お役立ちコラム
Cat6とCat6Aの違いは通信の快適さ!速度比較やどちらがいいかも紹介
LANケーブルと言っても、さまざまな種類があります。
これらはそれぞれ何を選ぶかで通信速度が変わりますが、価格だけで選ぶと通信速度が落ちてしまいますし、オーバースペックのものを選ぶと価格が高くなります。
そのため、使用用途や使用頻度などに合わせて選ぶことが大切です。
この記事では、以下の内容を詳しく解説します。
- Catとは?
- Cat6・Cat6Aの違い
- LANケーブルの選び方
また、LANケーブルの配線は自分で実施することも可能ですが、専門知識や技術が必要となります。そのため、LANケーブル配線工事の専門業者に依頼するのがおすすめです。専門業者に依頼すれば、豊富な実績と知識から確実な工事を実施してくれます。
弊社ライフテックスでは、格安の8,000円~LAN配線工事をおこなっています。弊社は年間3,000件のLAN配線工事を請け負っており、部材を大量に仕入れて原価を抑えられているため、お客様にリーズナブルな価格でLAN配線工事をご提供しております。
ご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応いたします。相談・見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
記事の後半では、LAN配線工事を業者に依頼した場合の相場や、LAN配線工事を依頼する業者の選び方についても解説していますので、「業者に依頼したい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
CatとはLANケーブルの規格のこと
LANケーブルを探していると、「Cat〇〇」と記載されているのを目にするでしょう。
これはLANケーブルの「カテゴリー」と呼ばれる規格のことで、Cat5〜Cat8まであります。
一般家庭で使われる規格は、Cat5e・Cat6・Cat6Aの3種類です。
数字が大きいほど通信速度や周波数が上がり、快適に通信ができるようになりますが、その分値段も比例して上がります。
ただし、費用を気にしすぎて低すぎる規格のLANケーブルを選んでしまうと、せっかく有線LANの環境を整えても通信速度が出ないこともあります。
そのため、使用用途に合わせて適切な規格を選ぶことが大切です。
Cat6とCat6Aの違い
Cat6とCat6Aの違いは「最大通信速度」と「伝送帯域」です。それぞれの数値は以下の通りです。
規格 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
Cat6 | 1Gbps | 250MHz |
Cat6A | 10Gbps | 500MHz |
それぞれの違いについて解説します。
通信速度:Cat6Aの通信速度はCat6の10倍
通信速度は、1秒間にどれだけのスピードでデータを送れるかを示すもので「bps」という単位で表します。数値が大きいほど、データの送信速度が速いことを意味します。
Cat6の最大通信速度は1Gbpsなのに対し、Cat6Aの最大通信速度は10Gbpsと10倍もの差があります。
車に例えると、通信速度は車のスピード性能です。軽自動車に比べてスポーツカーの方が速いように、bps値が大きいほどインターネットを快適に利用できます。
伝送帯域:Cat6Aの伝達できる情報量はCat6の2倍
伝送帯域とは、1秒間あたりに送信できるデータ量のことを示すもので「MHz」という単位で表します。数値が大きいほど多くのデータを同時に送信できます。
Cat6の伝送帯域は250MHzですが、Cat6Aは500MHzと、2倍の差があります。
道路に例えると、伝送帯域は車線の数です。車線が多いほど、多くの車がスムーズに移動できるように、伝送帯域が広いほど多くのデータを同時に送信できます。
Cat6とCat6Aはどちらを選ぶべき?LANケーブルの規格の選び方
Cat6とCat6Aのどちらを選べばよいのか、迷ってしまう方もいるでしょう。ここでは、選び方のポイントを解説します。
インターネット回線が1ギガ以下の場合はCat6で十分
インターネット回線が1ギガ以下の場合は、Cat6で問題ありません。インターネットをする、動画を見るという程度であれば、Cat6でも十分な速度で通信できます。
また、Cat6Aよりも価格が安いため、コストを抑えたい方にもおすすめです。
インターネット回線が10ギガ以上の場合はCat6Aがおすすめ
インターネット回線を10ギガ以上のプランを契約している場合は、Cat6Aがおすすめです。また、将来的な通信規格の進歩にも対応できるので、長く安心して利用したい方もCat6Aを検討するとよいでしょう。
ただし、Cat6Aの性能を最大限に発揮するには、使用しているパソコンやゲーム機、ルーターが10ギガ対応である必要があります。対応していないデバイスの場合、Cat6Aケーブルを使用しても速度をいかせないため、注意が必要です。
LANケーブルの規格を間違えなければ自分で配線できる?
LAN配線のDIYはできないことはありませんが、非常に手間がかかるだけでなく、知識がなければ難しいのでおすすめできません。
自分でLANケーブルの配線を行おうとして、後悔する人は多いのです。
新築引渡し終わったあとLAN配線自分でやったけど地獄
— なでし子 (@Athena__pso2) September 23, 2022
ケチって自分で2階までLAN配線しようとしたら無理だわこれ…
— KM〆のっぽろ (@nooppppooo) January 24, 2023
まず、壁の中にケーブルを通すのは専門知識がいるため、プロに任せるべきです。
また、外壁を這わせる場合も、壁の穴あけや専用のケーブル・配管が必要になり、高所作業行わなくてはならないため危険も伴います。
室内の壁を這わせるのも見栄えが悪かったり、ケーブルに躓いて断線してしまったりするリスクがあるので、おすすめできません。
以下は、ライフテックスに寄せられた実例です。
●「となりの部屋までの配管だから短い距離だろう」と買ってきた10メートルのLANケーブルを空配管に入れたが、配管の途中でケーブルが足りなくなってしまった。
● モジュラープラグが付いた状態で売っているLANケーブルを空配管に入れて通線しようとしたが途中で詰まってしまい、強引に引き抜いたら先端のモジュラープラグだけが空配管の中に残ってしまった。
● 必要なものをそろえて通線することはできたが、モジュラープラグをうまく取付けできなかったためインターネットに接続できず、結局業者に依頼することになった。
有線LANは長期的に使用するものなので、プロに任せることをおすすめします。
LANケーブルを自作する方法
では実際にLANケーブルを自作するにはどのくらいの費用と手間がかかるのか見てみましょう。
