LANケーブルを壁に這わせて固定化する方法!配線の具体的な手順を解説!
LANケーブルを壁に這わせるDIYはかんたんそうに見えるかもしれませんが、専門知識が必要な作業です。ケーブルの長さが足りなかったり、壁紙を傷つけてしまったりなど、失敗するケースは珍しくありません。そのため、確実にきれいに仕上げたいなら専門業者に依頼することをおすすめします。
とはいえ、まずは自分で配線にチャレンジしてみたい方もいるでしょう。そこで、この記事では、LANケーブルを壁に這わせて配線する手順について解説しています。
LANケーブルの配線を頼める業者をお探しの方はライフテックスにおまかせください。年間3,000件の施工実績を誇るライフテックスでは、LAN配線工事を受付から施工まで一貫しておこない、リーズナブルな価格で提供しています。
また、新築戸建てに引っ越し予定の方を対象に、LAN配線・インターネット・テレビアンテナ・エアコンがまとめてお得になる「新築応援キャンペーン」を実施中です!
キャンペーンの詳細は、以下のバナーからご覧ください。
LANケーブルを壁に這わせて配線する手順
では、さっそくLANケーブルを壁に這わせて配線する手順を見ていきましょう。
- 配線する距離を計測する
- LANケーブルやモールなどを購入する
- モールを貼り付ける
- LANケーブルを通す
では、手順ごとに解説します。
STEP1.配線する距離を計測する
まずは、配線する距離を計測しましょう。
この時、大雑把に計算してしまうと、
- LANケーブルの長さが足りない
- モールの本数が足りない
といったトラブルが起こりやすくなります。必ず、どこに配線するかを決めてメジャーなどでしっかりと距離を測りましょう。モールはどこでカットするかまで考えて長さとその本数を割り出しておくといいでしょう。
実際に測った距離よりも1~2m程度の余裕を持たせて用意しておけば失敗しにくいです。
STEP2.LANケーブルやモールなどを購入する
STEP1で出した距離に合わせてLANケーブルを購入します。
LANケーブルには以下のような規格がありますが、長く使うことを考えた場合、Cat6Aを選ぶのがおすすめです。
規格 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
Cat5e | 1Gbps | 100MHz |
Cat6 | 1Gbps | 250MHz |
Cat6A | 10Gbps | 500MHz |
また、モールも割り出した長さや本数に合わせて購入しましょう。
モールには両面テープがついているものといないものがあります。両面テープがついていないのであれば購入が必要ですが、剥がれてこないように強力なものを選ぶようにしましょう。
LANケーブルの規格については、以下の関連記事で解説しています。

詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
STEP3.モールを貼り付ける
LANケーブルやモールがそろったら、まずはモールの貼り付けからおこないます。最初に考えておいたLANケーブルを配線する位置に合わせて、モールを貼り付けていきましょう。
モールを貼り付ける際は、賃貸物件では壁に傷がつかないよう貼り付ける位置に注意が必要です。以下のXのポストのように巾木(はばき)の上など、固い部分に取り付けると壁紙が傷つきにくくなるのでおすすめです。
みなさんのリプを参考に、モール、イリズミ、デズミ、マスキングテープを買ってきて、LANケーブルを壁に這わせて部屋半周させました!
— dz づ / Kazumi 👾 (@dz_) July 27, 2023
アドバイス、ありがとうございましたー!
スッキリしたー!
