 大量仕入れで安く在庫を確保
- 各工事担当者の技術力・経験でコスト削減
安くても確かな品質のアンテナを、確かな技術力で設置いたします。
ライフテックスは技術力にも自信がありますので、八木式アンテナを目立たない場所にも設置することも可能です。
八木式アンテナの設置工事価格は18,480円(税込)~(UHF20 素子アンテナ/S-5C-FB 同軸ケーブル15mまで/設置金具本体価格)となっています。
ライフテックスの対応地域は以下を参考にしてください。
東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/群馬県/栃木県/茨城県/大阪府/京都府/兵庫県/奈良県/滋賀県/愛知県/静岡県/宮城県/山形県
※一部対応できないエリアがございます
アンテナの設置を検討している場合は、ぜひ一度ライフテックスにご相談ください。
まとめ
八木式アンテナは100年以上も前に研究が開始されたアンテナで、日本でもっとも普及しています。素子と呼ばれる横棒の数が多いほど、電波をキャッチしやすく高性能です。
八木式アンテナは高いところに設置し、構造的にも電波を拾いやすいため、電波が弱めの地域でも利用しやすいアンテナと言えるでしょう。
しかし、目立つ見た目をしているので外観の見栄えが悪くなる可能性があります。また、天候の影響を受けやすいため、地域によっては劣化・故障しやすいというデメリットもあります。
八木式アンテナの取り付けは高所作業になります。非常に危険な作業になるので、取り付けは業者に依頼しましょう。
よくある質問
おすすめのアンテナ工事会社は?
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一番のおすすめはライフテックスです。年間8,000件の工事実績で倒壊ゼロ、台風にも適応できる8年保証がついていて、事業年数が10年以上の安心感のある会社だからです。 他にも「DenSho」「棟梁ドットコム」「アンテナ技術信用保証協会」が、おすすめです。 |
八木式アンテナとは何ですか?
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八木式アンテナは日本でもっとも普及しているテレビアンテナです。構造的にも電波を拾いやすいため、電波が弱めの地域でも利用しやすいアンテナといえるでしょう。 詳しくは「八木式アンテナの特徴」をご覧ください。 |
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