LANケーブルDIYに必要な費用
最低限必要な工具と部品に分けて見ていきます。
必要な工具
価格 | |
---|---|
ニッパー | 100円~5,000円 |
カッター | 100円~1,000円 |
圧着かしめ工具 | 1,000円~5,000円 |
テスター | 1,000円~400,000円 |
必要な部品
価格 | |
---|---|
自作用LANケーブル | 1メートル/60円程度から |
モジュラープラグ (RJ45コネクタ) |
1個/20円程度から |
最低限必要な工具と部品は上記となります。意外に安い印象ですね。
しかし、工具は値段によってクオリティに差がありますので、100円均一で販売している商品は避けたほうが無難です。
また、圧着かしめ工具やテスターはモジュラージャックをLANケーブルへの取り付け専用の工具のため、LANケーブルDIYが終われば使用する機会はまずありません。
部材に関してはとても安いですが、自作用LANケーブルは100メートルや300メートルという長さで箱売りになっている場合が多いため、使いきれない場合が多いです。
実際の販売価格は100メートルで6,000円ということになります。
モジュラープラグ(RJ45コネクタ)も1個では販売していない場合が多いです。
しかし、モジュラープラグの取り付けは難易度が高いため、10個程度のロットで発売している商品がおすすめです。
LANケーブルDIYの手順
ケーブルの外皮をはがす
写真では外皮むき工具を使用しています。
LANケーブルを挟んで、クルッと一回転させると外皮に切れ目が入ります。
あとは外皮を引き抜けば完了です。
カッターを使用する場合は、外皮だけに切れ目を入れて、慎重に抜き取ります。
芯線を切ってしまわないよう慎重に注意しましょう。
また、手を切ってしまう可能性がありますので、作業の際には、軍手や作業用グローブを使用しましょう。
- 外皮むき工具やカッターで芯線を傷つけてしまうため、少しづつ切れ目をいれましょう。
- 少し長めに外皮をむいておくと後の行程が楽になります。(4cm~5cm程度)
芯線をほどいて並べかえる
外皮をはがすと、2本づつ巻かれた芯線4組と芯線を割ける十文字の介在物があります。
十文字の介在物は切断、2本ずつ巻いている芯線はほどいて真っすぐのばします。
ほどいた芯線を図の順番に並べかえます。(B結線/T568B)
他にも並べ方はありますが、現在はこちらの結線方法を使用する場合が多いです。
ニッパーでカットします。(はさみでも切れますが一気にカットできないので断面が揃いません)
- 芯線は根本から丁寧にのばしましょう
- 右端もしくは左端から順番に並べかえるときれいに仕上がります
以上がLANケーブルをDIYする際の必要な道具や費用、作業工程でした。
整理すると、LANケーブルDIYにはいくつかのデメリットがあることがわかります。
- 今後使用しない工具がある
- 使いきれない部品が残る
- 実際の作業には熟練を要するため、一発勝負では失敗するリスクがある
実際のLAN配線工事では、配管の中にLANケーブルを通線していく作業も必要になります。
手間や失敗のリスクを考えると、専門業者への依頼がおすすめです。
しかし、業者に頼むといくらかかるかわからず不安…という人もいるでしょう。
そこでここからは、LAN配線工事を業者に依頼した場合の費用について解説していきます。
LAN配線工事を業者に依頼した場合の相場
有線でのインターネット環境を構築する場合、新築戸建の多くは各居室に空の配管が敷設してあるケースが多いため、あとからLANケーブルを配管の中に通線する必要があります。
配管を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
---|---|
配管がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
配管を使用する場合は作業内容が限定されるので、電話やメールでの問い合わせである程度正確な金額を知ることが可能です。
しかし配管が無い場合は、新たに配管を敷設する・外壁を這わせるといったように、状況によって作業内容が異なるため、現地調査後に金額が提示されます。

費用について詳しく知りたい方は
▶関連記事をご覧ください。
LAN配線工事を依頼する業者の選び方
LAN配線工事を業者に依頼する場合、以下のようなポイントをチェックして選びましょう。
- 施工件数が多く、経験豊富な工事担当がいる
- 受付の感じが良く、対応が親切丁寧
- 無料見積を行っている/見積もりを詳細に出してくれる
- HPに工事スタッフの顔やお客様の声を掲載している
なぜこれらを確認する必要があるのかについて解説します。
施工件数が多く、経験豊富な工事担当がいる
LAN配線工事を依頼するのであれば、まず施工件数を確認しましょう。
知識や経験に自信がある業者であれば、ホームページに年間施工件数や実績数を記載しているはずです。
また、施工件数が多いということはさまざまな状況で施工を行ってきたということ。つまり、最適な施工の提案もしてくれるはずです。
工事担当者がどのような施工を行っているかも確認できると、なお安心です。
受付の感じが良く、対応が親切丁寧
問い合わせや工事の相談をした際に、対応が丁寧な業者を選びましょう。そのような業者はスタッフ教育が行き届いており、万が一トラブルが起こった場合も丁寧に対応してくれる可能性が高いからです。
反対に、問い合わせへの対応が雑な業者は、作業にくるスタッフの態度も良くない可能性が高くなります。
何かあった場合に話を聞いてもらえないなど、トラブルに発展するケースもあるので、必ず問い合わせへの対応の良し悪しを見てください。
無料見積を行っている/見積もりを詳細に出してくれる
無料見積もりを行っている業者かどうかも重要です。現地調査の結果、工事ができないのに費用が発生してしまっては、無駄にお金を支払うことになります。
また、見積もりの内容が細かく記載されているかも確認しましょう。
合計金額しかわからないような見積もりは、業者の対応として非常に不親切です。見積もりにすべて含まれていると思っていたのに、後から追加で請求されてしまったというケースもあります。
何にいくらかかるのかわからないような業者には頼まないようにしましょう。
HPに工事スタッフの顔やお客様の声を掲載している
ホームページに工事担当者の顔が掲載されていれば、どのような人が実際に工事をしてくれるのかがわかるため、安心できます。
自宅で工事をしてもらう場合、「工事の人が威圧的だった」「清潔感がなくて不快だった」といった話をよく耳にしますが、事前に確認できればそのような事態になることを防げます。