工作たのしかった♪🧰🪚 https://t.co/CVpv4Wl04X pic.twitter.com/BGnemGxh7Q
STEP4.LANケーブルを通す
モールの貼り付けが終わったら、そこにLANケーブルを通します。硬いモールを使用している場合、モールのカバーを外したりつけたりする際に破損する可能性があるため、注意しましょう。
本日のプチDIY。1号モールにLANケーブル×4、電話線×2本を通す作業。
— うしごめ (@ushigomekko) September 11, 2024
うち3本は11回屈曲した15m先で10cmしか余らないという…テキトー施工は許されない世界。疲れた(;´д`) pic.twitter.com/vwZEbZn8aT
ロボット掃除機様のためにマスキングテープの上からケーブルモール貼ってLANケーブル10m壁這わせた pic.twitter.com/vx0qdF17Bv
— ユージン (@DJ_EugeNE1216) November 7, 2023
モール以外で壁にLANケーブルを固定する方法
基本的にはLANケーブルを固定する時にはモールを使用しますが、固定フックやタッカーなどを使う方法もあります。
■固定フック
■タッカー
固定フックは壁に貼り付けてコードをひっかけるためのフックです。タッカーはDIYなどで使用する大きなホチキスのようなものです。どちらも、モールより費用をおさえて配線できます。
ただし、LANケーブルが剥き出しになるため、見栄えはモール以上に悪くなる可能性が高いでしょう。
固定フックやタッカーを使った固定方法については、関連記事で詳しく解説しています。気になる方は、こちらも参考にしてください。

詳しくは▶関連記事をご覧ください。
LANケーブルを壁に這わせて配線するメリット
LANケーブルを壁に這わせて配線するメリットは、以下の2つです。
- 道具が揃えばすぐに配線できる
- 短い距離なら比較的手間がかからない
では、メリットについて具体的に見ていきましょう。
道具が揃えばすぐに配線できる
LANケーブルを壁にはわせる場合、モールやLANケーブルといった道具が揃えばすぐにおこなえます。また、それらの道具も入手しやすく、手順が少ないため誰でも挑戦することが可能です。
短い距離なら比較的手間がかからない
配線する場所がルーターと同じ室内であれば、それほど長い距離を配線する必要がありません。そのため、モールを貼り付けて配線する際、それほど手間をかけずにおこなえるでしょう。
LANケーブルを壁に這わせて配線するデメリット
LANケーブルを壁に這わせるか否かは、メリットよりもデメリットで判断することが大切です。
以下のようなデメリットがあることを理解しておきましょう。
- 離れた部屋に配線する場合は、想像以上に大変
- 室内の見栄えが悪くなる
- モールが剥がれる可能性がある
では、詳しく解説していきます。
離れた部屋に配線する場合は、想像以上に大変
LANケーブルを壁に這わせる手順だけ見ると、誰にでも簡単にできそうに感じますよね。しかし、離れた部屋に配線する場合は、想像以上に労力がかかります。
新築引渡し終わったあとLAN配線自分でやったけど地獄
— なでし子 (@Athena__pso2) September 23, 2022
自室Wi-Fiがあまりにも軟弱すぎて、有線にしようとしてるけど、妹の部屋からLAN配線するのがめちゃくちゃしんどい…
— ヨルク@🔰 (@bluebird_yoru9) June 25, 2023
廊下の壁沿いに這わせないといけないのがネックすぎる
LAN配線しんどい pic.twitter.com/nsTujy25OR
— かりば (@karibash) January 28, 2023
低い位置に配線する際には中腰で作業を続けることになり、さらに高い位置は踏み台や脚立を使わなければならないケースもあるでしょう。また、LANケーブルによっては硬くて取り回ししにくいこともあります。
室内の見栄えが悪くなる
モールを使えば少しは見栄えの悪さはおさえられるものの、室内も廊下も階段もモールが張られているのを想像してみてください。
モール自体が目立ってしまうため、やはりある程度見栄えが悪くなってしまいます。室内の見栄えを気にするのであれば、壁を這わせるLAN配線はおすすめできません。
モールが剥がれる可能性がある
せっかくきれいにLAN配線をおこなっても、壁に貼り付けたモールが剥がれて落ちてくることがあります。そのたびに、貼り付けなおさなくてはなりません。
特にざらざら・でこぼこした壁の場合は、剥がれてくる可能性も高くなるでしょう。
LANケーブルを壁に這わせて配線する際にかかる費用
LANケーブルを30m配線すると仮定して、おおよその費用を見てみましょう。
- LANケーブルcta6の30m:1700円
- モール30本:4,000円
