有線LANと無線LANの違いとは?適切なケーブルの繋ぎ方を解説!
有線LANとは、LANケーブルを使用し、ONUやルーターと通信機器を直接繋ぐインターネットの接続方法です。
通信速度が速く安定しやすいため、大容量のデータ通信をおこなうオンラインゲームや動画視聴、リモートワークなどのパソコン作業におすすめです。
通信速度や安定性を高めるために有線LANにしたいけれど、インターネットを接続したい部屋にLANコンセントが設置されていないという方は、
年間3,000件のLAN配線工事をおこなっているライフテックスにご相談ください。
経験豊富な自社スタッフが、1階から2階へのLAN配線工事を格安価格でうけたまわっております。
また、新築に必要なLAN配線工事・アンテナ・エアコンとNURO光とまとめてご依頼いただくと、最大15万円もお得になる「新築応援キャンペーン」も実施中!
ご相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の違い
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の違いは、通信機器をどのようにインターネットに接続するかです。
有線LANは、LANケーブルを使用してインターネットに接続します。LANケーブルを使用せず、Wi-Fiルーターを使用し電波を飛ばして無線接続するのが無線LAN(Wi-Fi)です。
それぞれの特徴を解説します。
有線LANとは
有線LANとは、LANケーブルを使用したインターネットの接続方法です。インターネットに接続したい機器をONUやルーターとLANケーブルでつなぎインターネットに接続するので、 通信が速く安定しやすいという特徴があります。
無線LAN(Wi-Fi)とは
無線LAN(Wi-Fi)とは、ルーターから電波を飛ばし、インターネット接続したい機器で電波を受信する接続方法です。
パソコンやゲーム機器をLANケーブルでつなぐ必要がないので、電波の届く範囲なら自由に移動できます。複数の端末を同時にインターネット接続できるのも特徴です。
しかし、電波の干渉を受けやすく、使用する環境によっては、通信が遅く不安定になる場合があります。電波の悪用によるセキュリティの心配があるため、利用するときは対策や配慮が必要です。
有線LANでインターネットに接続するメリット
有線LANでインターネットに接続するメリットは以下の4つです。
それぞれ詳しく解説します。
通信速度が速い
通信速度の速さは、有線LANでインターネットに接続する大きなメリットです。通信機器に直接繋ぐことにより、通信ロスが少なく高速通信を実現できます。
一方、無線LANでインターネットに接続する際、利用状況によっては速度が遅くなる場合がありますよ。
弊社で取り扱いのあるNURO光を無線LAN・有線LANに接続した際の検証をしたところ、有線LANは無線LANより約16倍もの速度が出るという結果が出ました。
有線LANは、無線LANに比べて圧倒的に通信が速いので、オンラインゲームや動画を見る際の読み込みが速く、インターネットを快適に楽しめますよ。
通信が安定しやすい
通信が安定しやすいのも、有線LANでインターネットを接続するメリットの一つです。通信機器をONUやルーターとLANケーブルで直接接続するため、遮蔽物や距離による影響を受けにくく、大容量のデータを送受信しても安定した通信を維持しやすい特徴があります。
無線LANでの接続が安定しない場合は、有線LANによる接続に切り替えることで改善する可能性があります。通信の安定性に不満がある方は、有線LANでの接続を検討してみましょう。
初期設定が簡単
有線LANの場合、基本的にはONUやルーターと通信機器をLANケーブルで繋ぐだけでインターネットに接続できます。
無線LANのように接続設定をおこなう必要がない場合が多いので、比較的簡単にインターネットに接続できますよ。
セキュリティの安全性が高い
有線LANは、セキュリティの安全性が高い接続方法です。無線LANを利用する場合、電波の悪用による不正利用や個人情報の漏えいといったリスクが有線LANよりも高くなります。
LANケーブルを通じてデータをやり取りする有線LANの方がセキュリティにすぐれています。重要な情報のやりとりをおこなう場合は、セキュリティの安全性が高い有線LANの利用がおすすめです。
有線LANでインターネットに接続するデメリット
有線LANでインターネットに接続する場合、メリットがある一方でデメリットもあります。デメリットは、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
LANケーブルの劣化リスクがある
有線LANでインターネットに接続する大きなデメリットは、LANケーブルの劣化リスクがあることです。LANケーブルは、長いほど損傷を受けるリスクがあり、自然に劣化します。
さらに、LANケーブルを踏んだり曲げたり、直射日光が当たる場所で使うなどすると、劣化につながります。劣化すると、通信に障害が生じる可能性があるので、注意しましょう。
LANケーブルの劣化についてもっと知りたい方は、LANケーブルの寿命や劣化の症状について詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
▶「関連記事を読む」
LANケーブルが届く範囲でないと接続できない
有線LANでインターネットに接続するためには、LANケーブルで通信機器とONUやルーターを直接繋ぐ必要があるので、LANケーブルが届かないとインターネットに接続できません。