お客様の声が掲載されていれば、どんな対応をしてくれるのかもわかるので、透明性のある業者に依頼しましょう。
LAN配線工事はライフテックスにお任せ
年間施工件数3,000件を誇るライフテックスでは、LAN配線工事のご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応いたします。
LAN配線工事の費用は業者によって変動がありますが、ライフテックスは一般的な業者と比べて非常にお得に工事できます。一般的なLAN配線工事(1階から2階のLAN配線)とジャックの増設の費用相場総額は4〜6万円ですが、自社施工のライフテックスなら11,000円から工事可能です。
なぜこれほどまでにお得に工事がおこなえるのかというと、受付から工事完了までを自社で一貫しておこなうことで、仲介手数料といったマージンがかかりません。また、年間3,000件のLAN配線工事を請け負っているため、部材の大量仕入れをおこなっています。そのため、結果的に原価を抑えることができているのです。
費用をおさえて安心のLAN配線工事をしたいのであれば、ライフテックスがおすすめです。ご相談・お見積もりは無料で受け付けていますので、どのようなことでもぜひお気軽にご相談ください。
ライフテックスと一般的な他社との費用比較
以下は、1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用比較です。
このように、他社に負けない低価格で高品質なサービスを提供しています。
経験と技術で丁寧かつスピード対応
ライフテックスでは自社施工にこだわり、工事担当者は全員が有資格・施工のプロ。豊富な経験と高い技術力を活かして、プロならではのスピードと仕上がりで確実丁寧に対応します。
安心の長期保証付き
ライフテックスでは、技術力の高い自社スタッフが責任を持って施工しております。技術力に自信があるからこそ、施工完了後も安心の3年保証を行っています。
NURO光への乗り換えで地デジアンテナ工事が0円になるキャンペーンも
ライフテックスは、LAN工事やNUROの申し込みなど行っていますが、アンテナ工事専門業者でもあります。NURO光を契約する際にライフテックスをご利用いただき、テレビアンテナ工事も同時にお申し込みいただくと、アンテナ工事費用が0円になるキャンペーンを期間限定で実施中です。
以下のような方は、ぜひ当キャンペーンをご検討ください。
- テレビアンテナを使い始めて10年くらい経つ
- 新築に引っ越すので、テレビアンテナの設置とインターネット回線の契約が必要
- 利用中のインターネット回線が遅くて不満
キャンペーンの適用条件に関しては、各種諸条件がありますので詳細については0120-985-449までお問い合わせ下さい。
※キャンペーンは予告なく終了・変更する場合があります。実施状況やご不明点はお申込み時に担当のオペレーターまでご質問下さい。
まとめ
Catとは、LANケーブルの「カテゴリー」と呼ばれる規格のことです。
Cat5e・Cat6・Cat6Aの通信速度と伝送帯域の違いは以下の通りです。
規格 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
Cat6 | 1Gbps | 250MHz |
Cat6A | 10Gbps | 500MHz |
LANケーブルの規格を選ぶ際には、以下の基準で選べば問題ありません。
Cat6 | ・たまにインターネットをする、動画を見るという程度ならこれでも問題はない ・Cat6Aよりはややコストを抑えられる |
---|---|
Cat6A | ・オンラインゲームやWeb会議などで使用する場合は、Cat6Aがおすすめ ・家庭用の電子機器なら十分に速度が出て、通信規格の進歩にも備えられる |
また、LANケーブルは自分で設置しようとすると、専門知識や技術が必要なため失敗してしまう可能性が大いにあります。そのため、LANケーブル配線工事の専門業者に依頼するのがおすすめです。専門業者に依頼すれば、豊富な実績と知識から確実な工事を実施してくれます。
弊社ライフテックスでは、格安の8,000円からLAN配線工事をおこなっています。弊社は年間3,000件のLAN配線工事を請け負っており、部材を大量に仕入れて原価を抑えられているため、お客様にリーズナブルな価格でLAN配線工事をご提供しております。相談・見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Cat5e・Cat6・Cat6Aの違いは?
![]() |
「Cat〇〇」はLANケーブルの「カテゴリー」と呼ばれる規格のことで、数字が大きいほど通信速度や周波数が上がり、快適に通信ができるようになります。 Cat7やCat8などもありますが、一般家庭ではCat5e・Cat6・Cat6Aの規格がよく使われています。 LANケーブルの規格の選び方について詳しくはこちらからご覧ください。 |
戸建てでおすすめのLAN配線工事会社は?
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戸建てのLAN配線工事で一番のおすすめは「ライフテックス」です。なぜなら、事業歴10年以上の経験で年間3,000件の戸建てのLAN配線工事を請け負っているからです。HPに工事スタッフの顔やお客様の声が掲載されていて透明度も高く、信頼に厚い業者です。 |
有線LANは無線LANより圧倒的に速い!繋ぎ方や配線方法、費用を解説
インターネットの接続方法には、有線LANと無線LANがあります。
無線LANはインターネット回線を契約すれば、配線を気にせず電波の届く範囲なら利用できるため、無線LANのみを使用しているという人も多いのではないでしょうか。
一方、有線LANは無線LANよりも圧倒的に通信速度が速いため、せっかく光回線を契約しているのであれば、より速さを感じられる有線LANを使用するのがおすすめです。
しかし、なぜ有線LANが速いのか、どうして無線LANでは速度が出ないのかいまいちわからないという人もいるでしょう。
そこで今回は、有線LANと無線LANの速度の違いについて詳しく解説していきます。
また、有線LANを使用したくても、インターネットを接続したい部屋にLANコンセントが設置されておらず、無線LANしか利用できないという方は、年間施工件数3,000件を誇るライフテックスにご相談ください。経験豊富な自社スタッフが、受付からLAN配線工事完了まで責任をもって対応いたします。
また、ライフテックスでは新築戸建てへ引っ越しを予定されている方におすすめの「新築応援キャンペーン」も実施しております。インターネット・アンテナ・LAN・エアコンをまとめてお得にご依頼いただけるキャンペーンです。これから戸建てに引っ越す予定がある方や引っ越し直後の方はぜひご利用ください!
