和室の砂壁にエアコンは取り付けられない?費用相場や事例を解説
「和室の砂壁にエアコンを設置したいけれど壁が崩れそうで不安…」
「どのくらい追加料金がかかる?」
和室の砂壁へのエアコン設置にはさまざまな疑問や不安がつきものですよね。
結論からいうと、砂壁でもエアコンの取り付けは可能です。ただし、安全に設置するためには、壁の状態に応じた工事が必要になります。
取り付け方法は、大きく分けると以下の3通りです。
- 下地が石膏ボードの場合:ボードアンカーを使用して固定
- 下地が木材の場合:直接ビスを打ち込んで固定
- 下地がない・不明な場合:縦桟(たてさん)を使用して固定
ご自身での作業は壁の崩落やエアコン落下の危険がともなうためおすすめできません。しかし「専門業者に頼むと費用が高額になりそう」と心配な方も多いのではないでしょうか。
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和室の砂壁にもエアコン取り付けは可能!
砂壁(すなかべ)や土壁といった伝統的な和室の壁は、表面がもろく、通常の壁紙仕上げの壁に比べて強度が低いです。そのため「エアコンのような重いものを設置したら壁が崩れるのでは?」と心配する方も少なくありません。
しかし、適切な方法で施工すれば、砂壁の和室にもエアコンを取り付けられます。
重要なのは、エアコンを頑丈な構造部分(下地)にしっかりと固定することです。下地がない場合は「縦桟(たてさん)」と呼ばれる補強材を利用するケースもあります。
砂壁へのエアコン取り付け方法
砂壁へのエアコン設置は、壁の内部構造(下地)によって工事方法が異なります。ここでは代表的な3つのケースをご紹介します。
下地が石膏ボードの場合
比較的新しい和室では、砂壁風の仕上げ材の下に石膏ボードが使われていることが多いです。この場合、石膏ボード専用の「ボードアンカー」という特殊な専用部品を使用して、エアコンの室内機を固定します。
ボードアンカーは、壁の内部で傘のように開くことで重さを分散できるため、約10kg以上ある室内機でもしっかりと支えることが可能です。
古い石膏ボードや薄い板が使われている場合は、工事業者に現地調査してもらい、安全にエアコンが設置できるか確認してもらいましょう。
下地が木材の場合
壁の内部に柱や間柱といった木材の下地がある場合は、そこに直接ビスを打ち込んで固定します。木材は非常に強度が高いため、これが最も確実で安全な方法です。
ただし、砂壁の場合は壁の上から下地の木材の位置を正確に探すのが難しいため、経験豊富なプロの技術が求められます。
下地がない・不明な場合
柱や間柱などの下地が壁の上からでは見つけられない場合や、そもそもビスが効かない土壁のような構造の場合、そのままではエアコンを取り付けられません。
下地がない・不明な場合には、「縦桟」が必要です。縦桟とは、エアコンを支えるための金属製の長い板のことで、鴨居(かもい)や廻り縁(まわりぶち)といった和室の頑丈な木材部分に橋渡しするように固定します。
縦桟に対してエアコンの取り付け金具を設置すると ことで、砂壁部分には荷重をかけずに、安全にエアコンを固定することが可能です。
和室の砂壁へのエアコン取り付け費用
砂壁へのエアコン取り付けでは、通常の設置費用に加えて、壁の状況に応じた追加費用が発生する場合があります。ここでは、代表的な追加工事の内容をご紹介します。
標準工事費用の相場
対応畳数 | 標準工事費用 相場 |
---|---|
6〜12畳 | 10,000〜20,000円 |
14畳以上 | 13,000〜30,000円 |
追加工事の相場
追加工事の内容 | 費用相場 |
---|---|
配管用の穴あけ(砂壁) | 2,000~5,000円 |
縦桟設置 | 3,000円 |
配管延長(1mあたり) | 3,000~5,000円 |
よくある追加費用①配管の穴あけ
エアコンを設置するには、室内機と室外機をつなぐための配管を通す穴が壁に必要です。新たに穴あけが必要な場合は、2,000~5,000円程度の追加費用がかかるのが一般的です。
砂壁や土壁の場合は、壁が崩れるのを防ぐために特殊な工具や慎重な作業が求められます。
崩れた部分の補修や美観を保つための仕上げ作業などでも、追加費用も追加費用が発生します。
補修作業の内容・規模感によって費用は大きく変わるため、事前に業者に確認しましょう。
よくある追加費用②縦桟(たてさん)
壁の下地が弱く、直接ビスが打てない場合に使用するのが「縦桟」です。縦桟の設置作業には3,000円程度の追加費用が必要です。
よくある追加費用③配管延長
室内機と室外機の設置場所が離れている場合、標準の配管長(通常4m)では足りず、延長が必要になります。和室の構造上、設置場所が限られて配管が長くなるケースも少なくありません。
配管の延長が必要になる場合、費用相場は1mあたり3,000~5,000円です。
和室の砂壁にエアコン工事をする場合の総額例
それでは、実際に和室の砂壁にエアコンを設置した場合、費用は総額でいくらくらいになるのでしょうか。ライフテックスの施工事例を紹介いたします。
6畳用エアコン(日立・白くま君)を1階にある和室の砂壁に設置したときの費用内訳と総額は以下の通りです。
費用内訳 | 金額 |
---|---|
エアコン本体(6畳用) +標準工事費 |
80,190円 |
縦桟設置 | 3,300円 |
既設エアコン取り外し+処分 | 8,800円 |
総額: 税込92,290円
※上記は一例です。現場の状況により費用は変動します。
このように、ライフテックスなら本体・工事費・追加料金をすべて含めても9万円台から砂壁へのエアコン設置が可能です。
家電量販店などでは、追加工事費が高額になったり、そもそも対応を断られたりするケースも少なくありません。確かな技術を持つ専門業者に直接依頼することが、結果的にコストを抑えることにもつながります。
和室の砂壁へのエアコン設置はライフテックスにおまかせください
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砂壁へのエアコン取り付けに関するよくある質問
エアコン工事のDIYはおすすめしません。
砂壁へのエアコン設置には、壁の内部構造を見極める知識と、適切な補強をおこなう技術が必要です。知識がないまま作業をすると、壁が崩れる・エアコンが落下するなどの事故につながるおそれがあります。エアコン工事は専門業者に依頼しましょう。
エアコン工事のDIYはおすすめしません。
砂壁にエアコンを安全に固定するためには、下地がある場所に設置するか、下地がない場合には縦桟など補強材を取り付ける必要があります。そのため、壁の構造によってはご希望の位置に取り付けられないケースもあります。
最適な設置場所は、専門業者の現地調査で決めてもらいましょう。
床の間の壁が外壁に面しており、下地の強度を確保できる場合は設置可能です。
ただし、床の間は和室の美観の要となる場所のため、エアコンを設置することで見た目のバランスが崩れないか、慎重に検討する必要があります。
専門業者に相談すれば、配管のルートや美観なども考慮して最適な施工方法を提案してくれます。