通信機器の置き場所によっては、配線の工夫が必要な場合があります。スマートフォンやゲーム機によってはLANポートがないので、有線LAN接続できなかったりアダプターを用意する必要があったりするため、接続の自由度は高くないでしょう。
LAN配線工事が必要なケースがある
有線LANでインターネットに接続したくても、近くにONUやLANコンセントがない場合は、LAN配線工事が必要です。
自分で長いLANケーブルを利用して有線LAN接続すると、配線が邪魔になったり、見栄えが悪くなったりします。
業者にLAN配線工事を依頼すると費用がかかるため、無線LANで接続している方もいるでしょう。
賃貸の場合は、管理会社への許可が必要なので、容易ではありません。
しかし、通信の速度や安定性を考慮すると、業者に依頼しLAN配線工事をおこなうのがおすすめです。
年間施工件数3,000件を誇るライフテックスでは、1階から2階のLAN配線とジャックの増設も格安価格で承っております。
高額な部材を大量に仕入れることで原価を抑えられているので、他社の費用相場より2〜3万円ほどお安く工事ができます。
ご相談・お見積りは無料で受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。
有線LANと無線LAN(Wi-Fi)の使い分け方
有線LANは無線LANに比べ、速く安定した通信をおこなえます。
しかし、有線LANと無線LANは、そもそも使い分けが大切であり、どちらがいいというものではありません。
具体的には、以下のように使い分けるのがおすすめです。
有線LAN | パソコン・テレビ・家庭用ゲーム機など |
---|---|
無線LAN | スマートフォン・タブレット・IoT家電など |
使い分け方について詳しく解説します。
大容量のデータ通信をするなら有線LAN
有線LAN接続に向いているのは、パソコン・テレビ・家庭用ゲーム機などの本体にLANポートが付いている、大容量のデータ通信をおこなうものです。
パソコンを動画の再生・Web会議・オンラインゲームなどで使用する場合は、速度と安定した通信が重要になります。デスクトップ型のパソコンであれば一定の場所に置いて使うので有線LANでも支障がないでしょう。そのため、家でパソコンを使用するなら有線LAN接続がおすすめです。
また、テレビや家庭用ゲーム機もオンラインに接続する場合は、有線接続した方がストレスなく使用できますよ。
場所を固定せずインターネットに接続したいなら無線LAN
スマートフォンやタブレットの場合は基本的にLANポートがなく、場所を固定せずにさまざまな場所で使用することが多いでしょう。そのため、有線LANの接続には不向きなため、基本的には無線LANでインターネットに接続します。
また、IoT家電はWi-Fiでスマートフォンと接続設定するものも多く、無線LANの使用が適していますよ。
有線LANの繋ぎ方
有線LANの繋ぎ方は、ONUやルーターをインターネットに接続したい機器にLANケーブルで繋ぐだけなので、難しくはないでしょう。
事前に準備が必要なものや繋ぐ手順について解説します。
有線LAN接続するために必要なもの
有線LAN接続するために必要なものは以下の通りです。
- ONU(モデム)
- LANケーブル
- 通信機器
- LAN配線工事
インターネット接続には、光信号(またはアナログ信号)をデジタル信号に変換するためのONU(モデム)が必要です。ONU(モデム)は回線事業者から無料でレンタルできるため、自分で準備する必要はありません。
なお、1台の通信機器のみを有線LANで繋ぐのであれば、ONUから直接繋げますが、複数台の通信機器を繋ぐ場合は、有線LANルーターやLANポートが複数あるWi-Fiルーターが必要です。
LANケーブルは、ONUから直接繋ぐ場合は1本、ルーターを使用する場合は最低2本用意しましょう。
インターネットに接続したい機器がある部屋にONUやルーター、LANコンセントが無い場合は、業者に依頼しLAN配線工事をおこなうのがおすすめです。年間施工件数3,000件を誇るライフテックスなら、経験豊富な自社スタッフが、受付からLAN配線工事完了まで責任をもって対応いたします。
ご相談・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください!
有線LANで繋ぐ手順
有線LANに必要なものの準備が完了したら、ONUや通信機器の電源をOFFにした状態で、それぞれの機器をLANケーブルで繋ぎます。
詳しい手順は以下の通りです。
最初に、ONUのLANポートへLANケーブルを繋ぎましょう。ルーターを使用する場合は、先ほど繋いだLANケーブルの反対側のコネクタをルーター側のWANポート、もしくはInternetと表記されている端子に接続します。
ルーターの空いているLANポートに、通信機器に接続するためのLANケーブルを繋ぎましょう。LANケーブルの反対側のコネクタは、通信機器側のLANポートに差し込みます。
最後に、ONU(インターネット接続機器)、ルーター、デバイスの順番に電源を入れれば完了です。
なお、ONUが「PPPoE」という接続方式を採用している場合は、初めてインターネットに接続する際に、ルーター側の設定が必要となることがあります。デバイス側でネットワークやインターネットの設定画面を開き、プロバイダから指定されたIDとパスワードを入力して接続を完了させましょう。
LAN配線工事の費用相場は?