有線LANと無線LANでは、有線LANの方が圧倒的に速い
有線LANとは、インターネット接続したい機器とモデムをLANケーブルで繋ぐことで、無線LANとはケーブルを使用せずに電波でインターネット接続する方法、つまりWi-Fiです。
現在は一般家庭でも広く無線LANが使用されており、有線LANで接続することはないという人も多いのではないでしょうか。しかし、有線LANは通信速度が圧倒的に速いため、家でパソコンを使用したり、オンラインゲームやテレビで動画を楽しんだりするのであれば、それは非常に勿体ないのです。
以下は、NURO光を無線LAN・有線LANに接続した際の検証結果です。
bpsとは、1秒あたりに転送できるデータ数の単位で、数字が大きいほど通信速度が上がります。上記のように、有線LANで接続した場合、無線LAN接続時の16倍もの速度が出るという結果が出ました。自宅でパソコンを使用したり、テレビで動画を見たり、オンラインゲームをしたりする場合、読み込みが早く快適にインターネットを楽しめるということです。
では、なぜ無線LANは速度が落ちてしまうのでしょうか。それは、有線で直接接続する方が、通信ロスが少なくなるからです。有線LANの場合は、通信速度が速いだけでなく、安定性も高いため、通信が途切れるといったこともなくなります。
無線LANの場合、モデムがある部屋と別の階や部屋で利用しようとすると、障害物の影響で電波が悪くなることもありますが、有線LANは直接接続するため、そのようなこともありません。
規格が古いと有線でも速度が出ない場合も
有線LANには、「カテゴリー」と呼ばれる規格があり、選ぶ企画によって通信速度が異なります。
現在、主に一般家庭で使用される規格は以下の3種類です。
規格 | 最大通信速度 | 伝送帯域 |
---|---|---|
Cat5e | 1Gbps | 100MHz |
Cat6 | 10Gbps | 250MHz |
Cat6A | 10Gbps | 500MHz |
Cat7や8なども使用できますが、オーバースペックなため価格が高くなるだけであり、一般家庭で使用する意味はありません。
Cat5eのLANケーブルはやや値段が安めですが、速度が出にくいためあまりおすすめしません。
たまにインターネットを使う程度であればCat6、動画視聴やオンラインゲーム、Web会議などをする場合はCat6Aを選びましょう。
もし、現在配線している有線LANがCat5eの場合は、Cat6もしくはCat6Aへの引き直しをおすすめします。
LANケーブルの規格についてもっと詳しく知りたい方は、LANケーブルの規格や選び方について詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。
LANケーブルの規格に関しては、以下の記事で詳しく解説しています。

▶関連記事はこちら
有線LANと無線LANは使い分けが大切
有線LANは無線LANに比べ、速く安定した通信を行えることを解説しました。しかし、有線LANと無線LANはそもそも使い分けが大切であり、「どちらがいい」というものではありません。
具体的には、以下のように使い分けるのがおすすめです。
有線LAN | パソコン・テレビ・家庭用ゲーム機・テレビ向け映像出力デバイスなどの基本的に持ち歩いたり動かしたりしないもの |
---|---|
無線LAN | スマホ・タブレット・IoT家電など、さまざまな場所で使用するものや、Wi-Fiによって接続するもの |
では、これらの使い分けについて詳しく解説します。
パソコン・テレビ・家庭用ゲーム機などは有線LAN
有線LAN接続に向いているのは、パソコン・テレビ・家庭用ゲーム機などの本体にLANポートが付いているものです。パソコンは動画の再生・Web会議・オンラインゲームなどで使用する場合は、速度と安定した通信が重要になります。そのため、家でパソコンを使用する場合は有線LAN接続がおすすめです。
また、テレビや家庭用ゲーム機もオンラインに接続する場合は、有線接続した方がストレスなく使用できます。AppleTVやFire TV Stickなどのテレビ向け映像出力デバイスは、基本的に動画を見るためのものなので、有線接続することで快適に動画を再生させることができます。
スマホ・タブレット・IoT家電などはWi-Fi
対して、スマホやタブレットの場合はLANポートがなく、さまざまな場所で使用します。そのため、有線LANの接続には不向きなため、基本的には無線LANで使用します。また、IoT家電などはWi-Fiでスマホと接続設定するものも多く、無線LANの使用が適しています。
それでは動画の再生やWeb会議、オンラインゲームなどをおこなう場合はどうやって配線すれば良いのでしょうか。
有線LANの配線方法
有線LANを配線する場合、以下の方法があります。
- 壁の中の配管に配線
- 外壁に配線
- 室内に配線
これらの方法をそれぞれ具体的に見ていきましょう。
壁の中の配管に配線
もっとも一般的な方法です。建物を建てる段階で壁の中に張り巡らされた配管を使用します。ケーブルが露出しないため、見栄えがいいというメリットがあります。
外壁に配線
壁の中への配線が困難な場合、外壁に配線する方法があります。
外壁に配線をする場合は、窓枠を通せるLANケーブルを使用したり、屋外用の配管を設置してケーブルを通すなどして配線します。
室内に配線
室内の壁や床を這わせて配線する方法です。自分でも配線ができるのでケーブルや配線モールなどの購入費用のみで済み、コストが抑えられるというメリットがあります。
有線LANの配線は業者に任せた方がいい理由
有線LANの配線をしたい人の中には、「部屋の壁を這わせればお金かけずにできるのでは?」「壁の中の配管を通せばいいだけでしょ?」と思っている人もいるでしょう。
しかし、実際には想像しているよりも簡単なものではなく、技術・専門知識が必要です。LAN配線は長期にわたって使用するものなので、そのため、業者に任せた方が安心です。
では、業者に任せるべき理由について、より詳しく解説していきます。
専門知識や技術がいる
壁の中に設置されてある配管(CD管)を使用して配線をおこなう場合、LANケーブルを引っ張るための通線ワイヤーや十分な長さのLANケーブルが必要です。
最近では、YouTubeなどでやり方のレクチャー動画を見かけますが、そのようなやり方を参考にして失敗し、当社にご相談いただいた事例も少なくありません。
そうならないためにも、初めから業者に依頼するのが賢明です。
高所作業が危険
外壁を這わせる場合など、一階から二階に配線する際に高所作業が必要になります。高所作業は不慣れな人が行うと落下の危険性があるので、絶対にやめましょう。
また、工具を落下させて人に怪我をさせてしまう恐れもあります。高所作業は必ずプロに任せるようにしてください。
見栄えが悪くなる
室内の壁や床にLANケーブルを這わせるのは、非常に見栄えが悪くなります。
特になれていない人が綺麗に配線しようと思ってもうまくいかず、作業も非常に大変なので後悔するケースも多々あります。
床に配線を行うと、物を引っかけたりつまずいたりして断線する危険性もあるので、長くLANケーブルを使用したいのであればおすすめできません。
これらの理由から、LAN配線工事は自分でおこなうのではなく、プロの業者に依頼するのをおすすめします。
LAN配線工事の費用相場
有線でのインターネット環境を構築する場合、新築戸建の多くは各居室に空の配管が敷設してあるケースが多いため、あとからLANケーブルを配管の中に通線する必要があります。
配管を使用したLAN配線工事 | 10,000円~40,000円程度 |
---|---|
配管がない場合のLAN配線工事 | 30,000円~60,000円程度 |
配管を使用する場合は作業内容が限定されますので、電話やメールでの問い合わせである程度正確な金額を知ることが可能です。しかし配管が無い場合は作業内容が状況によって異なるため、現地調査後に金額が提示されます。
費用ついてもっと詳しく知りたい方は、LAN配線工事について詳しく紹介している以下の関連記事も参考にしてください。

