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建売住宅の6つの注意点|購入後に設置しておくべき3つの設備も解説

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建売住宅の6つの注意点|購入後に設置しておくべき3つの設備も解説

住宅

「建売住宅を検討しているけれど、注意点はある?」

このようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

建売住宅の注意点には、以下のようなポイントがあります。

  • 売り出されている金額に何が含まれているか
  • 周辺環境に問題がないか
  • 点検口は設けられているか
  • 建具や水回りに問題はないか
  • 地盤は弱くないか
  • 水害リスクはないか

人生最大の買い物といっても過言ではない家の購入。失敗しないためにはこれらのポイントを把握しておくことが大切です。

知識を付けずに契約してしまうと、後から後悔する可能性もあるため、本記事でどこが重要になるのかを理解しておきましょう。

この記事では、建売住宅で確認すべき注意点と、失敗しないためにやるべきことを解説しています。建売住宅をお探しの方や、契約前の方はぜひ最後までご覧ください。

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建売住宅の購入前に確認すべき6つの注意点

建売住宅の購入を決める前に、確認が必須な注意点は以下の6つです。

  • 売り出されている金額に何が含まれているか
  • 周辺環境に問題がないか
  • 点検口は設けられているか
  • 建具や水回りに問題はないか
  • 地盤は弱くないか
  • 水害リスクはないか

では、注意点について詳しく解説していきます。

売り出されている金額に何が含まれているか

注文住宅よりも安いことから、建売住宅を選ぶ人も多いかと思いますが、販売価格には何が含まれているかを把握しておくことが大切です。普通に生活するうえで確実に必要なものでも、オプション扱いになるものも多々あるからです。

どのようなものがオプション扱いになる可能性があるかというと、

  • 網戸
  • カーテンレール
  • 物干し金具
  • エアコンスリーブ(配管を通す穴)

などがあります。

価格に何が含まれているかを把握し、必要なオプションを追加した見積もりをとり、合計価格で判断しましょう。

周辺環境に問題がないか

長くその土地に住むことを考えた場合、周辺環境も非常に大切なポイントとなるでしょう。

例えば、

  • 昼間は閑静な住宅街である反面、夜は街灯が少なく人通りも全くない
  • お隣のペットの鳴き声が響いている
  • 近くのコンビニに若者がたむろしておりあまり治安が良くない
  • 駅までの道に坂が多く、ベビーカーを押したり、買い物袋を持って歩いたりするのは大変そう

といったように、さまざまな問題が見つかる可能性があります。

このような問題に気付けないままに家を購入した場合、「ここの建売物件はやめておけばよかった」と後悔につながる可能性もあるでしょう。

点検口は設けられているか

点検口は、床下や屋根裏などを点検するために必須です。しかし、建売物件の中には点検口がない、または点検口はあるものの、無理に設置されたためにちゃんと使用できるように作られていないケースもあります。

点検口がなければ点検できないため、購入した家に安心して長く住むには適しません。そもそも、点検口もない家を設計する時点で、その業者から戸建てを購入するのはやめた方がいいでしょう。

そのため、内見時に点検口の有無や位置は、必ず確認しておきましょう。

建具や水回りに問題はないか

内見の際には、間取りや動線だけでなく、建具や水回りに問題がないかもチェックしましょう。

建具とは、ドアや窓のような開閉するもののことです。

  • 建て付けが悪くないか
  • 開閉に不具合はないか
  • 配置に問題はないか

といったことを確認しましょう。

また、水回りは生活するうえで非常に重要なポイントです。水回りに不満があればまた、生活の質そのものの低下に繋がりかねません。

  • 水漏れはないか
  • 水圧は低くないか
  • 排水に問題はないか

といったことを確認しましょう。

また、

  • キッチンのスペースや収納は十分か
  • 洗面台は使いやすいか
  • 洗濯機を置いても十分なスペースがあるか
  • トイレが狭すぎないか

など水回り関連の設備も確認しておくことをおすすめします。

地盤は弱くないか

日本は地盤が弱い地域が多いため、地盤沈下や建物が傾いてくるといった問題が発生するリスクはゼロではありません。

万が一このような問題が起きてしまえば、対応に多大なるコストも労力もかけなければいけなくなるため、事前に地盤に問題はないかも確認しておきましょう。

水害リスクはないか

昨今、記録的な大雨などで川が氾濫してしまうといったことが多くなりました。実際の国土交通省のデータによると、全国の市区町村のうち96.8%では10年に1回以上、さらにその半数では10年に10回以上の水害が発生しています。