オンラインゲームや動画の視聴などで大容量のデータ通信をおこなう場合は、安定した速い通信速度で利用できる有線LANがおすすめです。
新居で有線LANを構築する場合、新築戸建の多くは各居室に空の配管が敷設してあるためLANケーブルをその配管の中に通線する必要があります。
空配管がない場合でも、屋外配線で新規LANケーブルを通線し、そこにルーターを増設することでインターネット環境を作ることができます。
配管を使用した場合・配管がない場合のLAN配線工事の費用相場は以下の通りです。
配管を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
---|---|
配管がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
配管を使用する場合は作業内容が限定されるので、電話やメールでの問い合わせである程度正確な金額を知ることが可能です。
しかし配管が無い場合は作業内容が状況によって異なるため、現地調査後に金額が提示されます。
LAN配線工事の費用についてもっと知りたい方は、おすすめのLAN配線工事業者や費用相場について詳しく解説している以下の関連記事も参考にしてください。
▶「関連記事を読む」
費用を抑えるために、DIYにより自分でLAN配線工事をおこなうのは、結論から言うとおすすめできません。必要な工具や部材を一から揃えると、かえって費用が高額になる場合があります。
LAN配線工事には、豊富な経験と専門知識が必要なため、素人には難しくリスクが高い作業です。失敗して結局業者に依頼し余計な手間と費用がかかったというケースは、少なくありません。
プロの業者は、経験豊富なので施工時間が早くすみます。自身で道具を用意する手間が省けて施工の失敗もないため、プロの業者へ依頼するのが一番安心です。LAN配線工事に関するご相談・ご依頼はぜひライフテックスにお申し付けください。
\プロのLAN配線工事業者へのご相談はこちら/
LAN配線工事を依頼する業者の選び方
LAN配線工事を業者に依頼する場合、以下のようなポイントを確認して選びましょう。
- 施工件数が多く実績が豊富
- 受付の対応がていねいで親切
- 見積もりが無料
- HPに工事スタッフやお客さまの声が掲載されていて信頼できる
なぜこれらを確認する必要があるのかについて解説します。
施工件数が多く実績が豊富
LAN配線工事を業者に依頼する場合、まず施工件数を確認しましょう。知識や経験に自信がある業者であれば、ホームページに年間施工件数や実績数を記載しているはずです。
また、施工件数が多いということはさまざまな状況で施工を行ってきたということ。つまり、最適な施工の提案もしてくれるはずです。工事担当者がどのような施工を行っているかも確認できると、なお安心ですよ。
受付の対応がていねいで親切
問い合わせや工事の相談をした際に、対応がていねいな業者を選びましょう。そのような業者はスタッフ教育が行き届いており、万が一トラブルが起こった場合もていねいに対応してくれる可能性が高いからです。
反対に、問い合わせへの対応が雑な業者は、作業にくるスタッフの態度も良くない可能性が高くなります。何かあった場合に話を聞いてもらえないなど、トラブルに発展するケースもあるので、必ず問い合わせへの対応の良し悪しを見てください。
見積もりが無料
無料見積もりを行っている業者かどうかも、LAN配線工事を依頼する業者を選ぶ際に重要です。現地調査の結果、工事ができないのに費用が発生してしまっては、無駄にお金を支払うことになります。
また、見積もりの内容が細かく記載されているかも確認しましょう。合計金額しかわからないような見積もりは、業者の対応として非常に不親切です。
見積もりにすべて含まれていると思っていたのに、後から追加で請求されてしまったというケースもあります。何にいくらかかるのかわからないような業者には頼まないようにしましょう。
HPに工事スタッフやお客さまの声が掲載されていて信頼できる
ホームページに工事担当者の顔が掲載されていれば、どのような人が実際に工事をしてくれるのかがわかるため、安心です。
自宅で工事をしてもらう場合、「工事の人が威圧的だった」「清潔感がなくて不快だった」といった話をよく耳にしますが、事前に確認できればそのような事態になることを防げます。
お客様の声が掲載されていれば、どんな対応をしてくれるのかもわかるので、このような透明性のある業者に依頼しましょう。
有線LANでインターネット接続を快適にしよう
有線LANとは、通信機器をLANケーブルで直接繋いでインターネットに接続することで、無線LAN(Wi-Fi)よりも通信が安定しやすく圧倒的に速い接続方法です。
有線LANより無線LANの方が適している通信機器もあるため、使い分けてインターネット接続を快適にしましょう。
有線LAN接続をしたい部屋に、ONUやLANコンセントがない場合は、LAN配線工事を業者に依頼するのがおすすめです。
自分でLAN配線工事をおこなうと、必要な工具や部材をそろえるための費用でプロに依頼できることもあり、専門的な知識も必要なので自分でおこなうのは避けましょう。
事業歴10年以上のライフテックスでは、LAN配線工事を格安価格でおこなっております。一都三県限定の新築応援キャンペーンも実施しておりますので、お気軽にご相談ください。