▶関連記事はこちら
LAN配線工事を依頼する業者の選び方
LAN配線工事を業者に依頼する場合、以下のようなポイントをチェックして選びましょう。
- 施工件数が多く、経験豊富な工事担当がいる
- 受付の感じが良く、対応が親切丁寧
- 無料見積を行っている/見積もりを詳細に出してくれる
- HPに工事スタッフの顔を掲載している/お客様の声の充実など透明性があり、信頼できる
なぜこれらを確認する必要があるのかについて解説します。
施工件数が多く、経験豊富な工事担当がいる
LAN配線工事を依頼するのであれば、まず施工件数を確認しましょう。知識や経験に自信がある業者であれば、ホームページに年間施工件数や実績数を記載しているはずです。
また、施工件数が多いということはさまざまな状況で施工を行ってきたということ。つまり、最適な施工の提案もしてくれるはずです。
工事担当者がどのような施工を行っているかも確認できると、なお安心です。
受付の感じが良く、対応が親切丁寧
問い合わせや工事の相談をした際に、対応が丁寧な業者を選びましょう。
そのような業者はスタッフ教育が行き届いており、万が一トラブルが起こった場合も丁寧に対応してくれる可能性が高いからです。
反対に、問い合わせへの対応が雑な業者は、作業にくるスタッフの態度も良くない可能性が高くなります。何かあった場合に話を聞いてもらえないなど、トラブルに発展するケースもあるので、必ず問い合わせへの対応の良し悪しを見てください。
無料見積を行っている
無料見積もりを行っている業者かどうかも重要です。現地調査の結果、工事ができないのに費用が発生してしまっては、無駄にお金を支払うことになります。
また、見積もりの内容が細かく記載されているかも確認しましょう。合計金額しかわからないような見積もりは、業者の対応として非常に不親切です。
見積もりにすべて含まれていると思っていたのに、後から追加で請求されてしまったというケースもあります。
何にいくらかかるのかわからないような業者には頼まないようにしましょう。
HPに工事スタッフの顔を掲載している/お客様の声の充実など透明性があり、信頼できる
ホームページに工事担当者の顔が掲載されていれば、どのような人が実際に工事をしてくれるのかがわかるため、安心できます。
自宅で工事をしてもらう場合、「工事の人が威圧的だった」「清潔感がなくて不快だった」といった話をよく耳にしますが、事前に確認できればそのような事態になることを防げます。
お客様の声が掲載されていれば、どんな対応をしてくれるのかもわかるので、透明性のある業者に依頼しましょう。
LAN配線工事はライフテックスにお任せ
「自宅に有線LANを構築したい!」とお考えの方は、ライフテックスにお任せください。
年間施工件数3,000件を誇るライフテックスでは、ご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応。
そうすることで、代理店などの紹介料といった余計な費用が一切かからず、高品質のサービスを低価格でご提供できます。
また、ライフテックスでは新築戸建てへ引っ越しを予定されている方におすすめの「新築応援キャンペーン」も実施しております。
インターネット・アンテナ・LAN・エアコンをまとめてお得にご依頼いただけるキャンペーンです。これから戸建てに引っ越す予定がある方や引っ越し直後の方はぜひご利用ください!
ライフテックスと他社の費用比較
以下は、1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用比較です。
このように、他社に負けない低価格で高品質なサービスを提供しています。
経験と技術で丁寧かつスピード対応
ライフテックスでは自社施工にこだわり、工事担当者は全員が有資格・施工のプロ。豊富な経験と高い技術力を活かして、プロならではのスピードと仕上がりで確実丁寧に対応します。
安心の長期保証付き
ライフテックスでは、技術力の高い自社スタッフが責任を持って施工しております。技術力に自信があるからこそ、施工完了後も安心の3年保証を行っています。
ライフテックスのLAN工事実例
ライフテックスのLAN配線工事の実例を、パターンごとにいくつかご紹介します。
壁の中の配管に配線
壁の中の配管に配線①
・戸建住宅(築15年)
・Cat5eからCat6Aへの張り替え×5(端末処理:モジュラージャック・モジュラージャック)
・既存CD管通線
スピードが早い光回線に変えたとのことで、LANケーブルもCat5eからCat6Aへのバージョンアップをご依頼いただきました。
2階クローゼット
クローゼット内に設置されているコンセントプレート内部に各部屋へ通じているCD管がありました。
配線されているCat5eを撤去し、新たにCat6Aケーブルを配線しました。
1階洋室A
LANケーブルをアップグレードした際にはモジュラージャックもアップグレードする必要があります。
Cat6A規格のモジュラージャックに交換しました。
壁の中の配管に配線②
・戸建住宅(新築・2階建て)
・Cat6A新規配線工事×1(モジュラージャック・モジュラージャック)
・既存CD管通線
・2階クローゼット内マルチメディアポート経由
2階の書斎で仕事をするため、有線LAN工事をご依頼いただきました。
ONUは1階のリビングに設置されていましたが、配管が集合している場所は2階のクローゼット内マルチメディアポートであったため、こちらを経由した工事となりました。
1階リビング
ONU・ルーターが設置されているリビングです。コンセントプレートの内部には2階のマルチメディアポートへ通じるCD管があります。
CD管には光ケーブルとテレビ用の同軸ケーブルがすでに通線されていましたので、LANケーブルは狭いスキマを通線することになります。通線器具を使用して、他のケーブルを傷つけないよう慎重に通線作業をおこないました。
2階マルチメディアポート
家中の配管はこちらに集合しています。
黄色い矢印で示したCD管がそれぞれ1階リビングと2階書斎に繋がっています。
2階書斎
通線完了後、Cat6Aモジュラージャックを設置しました。
Cat6Aはこれから主流になっていく通信速度10Gbpsに対応していますので、長く使っていただくことができます。
壁の中の配管に配線③
・マンション(築18年)
・Cat6A新規配線工事×1(モジュラープラグ・モジュラージャック)
・既存CD管通線
リビングや主寝室はすでにLAN工事が完了していましたが、まだ有線LAN工事をおこなっていない子供部屋への有線LAN工事をご依頼いただきました。
お子様がオンライン家庭教師を始めるからです。
廊下棚上マルチメディアポート
インターネットや電話、テレビなど通信関係の機器が集合している場所です。
スイッチングハブも設置されているため、通線完了後、直接差し込めるようにモジュラープラグを取り付けました。
外壁に配線
外壁に配線①
・戸建住宅(新築・2階建て)
・Cat6A新規配線工事×2(モジュラープラグ・モジュラージャック)
・新設PF管通線
新築のタイミングで、通信が安定する有線LANの導入をご依頼いただきました。
しかし、建築段階で設置されている配管は、外から1階ダイニングへの引込み用CD管のみであったため、外壁に配管を作成してLAN工事をおこないました。
1階リビングと2階洋室へのLAN工事です。
1階ダイニング
ダイニングのコンセントプレートには外からの引込み用CD管があります。しかしこのコンセントプレートは外壁に面していないため、外壁に面した場所に貫通穴をあけ、配管を作成していきました。
赤い枠が新設したコンセントプレートです。
1階ダイニング外壁側
貫通穴があいた場所にはジャンクションボックスを取り付け防水処理を施しています。
ここから1階リビングと2階洋室にPF管を使用して配管を作成していきます。
ジャンクションボックス・PF管は屋外用の部材のため、太陽光や雨にも安心です。
2階洋室外壁側
2階洋室もダイニングと同様に穴あけ・防水処理をおこないました。
2階洋室
Cat6Aケーブルを通線後、モジュラージャックを設置しました。