つまり、多くの地域で水害リスクがあると言えるのです。

せっかく購入した家が、築浅のうちに床上浸水してしまった…なんてことになったら、後悔してもしきれないでしょう。また、浸水などがなくても大雨のたびに不安になるのは辛いですよね。

そのため、事前に水害リスクについても確認しておく必要があるのです。

建売住宅で失敗しないためにやるべき6つのこと

注意点

ここまで、建売住宅の注意点を解説しましたが、次に失敗しないためにやるべきことについて見ていきましょう。

  • 契約前にホームインスペクションをおこなう
  • 周辺環境を時間・日時を変えて確認する
  • 契約前に設計図書や地盤捜査資料をもらえるか確認する
  • ハザードマップを確認する
  • アフターサービスの範囲を確認する
  • 引渡し前の立ち会いチェックは時間をかけて細部まで確認する

では、詳しく解説していきます。

契約前にホームインスペクションをおこなう

完成している建売住宅を検討している場合は、建物の施工に不具合がないかを専門家がチェックする「ホームインスペクション」をしてもらいましょう。

建売住宅で不安なのが、「ずさんな工事がされていないか」ではないでしょうか。最近でも、テレビでよく耳にしていた企業の建売物件で、手抜き工事がされていたという事件もあり、いくら大手に頼んだとしても安心はできません。

第三者である専門家にチェックしてもらい、安心して住める家であることがわかってから契約することをおすすめします。ホームインスペクションの費用相場はおよそ5〜10万円と安くはありませんが、その後の安心を買うのだと思えば必要経費と思えるのではないでしょうか。

周辺環境を時間・日時を変えて確認する

建物そのものだけでなく、周辺環境も重要だと前述しましたが、可能であれば時間や日時を変えて複数回確認するのがおすすめです。

昼と夜では周辺の印象も大きく異なり、周囲の家の在宅状況や外にいる人たちも変わります。

  • 街灯が少なすぎないか
  • 治安に問題はなさそうか
  • 買い物や通勤などの利便性はいいか
  • 子どもを育てやすそうか

など、しっかりとチェックしてみましょう。

契約前に設計図書や地盤捜査資料をもらえるか確認する

建売住宅を購入する場合、設計図書(意匠図・構造図・外構図・設備図)は購入者に渡されるべきです。ちゃんとした不動産会社や施工会社であれば、設計図書をきちんと渡してくれます。

しかし、中には一部の図面しか渡してくれなかったり、見せてはくれるものの渡してはくれないといった対応をする業者も存在します。

設計図書をもらえなければ、「何か見られてはまずいものでもあるのでは?」と感じるでしょう。当然、そのような不安がある業者から家を購入すべきではありません。

そのため、契約前に設計図書をもらえるかを必ず確認してください。さらに、契約前にコピーをもらい、ホームインスペクションなどに役立てましょう。

また、建物を建築する際には、地盤調査が行われます。そして、地盤調査の報告書は、建売住宅を購入するときには基本的に閲覧が可能です。地盤に問題がないかを確認するために重要な書類であるため、契約前にもらえるかを確認し、必ず閲覧しましょう。

設計図書と同様に、地盤調査報告書を閲覧させない業者は選ぶべきではないでしょう。

ハザードマップを確認する

ハザードマップとは、水害・土砂災害などの災害が起こり得る可能性がある地域を示し、防災関連施設の位置をまとめた災害予測地図です。

検討している建売住宅がある地域の、水害や土砂災害が起こる可能性を事前に確認できるため、必ず確認しましょう。

アフターサービスの範囲を確認する

建売住宅の購入後10年間は、販売元に保証義務が課せられます。しかし、その対象となる保証は最低限のもののみになるため、会社ごとに独自のアフターサービスを提供しており、各社で差があります。

保証やアフターサービスの対象範囲が書面化されているかを確認し、その書類は必ず受け取りましょう。

引渡し前の立ち会いチェックは時間をかけて細部まで確認する

引渡し前に立ち会い(内覧会)を行いますが、最終チェックができる機会ですので、時間をかけて細かな部分までチェックしましょう。

万が一ここで不具合があれば、指摘して対応してもらわなければなりません。賃貸物件のようにざっくりチェックしてOKしてしまうと、後から不具合を見つけてトラブルに発展する可能性もあります。

しっかりとチェックできる自信がない場合は、立ち会いに専門家が同行するサービスを利用するのもおすすめです。ホームインスペクションのように、第三者がプロ目線でチェックしてくれます。