上記はあくまでも配線のみにかかる費用であり、配線後にLANケーブルを自作する費用は含めていません。また、単純計算で費用を出していることから、さらに費用が高くなることも考えられます。
自分でLANケーブルを壁に這わせるのがおすすめできない理由
デメリットの中で、「室内の見栄えが悪くなる」とお伝えしましたが、それでも壁に配線するしかないケースもあるでしょう。
しかし、壁を這わせるしか方法がない場合でも経験がない人がおこなうと、モールに隙間ができるといったようにきれいに配線できない可能性が高くなります。また、自分で配線すると、費用を節約する以上に労力がかかります。
プロに依頼すれば壁への配線もきれいにおこなってくれます。知識が豊富な専門業者なら、状況に合わせて配線方法を提案してくれるので相談してみるのがおすすめです。
LAN配線工事を専門業者に依頼した場合の費用相場
LAN配線工事を専門業者に依頼する場合の費用相場は、以下のとおりです。
配管を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
---|---|
配管がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
配管が設置されている場合は作業内容が限定されるため、電話やメールでの問い合わせである程度正確な金額がわかります。もしも配管が無い場合や壁内に配線できない場合は、状況によって作業内容が異なるため、現地調査後に金額が提示されます。
費用について詳しく知りたい場合は、以下の関連記事を参考にしてください。

詳しくは
▶関連記事をご覧ください。
LAN配線工事ならライフテックスにおまかせください
年間施工件数3,000件を誇るライフテックスでは、ご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応。
そうすることで、代理店などの紹介料といった余計な費用が一切かからず、高品質のサービスを低価格でご提供することができます。
ライフテックスと一般的な他社との費用比較
以下は、1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用比較です。
このように、他社に負けない低価格で高品質なサービスを提供しています。
経験と技術で丁寧かつスピード対応
ライフテックスでは自社施工にこだわり、工事担当者は全員が有資格・施工のプロ。豊富な経験と高い技術力を活かして、プロならではのスピードと仕上がりで確実・丁寧に対応します。
安心の長期保証付き
ライフテックスでは、技術力の高い自社スタッフが責任を持って施工しております。技術力に自信があるからこそ、施工完了後も安心の3年保証をおこなっています。
\ライフテックスへいますぐお問い合わせ!/
アンテナ・エアコン・インターネットをまとめて頼める「新築応援キャンペーン」も実施中!
ライフテックスでは、NURO光の申し込みをしていただいた方を対象に、LAN配線・インターネット・テレビアンテナ・エアコンがお得になる「新築応援キャンペーン」も実施しております。
新築応援キャンペーンに申し込みいただくと、以下の特典が受けられます。
- エアコン本体代金5%割引!
- テレビアンテナの設置工事無料!
- 超高速光回線の工事費・違約金・初月利用料が無料!
+最大12,000円現金キャッシュバック - LAN配線工事の出張費無料!
引っ越しの初期費用を抑えたいという方はぜひチェックしてください!
まとめ
この記事では、LANケーブルを壁に這わせて配線する方法について解説しました。最後にまとめをご覧ください。
- 配線する距離を計測する
- LANケーブルやモールなどを購入する
- モールを貼り付ける
- LANケーブルを通す
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
- 経験がないときれいに配線できない可能性が高い
- 非常に労力がかかる
- プロなら状況に合わせて適切な配線方法を提案してくれる
何度も言いますが、LANケーブルを壁に這わせる作業は、想像以上に大変です。配線をしている途中で後悔する人も多いため、まずはプロに相談してからDIYするかを決めるのがおすすめです。
よくある質問
賃貸に住んでいて壁を傷つけられないという方は、マスキングテープとモールを使って固定する方法がおすすめです。マスキングテープを貼った上にモールを設置すれば、撤去する際に壁紙が剥がれにくくなりますよ。
また巾木の上に設置するのもひとつの方法です。巾木は壁と床の境目に設置されている部材で、壁を傷つけることなく固定できます。
詳しくは関連記事で詳しく解説しています。手順を知りたい方はこちらも参考にしてください。
▶関連記事を読む
ダイソーのオンラインショップを確認したところ、ピンやクリップ、タッカー、両面テープ、マスキングテープなどのアイテムを確認できました。できるだけ費用を抑えて配線を行いたい方は、100均のアイテムも取り入れてみてくださいね。