1階リビングも同様に工事完了しました。
今後は動画やビデオ会議なども有線LANでストレスなく楽しめます。
外壁に配線②
・戸建住宅(新築・3階建て)
・Cat6A新規配線工事×1(端末処理:モジュラープラグ×モジュラージャック)
・新設PF管通線
仕事部屋の通信環境を整えたいとのご要望でした。
2階ダイニングの棚上にあるONUから、CD管が配管されていない1階洋室へのLAN工事です。
そのため、貫通穴を開けて、外壁に配管を作成する方法を提案しました。
2階ダイニングの棚上
既存のコンセントプレートが設置されている場所は外壁に面していないため、角をはさんだ場所から貫通穴をあけました。
通線完了後、コンセントプレートを新設し、モジュラープラグを取り付けました。
2階ダイニング外壁側
貫通穴を開けた箇所にはジャンクションボックスを取り付け、PF管を使用して1階洋室の外壁部へ配管していきます。できるだけ目立たないように水平垂直を意識して配管をおこないます。
1階洋室外壁側
2階ダイニングと同様にジャンクションボックスを取り付けました。
ボックスの周りには雨水の侵入を防ぐため、防水処理を施しています。
1階洋室
ワークデスクを置く位置に、コンセントプレートを新設してモジュラージャックを設置しました。
配線がかさばらないため、お部屋もスッキリします。
外壁に配線③
・戸建住宅(築3年・2階建て)
・Cat6A新規配線工事×1(モジュラープラグ・モジュラージャック)
・新設PF管通線
仕事で使っている2階洋室に届いているWi-Fiが弱いため、有線LAN工事をご依頼いただきました。
しかし2階洋室には配管がなかったため、外壁に配管を作成して通線するLAN工事をご提案しました。
2階外壁
部屋から外壁に向かって貫通穴をあけて配管を作成していきます。
穴あけをした場所にはジャンクションボックス、配管にはPF管を使用します。どちらも屋外での使用を前提とした部材のため、雨にも太陽光にも安心です。
1階外壁
ONUがある1階リビングと2階洋室はちょうど上下の位置関係です。PF管を窓枠に沿ってまっすぐ配管していきます。垂直・水平を意識することでキレイな配管に仕上がります。
1階リビング
ルーターに直接接続するため、LANケーブルの先端にモジュラージャックを取り付けました。
2階洋室
こちらの部屋にはコンセントプレートを新設しました。外壁に面した場所にコンセントプレートがなかったからです。
USENスピードテストでチェックしたところ、以前よりも通信速度が各段に早いことが確認できました。
室内に配線
室内に配線①
・戸建住宅(築25年・2階建て)
・Cat6新規配線工事×1(モジュラープラグ・モジュラージャック)
・既存CD管、エアコンダクト通線、室内配線
2階の寝室はWi-Fiが弱く、就寝前にスマホで動画を見ることができないため、有線LAN工事をご依頼いただきました。
1階居間から2階寝室へのLAN工事ですが、配管が希望の部屋にはなかったため、エアコンダクトからの引込みとなりました。
1階居間
リビングのコンセントプレート内部にはCD管が1本配管されていました。
しかし目的の2階寝室には通じていません。
CD管は外壁の防雨ボックスへ通じています。まずは防雨ボックスへLANケーブルを通線しました。
2階寝室
LANケーブルをエアコン用ダクトのスキマから室内に挿入しました。
2階寝室にWi-Fiルーターを設置すれば快適な動画視聴が可能です。
まとめ
本記事では、有線LANと無線LANの速度の違いについて解説しました。無線LANよりも有線LANの方が圧倒的に速さが出るため、以下のように使い分けるのがおすすめです。
有線LAN | パソコン・テレビ・家庭用ゲーム機・テレビ向け映像出力デバイスなどの基本的に持ち歩いたり動かしたりしないもの |
---|---|
無線LAN | スマホ・タブレット・IoT家電など、さまざまな場所で使用するものや、Wi-Fiによって接続するもの |
有線LANを配線する場合、以下の方法があります。
- 壁の中の配管に配線
- 外壁に配線
- 室内に配線
自分で配線することは可能ですが、配管や外壁への配線は専門知識が必要だったり、危険を伴ったりするので、業者に依頼すべきでしょう。また、室内に配線するのは見栄えが悪く非常に大変なのでおすすめできません。長く使用するものなので、業者に依頼して丁寧かつ正確に配線工事をしてもらいましょう。
「有線LANを利用して、快適なインターネット環境にしたい」とお考えの方は、ぜひ弊社ライフテックスにおまかせください。ライフテックスは年間施工件数3,000件を誇り、ご相談から施工完了まですべて経験豊富なスタッフが直接対応しています。
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有線LANに関するよくある質問
有線LANと無線LANではどちらの方が速いですか? 有線LANは直接LANケーブルで接続するため、通信が安定しています。対して無線LANは無線接続であり、通信が不安定で速度が落ちやすいため、有線LANの方が速度が出ます。 詳しくは「有線LANと無線LANでは、有線LANの方が圧倒的に速い」をご覧ください。 有線LANは自分で配線できますか? 有線LANの配線に資格などは必要ないため、自分で配線することも可能です。しかし、以下のような理由から、業者に依頼することをおすすめします。 詳しくは「有線LANの配線は業者に任せた方がいい理由」をご覧ください。
・壁の中への配線は専門知識が必要
・外壁への配線は高所作業が危険
・室内への配線は見栄えが悪く大変
LANケーブルは長期に渡って使用するものなので、業者に依頼してしっかりと配線してもらいましょう。
パケットロスは通信内容が正常に届かず消失すること!原因と今すぐできる改善法を解説
パケットロスとは、小分けにして送信した通信内容の一部もしくは全部が正常に届かず、消失してしまうことです。パケットロスが多いほど通信に時間がかかり、映像・音声の品質も低下します。
パケットロスの原因は多岐に渡りますが、Wi-Fiを使用し無線接続することはパケットロスの原因の一つです。無線接続は、障害の影響を受けやすいので、パケットが損傷してしまうことがあります。
無線接続によるパケットロスを改善するには、有線接続がもっともおすすめです。パケットロスを改善できるだけでなく、通信が速くなり安定するので快適にインターネットが利用できますよ。
インターネットを利用したい部屋にルーターやLANコンセントがなくて無線接続しかできないという方は、LAN配線工事を検討してみてはいかがでしょうか。
年間施工件数3,000件を誇るライフテックスでは、ご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応いたします。これにより、下請け業者への中間マージンといった余計な費用が一切かからず、高品質のサービスを低価格でご提供することができます。
ご相談やお見積もりは無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
パケットロスとは「パケットが正常に届かず消失する」こと
パケットロスとは、言葉のとおりパケットが通信先へと正常に届かず、消滅してしまうことです。
そもそもパケットとは、通信内容を分割したもののことで、パケットで送信することによって、複数人が同時に通信をしても誰かがネットワークを占領することがなくなり、正常な通信が可能になります。
では、パケットロスが多いと、どのようなことが起こるのか、パケットロスはどの程度に抑えるべきなのかについて解説します。
パケットロスが多いと起こること
パケットロスが多いと、データを再送しなくてはならないため、通信にかかる時間が長くなり、通信が遅いと感じる原因となります。
また、パケットロスが多いことで、映像・音声の品質も低下します。たとえば、オンライン会議中にパケットロスが多いと、画質が粗くなる・フリーズする・音声が途切れるといったことが起こるのです。
オンラインゲームであれば、操作にタイムラグが生じ、プレイに影響することもあります。
パケットロス率は何%以下が理想?