ただし、完成している物件を契約する前にホームインスペクションで確認している場合は、重要な箇所は確認されているため、購入者の目視チェックだけで問題ないでしょう。

また、立ち会いが引渡し日の当日や3日前に行われるケースもありますが、それでは時間がタイトすぎるため、補修が必要な箇所を発見した場合にトラブルになりかねません。最低でも1週間以上前に立ち会いできるようにしましょう。

建売住宅で事前に設置すべき3つの設備

建売住宅に引っ越す前に、設置しておくべき設備は以下の3つです。

  • テレビアンテナ
  • エアコン
  • LAN配線

引っ越し直後から使うことが多い設備であるため、これらをどうするかも決めておきましょう。

テレビアンテナ

新築にデザインアンテナ

テレビアンテナは建築時に取り付けられていそうな気がしますが、実はオプションになるケースがほとんどです。これをハウスメーカーなどに取り付け依頼すると、専門業者に頼むよりも3~5倍ほど高くなる可能性があります。

また、光テレビやケーブルテレビを検討している方もいらっしゃるかもしれませんが、これらは毎月の料金を支払う必要があるため、地デジの視聴のみであれば非常にコスパが悪くなります。

そのため、あらかじめ専門業者に依頼して、引っ越し前に設置を完了させておきましょう。

エアコン

エアコン

エアコンも当然ながら依頼しなければ設置されません。こちらもテレビアンテナと同様にハウスメーカーなどに依頼すると数十万円かかるケースがほとんどです。

しかも、設置は下請け業者が行うため、実力や実績のある人が施工を行うとは限らず、中にはずさんな工事をされるケースも見受けられます。

エアコン専門業者なら、技術力も安さもほかの業者より優れています。そのため、事前にエアコン専門業者に設置を依頼しておきましょう。

LAN配線

LAN配線とは?

PC・テレビ・ゲームなどを複数の階でオンライン接続するなら、LAN配線も済ませておきましょう。LAN配線とは、壁の中などにLANケーブルを配線することです。機器を有線接続することで、電波が途切れたり通信速度が遅くなることがなくなり、快適なインターネット環境を整えられます。

最近では、インターネット接続できる機器が増えているため、新築でLAN配線を希望する人も増加しています。後から配線するよりもスムーズに施工できるため、引っ越し前に依頼しておきましょう。

エアコンなどのオプションをハウスメーカーに依頼すべきではない理由

建売でもカーテンレールやテレビアンテナ、エアコンなど、さまざまなものがオプションになっています。中には、「せっかく家を購入するのだから、多少高くてもハウスメーカーや不動産会社に依頼した方が安心」と考える人もいるようですが、それらの業者はそれぞれのオプション工事に関するプロではないことを忘れてはいけません。

つまり、質の高い施工が行われない可能性があるうえに、高額な費用を支払わなくてはならないということです。

そもそもオプションを依頼しても、施工は下請け業者が行います。そのため、どのような業者が施工してくれるのかは事前にわかりません。

費用は抑えて質の高い工事をしてほしいのであれば、それぞれのスペシャリストである専門業者に依頼するのが安心でしょう。

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ハウスメーカーや工務店、また家電量販店などに依頼するよりも、大幅に節約できる価格となっています。

もちろん、豊富な実績と安心してお任せいただける実力もありますので、ご満足いただけるはずです。

建売住宅への引越しを検討している場合は、ぜひ弊社にご相談ください。

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まとめ

本記事では、建売住宅の注意点について解説してきました。最後にまとめをご紹介します。

建売住宅の購入前に確認すべき6つの注意点

  • 売り出されている金額に何が含まれているか
  • 周辺環境に問題がないか
  • 点検口は設けられているか
  • 建具や水回りに問題はないか
  • 地盤は弱くないか
  • 水害リスクはないか

建売住宅で失敗しないためにやるべき6つのこと

  • 契約前にホームインスペクションをおこなう
  • 周辺環境を時間・日時を変えて確認する
  • 契約前に設計図書や地盤捜査資料をもらえるか確認する
  • ハザードマップを確認する
  • アフターサービスの範囲を確認する
  • 引渡し前の立ち会いチェックは時間をかけて細部まで確認する

建売住宅で事前に設置すべき設備

  • テレビアンテナ
  • エアコン
  • LAN配線

建売住宅をお探しの方は、ぜひ本記事の情報を参考に物件をチェックしてみましょう。

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