パケットロス率は、送信したパケットに対してどの程度の割合で通信先が受け取れなかったかを表します。
以下はパケットロス率の目安です。
パケットロス率 | 状態 |
---|---|
0% | パケットロスの影響をまったく受けず、もっとも理想的な状態 |
1~2% | あまりパケットロスの影響は受けないが、まれに遅延が発生することがある |
3%以上 | 通信に悪影響を与え、遅延や不具合が頻発する可能性がある |
パケットロス率は、0%に近い方が望ましいですが、1%以下であればとくに支障なくインターネットを使用できる可能性が高いです。
パケットロス率が3%以上の場合、0~2%以下を目安として改善しましょう。
パケットロスが発生しているか測定する方法
パケットロスを調べる方法は、PCとスマートフォン・タブレットで異なります。
それぞれの調べ方を見ていきましょう。
PCで測定する方法
Windowsのパソコンでパケットロスを測定する方法を紹介します。
- Windowsキーを押す
- 検索窓に「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開く
- コマンドプロンプトの画面で「ping -n 50」+(通信先のホスト名もしくはIPアドレス)を入力する(※「www. google.com」にアクセスした際のパケットロスを調べる場合は、「ping -n 50www. google.com」と入力)
- パケットロス率が表示される
上記画像では、「0%の消失」と出ているので、パケットロス率は0%ということです。
この方法はWindowsのパソコンの場合です。
Macを使用している場合はパソコン自体にパケットロス率を表示できるような機能はないので、App Storeから「スピードテスト」のようなパケットロス率が表示される通信速度測定アプリをダウンロードして測定しましょう。
スマートフォン・タブレットで測定する方法
スマートフォンやタブレットで調べる場合も、Macと同様に通信速度を調べる「スピードテスト」のような通信速度測定アプリでパケットロスも測定できます。
ほかにも無料で調べられるアプリが多いので、探してみてください。
パケットロスが多い場合に考えられる原因
パケットロスが多い場合に考えられる原因は、以下のとおりです。
では、これらの原因について解説します。
ネットワークの混雑
同時に多くのユーザーが通信をおこなったり、誰かが大容量の通信をおこなったりすると、ネットワークが混雑します。
ネットワークが混雑すると、ネットワーク機器の負荷が高まり、パケットロスが発生する、通信速度が落ちるといったことが起こります。
接続先のサーバーの問題
通信先のサーバーやネットワーク機器に障害が出ている場合、こちらからパケットを送信しても応答がないことで、パケットロスになります。
このような場合はこちらから改善できないため、復旧を待つしかありません。
Wi-FiルーターやLANケーブルが古い
いくら高速なインターネット回線を契約していても、Wi-FiルーターやLANケーブルが古く規格が合わなければ、パケットロスが発生します。それぞれの規格が回線に適しているか確認しましょう。
たとえば、最大1ギガのプランを契約しているならWi-Fiルーターは「Wi-Fi5以上」、LANケーブルは「Cat6以上」がおすすめです。
LANケーブルの規格に関しては、以下の関連記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

▶関連記事を読む
回線速度に対して送信するデータ量が大きすぎる
回線速度に対し、送信するデータ量が多すぎる場合も、パケットロスが発生する原因になります。データ量が多すぎることで、ルーターやサーバーのメモリ領域を超えてしまうと、処理待ちをしているパケットが破棄されてしまうからです。
無線接続している
移動範囲が限定されないことから、自宅でWi-Fiを使用しているという方は多いかと思いますが、実は無線接続していること自体がパケットロスの原因になります。
無線接続はONUやWi-Fiルーターなどから発せられる電波を受け取り、インターネットに接続するため、壁などの障害物の影響を受けやすく、それによりパケットが損傷してしまうからです。
つまり、いくら高速なインターネット回線を使用していても、無線接続していればパケットロスが起きる可能性があるということです。
パケットロスを改善する方法
パケットロスの原因について解説してきましたが、改善方法についても見てみましょう。
改善方法は以下のとおりです。
では、詳しく解説していきます。
ルーターや通信機器を再起動する
ルーターやONUなどのネットワーク機器は、長時間使用していると本体に熱がこもったり、一時的な不具合が起こったりする可能性があります。
また、パソコンやスマートフォンなどの通信機器も、長時間連続で使用するとメモリーの容量が圧迫されてしまうことがあります
長時間使用していているときは、ルーターや通信機器の再起動をしましょう。再起動により放熱効果や一時的な不具合が解消されたり、起動中のプロセスがリセットされたりすることにより、パケットロスの改善につながります。
ルーターや通信機器のソフトウェアをアップデートする
パソコンやスマートフォンなどの通信機器のOSのアップデートは、面倒に感じて古いバージョンのまま使用している方もいるかもしれません。そのような場合、OSの不具合が修正されずにパケットロスの原因になる可能性があります。
また、ルーターやONUなどのネットワーク機器にも、動作を制御するためのファームウェアが内蔵されているため、そのバージョンが古い場合も同様にパケットロスの原因になることがあります。
パケットロスを防ぐため、通信機器のOSやネットワーク機器のファームウェアが最新版であるか確認し、最新版でない場合はアップデートしましょう。
バックグラウンドで起動しているアプリやソフトなどを閉じる
バックグラウンドでアプリやソフトを開いていると、ネットワークが混雑したり、PCの動作に負荷をかけたりします。そのため、可能な限りバックグラウンドで立ち上がっているアプリやソフトは閉じましょう。
動画や音声を再生しているブラウザタブを開いている場合も、ネットワークが混雑する原因になるため、閉じてください。すぐに使用しないものはできる限り終了させましょう。
不要なデータやキャッシュを削除する
メモリやハードディスクの空きが少なくなると、データのアクセスに時間がかかることでパケットロスが発生しやすくなる可能性があります。
また、ブラウザにキャッシュが溜まっていることで、メモリを圧迫して処理速度が低下するケースもあります。
そのため、定期的に不要なファイル・データ・ブラウザのキャッシュは削除するようにしましょう。
回線に合う規格のWi-Fiルーター・LANケーブルを使用する
契約しているインターネット回線の最大通信速度を確認し、同時に現在使用しているWi-Fiルーター・LANケーブルの規格もチェックしましょう。
もしWi-FiルーターやLANケーブルの規格が合っていないのであれば、適切なものに交換してください。
Wi-Fiルーターを選ぶ際には、規格以外にマンション向けや戸建て向け、最大接続台数なども確認して選びましょう。
\LAN配線のお困りごとはライフテックスへご相談ください!/
混雑しにくい光回線に乗り換える
時間帯によってパケットロスが増えるのであれば、混雑しにくい光回線に乗り換えましょう。
たとえば、現在フレッツ光や光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光・とくとくBB光など)を使用している場合、これらは同じ回線を利用しているため、混雑しやすいという特徴があります。
対して、NURO光やauひかりはそれぞれ独自の回線を利用しているため、フレッツ光や光コラボ回線よりも混雑しにくいです。また、1ギガや2ギガなどのプランから、10ギガといった超高速プランに変更した場合も、混雑しにくくパケットロスを改善できる可能性がありますよ。
NURO光は独自の回線を利用し速度が速いだけでなく、月額料金が2ギガで5,200円と、他社光回線の1ギガの料金より安いことが特徴です。通信速度と料金のバランスがよいと言えるため、光回線の乗り換えにおすすめします。
\光回線の乗り換えは公式サイトがお得/
有線接続する
無線接続は通信速度を低下させるだけでなく、パケットロスが発生する原因にもなります。そのため、PCやゲーム機などで快適にインターネットを使用したいなら、可能な限り有線接続しましょう。
ただし、Wi-Fiルーターなどから離れた場所や部屋に有線接続する場合、LAN配線工事が必要です。一度配線してしまえば長期的に快適なインターネット環境を整えられるので、検討してみましょう。
有線接続に関しては、以下の関連記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

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また、LAN配線工事の費用や施工事例は、以下の関連記事で詳しく解説していますので、こちらも併せてご覧ください。

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パケットロスを改善して快適なインターネット環境を整えたいなら有線接続がおすすめ
パケットロスを改善したいなら、Wi-Fi接続よりも有線接続をおすすめします。有線で直接接続すると通信ロスが少なくなり、パケットロスも減るからです。
無線LANの場合、ONUやルーターがある部屋と別の階や部屋で利用しようとすると、壁などの障害物の影響で電波が悪くなることもあります。しかし、有線LANは直接接続するため、そのようなこともありません。
快適なインターネット環境を構築したいのであれば、LAN配線工事をおこない、各部屋で快適にインターネットが利用できる環境を整えましょう。
有線接続をするならLAN配線工事を依頼しよう
有線接続をする場合、Wi-Fiルーターとインターネット接続する機器をLANケーブルで繋げなければなりません。
LAN配線工事を依頼すると、壁の中や外壁などにLANケーブルを配線できるため、ケーブルが絡まったり散乱したりすることなく、各部屋で有線接続できます。
自分で配線しようとすると、ケーブルが目立って部屋の見栄えが悪くなり、足にひっかけて断線させてしまうなどのリスクがあります。
弊社がご相談いただいた中には、壁の中を通そうとした際にケーブルが動かなくなり自分ではどうにもできなくなった…といったケースも多々ありました。
そのため、LAN配線工事は業者に依頼した方が、確実かつ安心です。
LAN配線工事はライフテックスにおまかせください
年間施工件数3,000件を誇るライフテックスでは、ご相談受付から施工完了まで、すべて経験豊富な自社スタッフが直接対応いたします。
そうすることで、代理店への紹介料といった余計な費用が一切かからず、高品質のサービスを低価格でご提供することができますよ。
ライフテックスと他社の費用比較
以下は、1階から2階へ1か所LAN配線工事をした場合の費用比較です。
このように、他社に負けない低価格で高品質なサービスを提供しています。
経験と技術で丁寧かつスピード対応
ライフテックスでは自社施工にこだわり、工事担当者は全員が有資格・施工のプロ。豊富な経験と高い技術力を活かして、プロならではのスピードと仕上がりで確実・丁寧に対応します。
安心の長期保証付き
ライフテックスでは、技術力の高い自社スタッフが責任を持って施工しております。技術力に自信があるからこそ、施工完了後も安心の3年保証をおこなっています。
LAN配線工事をしてパケットロスを改善しよう
本記事では、パケットロスについて詳しく解説してきました。最後にまとめをご覧ください。
- パケットが通信先へと正常に届かず、消滅してしまうこと
【パケットロス率の目安】
パケットロス率 | 状態 |
---|---|
0% | パケットロスの影響をまったく受けず、もっとも理想的な状態 |
1~2% | あまりパケットロスの影響は受けないが、まれに遅延が発生することがある |
3%以上 | 通信に悪影響を与え、遅延や不具合が頻発する可能性がある |
パケットロスの改善を含め、快適なインターネット環境を整えたいなら有線接続がおすすめです。部屋にルーターやLANコンセントがない場合はLAN配線工事をおこないましょう。
自分でLAN配線をしようとすると、見栄えが悪くなったり、引っかかって自分ではどうにもならなくなり結局業者に依頼しなければならなくなったりと失敗のリスクが高いです。
LAN配線工事は、専門業者へ依頼し高品質な施工をしてもらいましょう。